「あなたは今幸せですか」と聞かれて、「はい!」と気持ちよく二つ返事できる方は、いったいどれくらいいるのでしょうか。
幸せの概念から考えていくと、ほとんどの人類が幸せだともいえますし、そうでないとも両方に受け取ることができます。
幸せをつかみやすいという方は、単純にいうと、自分がどうありたいかを把握していて、それを実行できている、その一連の流れが上手な方ではないでしょうか。
本来、人間は平等にその資格が与えられていると思います。
「幸せ」をつかむ方法は、誰にでもできることであるはずなのです。
今回は、その方法を紐解いていくことにしましょう。
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1 自分自身をよく知る
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感受性の違いも人それぞれにありますが、同様のことが起こっていても、ある人は幸せと感じ、ある人は何も感じない…ということは多々あると思います。
そこで、自分はいったいどんなときに幸せを感じているのか?に、気づくことが大切です。
つまりは、自分自身についてよく知ることが必須。
「こうなれたらうれしい」「こういうときはすでに幸せ」…など、自分の幸せの基準とは何なのか、どうなれたら幸せなのかを具体的に知ることは基本中の基本です。
しかし現代では、自分を知ることができていない方も多く、その基本までもいっていない方もいるでしょう。
自分を知るためには、しっかりと自分と向き合うことが大切です。
また、本を読んだり映画を見たり、少しずつ感受性を高めると、そういった感覚が研ぎ澄まされていくでしょう。
2 幸せな自分のイメージを口に出す
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自分のことをよく理解できているのなら、次はこうなりたい自分、幸せな自分のイメージを頭に浮かべてみます。
具体的にこうあればということがあるのなら、どんどん口に出して、具現化していきましょう。
たとえば、絵を描いている自分が幸せであり、そののち個展を開いているのが夢であれば、そのイメージをガンガン口に出してイメージを強固にしていくのです。
自分の内側にだけ思いを留めておくよりも、口に出してアウトプットした方が、夢は現実化しやすい。
つまり口に出したことは叶いやすいという状況になるのです。
これはスピリチュアル的なお話になりますが、一人一人に守護天使のような、守ってくれる存在が居るとして、その存在に対しては、口に出して伝える方がいいといいます。
言葉にして伝えてくれないと、動きたくても動けないというような。
これは守護天使だけではなく、自分自身への意識づけになることからきているかもしれません。
イメージだけでも通ずる部分があるかもしれませんが、はっきりと意識してイメージを口にする、ぜひ心がけてみましょう。
3 人に対して優しく、まわりの環境に感謝
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若いころは、尖っているような面もあって、なかなか素直にまわりに対して感謝の言葉をかけられなかったり、感謝の心さへも感じたことがない時期を過ごすこともあるかもしれません。
しかし、大人になれば多くの方が、自分が今生きていられるのは、両親がいてくれたからであり、衣食住があるおかげであるということを、感じずにはいられないようなことを経験していくでしょう。
結局のところ、人間はそれだけ恵まれているということに、気づかなくなってきているのが現代の問題点かもしれません。
大きな夢や希望をいだくのは幸せですが、そうでなくても、どちらであっても変わらず幸せであるということなのです。
でも、そうでない環境の方もいるのは事実なので、全ての人がというわけではありません。
人に対して優しくすると、巡り巡って優しさが自分にかえってきます。
自分が他人や環境に発した優しさは、つまりは自分に対して優しくしているのと同じということになります。
積極的にどんどん、人やまわりに優しい気持ちで感謝してみましょう。
4 感情の切り替えが上手になるように練習する
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この項目課題は一番難しいかもしれませんが、人は嫌な出来事があったとき、その感情をどう受け取ったかによって、その後の運命が変わっていきますね。
やはり、明るくポジティブである方は、ネガティブに受け取らないか、あるいは、ネガティブな感情を引きずらないのが得意なのです。
生まれつき明るい環境で育てられたような方以外は、自分で少しずつ練習していきましょう。
ネガティブな感情をいつまでも自分が持っている期間が長ければ長いほど、運気は低迷していくのだと意識しましょう。
嫌な出来事があることは、むしろそこから何かを学べるチャンスにもなります。
自分なりにその段階までいけるようになったらしめたもの。
後は、感情の切り替えスイッチで良い方向に捉えられるようにしてくださいね。
それには経験がたくさん必要になる方もいるかもしれませんが、習得できたら一生ものです。
まとめ
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「幸せ」をつかむための方法を4つお伝えしましたが、いかがでしたか?
人間の本来もっている性質を生かすことができれば、幸せを感じるのは簡単なのことなのかもしれませんね。
自分をよく知り、イメージを強固にして口に出し、人やまわりに優しく感謝して、感情の切り替えがうまければ、人生の波乗りは相当うまいほうなのでは。
そこまでいく過程も、また楽しいと感じられるようになれると幸いです。
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