感情が押し寄せてきて、涙が止まらない…そんな時ってありますよね?
特に自分の意見を言おうとしたときや、怒っている時などに涙があふれてくる場合は今すぐに止めたい場面です。でも、そんな時に限って涙が止まらない。
そこで、今回は感情が高ぶった時に涙をコントロールする方法を紹介します。
人前で泣いてしまう、涙が出るポイントが自分でも分からない…。といった悩みを解決しましょう。
どんな場面で涙が止まらなくなるのか?
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感情が高まった時に勝手に流れてしまう涙。
できれば止めたいですよね。
小学生なら、喧嘩して泣くのは可愛いですが、大人だったらそうはいきません。
まずは、どういったシーンで涙が止まらなくなってしまうのか?を、おさらいしましょう。
具体的には、以下のポイントがあります。
●本音を伝える時
●怒っている時
●感情に触れた時
本音を伝える時
相手に何かを伝えたい時、意見が白熱した時に涙が出るケースがあります。
言いたいことが溢れすぎて、言葉に出来ず「どうして伝わらないんだろう?」と混乱している状態。
つまり、普段抑えている感情がバーと溢れて制御できないのが原因です。
怒っている時
怒っている時は、一番泣きたくない場面ですよね。
原因は、興奮した感情を涙で中和しようとしているから。
実は、涙にはリラックス効果が期待できます。
失恋したときに思いっきり泣いたらスッキリした…なんてケースは、これに当てはまります。
感情に触れた時
涙が出る場面は、何もマイナスなことばかりではありません。
例えば、美しい景色を見た時や絵画に触れる。
感動できる映画を見た時も当てはまります。
心が震える、浄化された気になるなど…いい意味で涙が出るケースもありますよ。
感情が高ぶる瞬間を見極める
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気持ちが高ぶって涙が出る理由は、感情が制御不能になっているからです。
キャパシティーを超えて、これ以上「何も刺激を受けたくない」と防衛本能が働いている証拠。
涙を流すことによって、頭をスッキリと切り替える役割もあります。
なので、無理矢理に涙を止めるよりも、どうして涙が出るまで限界なのかを考えた方が賢い選択です。
●自分が我慢ならないポイントを見つける
●怒りの点数をつける
●心と体が限界を迎えている場合もある
自分が我慢ならないポイントを見つける
人が怒るときは、「自分の我慢できない点」を刺激された場合におきます。
自分の怒りポイントを把握することは、すごく大切。
事前に怒りポイントが分かっていれば、冷静になれるチャンスも増えます。
さらに、自分が不快になりそうな状況を避けられるので、怒ること自体が少なくなります。
怒りの点数をつける
感情が高まると、ついつい怒ってしまいますよね?
その、怒りに点数をつけることで、客観的に分析が可能。
自分がどんな出来事に対して怒るのか、また度合いも知ることができます。
試しに、イラっとした瞬間から激怒した瞬間までを点数化してみてくだい。
自分がどんなシチュエーションで怒ってしまうのか、が明白になりますよ。
心と体が限界を迎えている場合もある
何も感じていないのに涙が出る…
そんな場合は、心と体からのSOSサインかもしれません。
気になるなら、誰かに話を聞いてもらう、専門家に相談といった選択肢もアリです。
一番、気を配らなければいけないのが「どうして涙が出るんだろう?」と永遠に悩んでしまうことです。
この、答えの見えない悩みが想像以上に心を消費します。
医師に相談して、想像力が豊かなだけという診断結果が出るかもしれません。
悩みに対して、何らかのアクションをする。これが大切です。
気持ちに余裕を持つためにすること
感情が高ぶっている時は、気持ちに余裕がない場合がほとんど。
涙が出ないようにするには、余裕を持つことが重要です。
そのために必要な心掛けを紹介しますね。
●見栄を張らない
●何事もほどほどに
見栄を張らない
自分をよく見せたいと思って、必要以上に見栄を張ってしまう場面ってありますよね?
でも、自分の実力以上のパフォーマンスをするのって、実はかなり大変な作業。
そもそも、最初から設定が間違っているので、頑張って努力しても理想に追い付かない…なんて結末に。
そうならないために、自分のレベルにあった自分のペースを心がけましょう。
何事もほどほどに
「ここまで出来て当然」このように考えている人は、自分に対する怒りでいっぱいです。
何事も百点満点であればいいですが、時には出来が悪い時だってあります。
そんな時でも、まぁいいか。頑張った。と自分を褒めてあげましょう。
まとめ
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感情が高ぶって、涙が出る理由は「本音を伝える時」「怒っている時」「感情に触れた時」の3つがありました。
どれも受け入れられる以上の、感情を刺激された場合に置きます。
こうならないために、どんな場面で自分の感情を動かされるのか?を知ることが重要でしたね。
そのために2つの方法があることをお伝えしました。
また、「見栄を張る」「物事を限界まで頑張ってしまう」ことが怒りの発端になる場合がほとんど。
なので、自分の怒りポイントに点数をつけて客観的に分析する重要性をお教えしました。
感情が高ぶってしまって、人前で泣いてしまうのは「恥ずかしい」「みっともない」と感じるかもしれません。
しかし、感情が動いて涙することは何も悪いことではありませんよ。
体が心が、「これ以上は耐えられない!」といったサインを送ってくれる証拠だからです。
以上、感情が高ぶった時にどうして涙が出る?といった理由や対処法をお伝えしました。