「猫」は不思議な存在だと思いませんか?
人間と関わりが深いのに、無視するかのような「振る舞い」です。
しかし、こちらに無関心ではありません。
ときどき甘えてくるのが「かわいらしい」存在ですね。
「猫」にあまり触れたことがない人は、一度しっかりと観察してはいかがでしょうか?
「不思議な行動」を目にすることになりますよ。
それは、「何もない場所」を凝視する行動。
何かあるのだろうか?
一点を見つめて固まっているかと思えば急に走り出す、など……。
「不思議な行動」に関する情報を挙げるならば、「枚挙にいとま」がありません。
今回は「猫」にスポットを当ててみましょう。
「猫好き」にはたまらない特集かもしれませんね。
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猫とスピリチュアルについて
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「猫」と「スピリチュアル」に関係性を感じることはできますか?
唐突な質問で申し訳ございません。
じつは、「猫を飼ったことがある人」のほとんどが、感じてきたことです。
一方、「猫」をよく知らない人。
「猫の神秘性」を「嫌悪感」とすり替えていませんか?
猫に対しての考えかたを改めましょう。
霊的を表すことばである「スピリチュアル」。
「猫」との関係性を想像してください。
「神秘的なパワー」に気が付くはず。
この点について、掘り下げた解説を続けましょう。
猫がもつ神秘的なパワー
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「猫」は古来より「神秘的」なパワーをもっていると考えられました。
特に、古代エジプト文明においては、早くから「猫」が家畜化されてきたのです。
「古代エジプトとは、いつごろの話でしょうか?」
質問が寄せられました。
答は紀元前4000年頃です。
気の遠くなるほどの昔ですね。
なぜ、これだけ昔から古代エジプトで家畜化されたのでしょうか?
あまりにも昔すぎるので確証はありませんが、一説によると「害獣の駆除」を目的に飼われたのです。
当初は「害獣の駆除」が目的であった「猫」も時代の変遷により「立場の変化」が見られます。
紀元前2000年頃には「猫の崇拝主義」が生まれました。
古代エジプト文明が残した「レリーフ」などの遺物には、たびたび「猫」が登場します。
もちろん、こうした「崇拝主義」の対象には、「猫」以外に「鳥」や「昆虫」もなりました。
しかし、「猫」の「崇拝主義」は高まりをみせ、紀元前1500年頃には「神の使い」として崇められた(あがめられた)のです。
古代のエジプト人は「猫」が神秘性を有していることに敬意を表していたのでしょう。
また、「猫」にすがりたい「パワー」として、「多産」や「安産」があります。
子孫の繁栄は古代エジプト人にとって重要な課題でした。
そのため、大切にしていた「猫」が死んでしまったら、高貴な人と同様に「ミイラ」へ加工したようです。
「ミイラ」へ加工する意味は形を残すこと。
古代エジプト人の死生観によれば、高貴なものは「死」から「復活」があり得るとされました。
形を残しておけば、楽に「復活」できると考えたのではないでしょうか?
少し話が横道にそれましたが、それだけ「猫」を大切に考えていたのですね。
「邪悪な存在」が近づけないパワー。
古代のエジプト人は、「猫」に対して「神秘的なパワー」を強く感じていたのです。
猫に見えているもの
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昔から、「猫」には特別なものが見えていると考えられました。
それは「霊的なもの」です。
人間であれば、「守護霊」や「オーラ」とよばれているもの。
これらを私たちが見ることはできません。
「スピリチュアル的」な能力の高い人ならば見えるかもしれないのですが、一般的には見えませんよね。
しかし、「猫」にはこれらが見えるというのです。
にわかに信じがたいのも無理はありません。
しかし、「何もない」一点を見つめ続けるような仕草(しぐさ)を考えれば、合点(がてん)がいきませんか?
「猫」は「あなた」の気持ちを読み取っています。
本当に「好き」という気持ちをもって近づかなければ、「猫」は逃げてしまうもの。
「猫」に癒されたいと考えるならば、「愛情」をもって接してくださいね。
猫が人間に与えてくれる贈り物
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忙しい毎日を送っていると、精神的な疲れが蓄積してしまいます。
こうした疲れが蓄積すると、「睡眠」だけでは十分な効果を得られません。
「いったい、どうしたらいいの?」
効果的な方法を知りたいですよね。
オススメは「ペット」による「ヒーリング」です。
「猫」は「体調が低下している人」や「精神的に弱っている人」を見抜く能力に長けて(たけて)います。
普段は「知らんふり」をしている「猫」も、そのような人を見かけると素通りしません。
かならず寄り添ってくるはずです。
また「邪気」をはねのける効果をもたらします。
まさに「動く結界」ですね。
まとめ
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「猫」に対する見方が変わったでしょうか?
日本では「招き猫」ともよばれて、商売繁盛の「縁起物」とされてきました。
大事にすれば、「金運のアップ」を期待できるかも?
「猫」は「害獣の駆除」だけでなく、「邪気」の侵入も食い止めてくれるのです。
もっと地位がアップしてもよいと思いませんか?