「厄年だから今年は何をしてもうまくいかないと思う…」
厄年が怖くて、何をしてもうまくいかないのではないかと不安に思っている方もいるでしょう。
しかし、厄年はそんなに怖いものではないんです。
この記事ではまず、厄年とは何かの基礎知識や厄年に行うべきことを3つ紹介しています。
2023年に厄年の人は誰?厄年の基礎知識
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厄年とはそもそも何なんでしょうか?
「今年は厄年だから最悪のことが起こるかも」と恐れている人もいるかもしれませんね。
1.2023年に厄年の人
2.厄年は良い人生のために注意を払うべき時期のこと
3.厄年=何をしてもうまくいかない時期ではない
しかし、厄年は悪いことが起きる時期というわけではありません。
厄年の基本知識について、より詳しく理解すれば、厄年に振り回されることなく1年を送れるはずです。
ここからは、厄年の基本知識について解説します。
2023年に厄年の人
まず厄年とは、男女で違います。
男性は数え年で25歳、42歳、61歳。
女性は数え年で19歳、33歳、37歳、61歳になる年のことです。
この年を「本厄」として、その前後が「前厄」「後厄」となるため、厳密には3年間は厄年となります。
そのため、2023年に厄年の人は、以下の年度生まれの方となります。
男性 | 前厄 | 本厄 | 後厄 |
---|---|---|---|
25歳 | 平成12年生まれ | 平成11年生まれ | 平成10年生まれ |
42歳 | 昭和58年生まれ | 昭和57年生まれ | 昭和56年生まれ |
61歳 | 昭和39年生まれ | 昭和38年生まれ | 昭和37年生まれ |
女性 | 前厄 | 本厄 | 後厄 |
---|---|---|---|
19歳 | 平成18年生まれ | 平成17年生まれ | 平成16年生まれ |
33歳 | 平成4年生まれ | 平成3年生まれ | 平成2年生まれ |
37歳 | 昭和63年生まれ | 昭和62年生まれ | 昭和61年生まれ |
61歳 | 昭和39年生まれ | 昭和38年生まれ | 昭和37年生まれ |
上記の厄年早見表に当てはまる方は、前厄・本厄・後厄のいずれかに当てはまりますので、厄除けなどに行くと良いでしょう。
厄年は良い人生のために注意を払うべき時期のこと
厄年は旅行や転職など、大きな決断や人生の転機になる行動はしない方が良いと言われています。
しかし、それは古い考え方で、今は「人生の転換期をよく過ごすために、注意しながら過ごしましょう」というように変わっています。
厄年に当てはまる時期を見てもらうとわかると思いますが、人生や体調に変化が訪れる年が当てはまっていますよね。
つまり、生活の変化や体の変化で体調を崩したり、疲れやすくなる時期なので、気をつけて過ごすようにという先人からのアドバイスと捉えてください。
厄年=何をしてもうまくいかない時期ではない
誤解しないでいただきたいのが、厄年は何をやってもうまくいかない時期ではありません。
転居や転職、旅行などをしても構いません。ただし、年齢的に体調に変化が生じやすい時期なので、無理は禁物です。
「少しゆっくりしたいな」と感じているのに、無理に環境を大きく変えると、環境の変化で体調を崩すことがあるでしょう。
厄年は「今の自分に必要なこと」を見極めて、無理のないように過ごすことが大事です。
厄年だからといって、何もかもしてはいけない!と捉えて、ネガティブになるのは禁物なのでよく覚えておきましょう。
厄年にすべきこととは?
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厄年にすべきことは以下の3つです。
1.厄払い
2.食事を会を開く
3.健康面のケア
厄年を気にしてネガティブになってしまう方や、不安な方は以上の3つの方法を実践してみてください。
厄払い
厄年にすべきことは厄払いです。
近くの神社やお寺で受けることができます。
ちなみにお寺の厄払いの年齢は、神道と違って実年齢で計算するため、お寺に厄払いに行く方は年齢を確認してから行くと良いでしょう。
厄払いは5,000円程度から受けることができ、名前や住所を書いて、神様に1年の厄をから守ってもらえるようにお祈りする儀式です。
厄年を気にしている方は、厄払いをして、精神的にも「大丈夫」という自信をつけましょう。
食事を会を開く
厄年にすべきことは食事会です。
友人や親族などを招いて食事会を開くことで、少しずつあなたの「厄」を持ち帰っていただく、という考え方が日本にはあります。
他人に厄を押し付けるようで気が引けるかもしれませんが、皆でシェアすれば一人一人の厄は軽く済みます。
また、親しい人と会うことで気持ちも明るくなるので、前向きな心境になる効果もあるでしょう。
健康面のケア
厄年は心身の変化が起こりやすい時期です。
特に女性は30代でホルモンバランスが大きく崩れたり、子供を持つなど家庭での変化が起こりやすく、体調に影響が出やすくなります。
健康に気をつけるようにして、食事のバランスなども意識して過ごしましょう。
また、定期的な健康診断を受けるようにするなど、あなたの体のセルフチェックも忘れないでくださいね。
まとめ
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厄年は恐れるべきものではなく、あなたの人生をよりよく過ごすために、気をつけて過ごす時期です。
決して厄年だからとネガティブになることはありません。
厄年が怖い、不安という方は、厄払いをおすすめします。
精神的に「神様に守られている」と感じられれば、安心して厄年も過ごせるはずです。
その他食事会や健康面のケアも忘れずに、健やかに厄年を送ってくださいね。