陰陽五行説をわかりやすく解説!家の風水のための基礎用語

陰陽五行説をわかりやすく解説!家の風水のための基礎用語

風水で家を整えるにあたり、まず知ってほしいのは、「家の八方」「陰陽五行説」です。

家の八方についてはすでに記事がありますので、コチラをご覧ください。

さて、今回は風水のベースとなる思想「陰陽五行説」とは何かをまとめました。

風水を知るうえで必ず必要となる思想ですので、ぜひ参考にしてください。

陰陽五行説とは

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出典:photoAC

陰陽五行説とは、「陰陽説」と「五行説」の総称です。

陰陽説とは何か、五行説とは何か。

それぞれ解説していきましょう。

陰陽説

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陰陽説とは、あらゆる物事は「陰」と「陽」それぞれの側面を持つ、とする思想です。

風水ではよく「太極図」と呼ばれる白と黒の勾玉を合わせたような図を見ることがありますが、この図は陰と陽のバランスが取れている様子を表しています。

太極図からわかるように、陰と陽、どちらかがより良いとか、優れているということではありません。

バランスが取れ、調和している状態こそが望ましく、どちらもあるからこそこの世界は成り立っています。

たとえるとそれは、男女のどちらかが優れているのではなく、両方がいることで子孫繁栄や発展に繋がることや、太陽と月のどちらかがより良いのではなく、両方があることで昼と夜のある平穏な日々が続いていくようなものです。

陰陽説と家の風水

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では、陰陽説はどのように家の風水と関わるのでしょうか。

たとえばですが、部屋や方角に陽の気が不足している場所は、照明を明るくするとか、暖色系のインテリアを取り入れるといった風水術が必要になります。

逆に、陰の気を必要とすることもあります。

次に紹介する五行説で、お金は「金」の気を持ちますが、金は火によって溶けてしまうため、直射日光の当たる場所を嫌います。

このように、モノの持つ性質によって置き場所を変えるだけで、場やモノの気が良くなっていき、開運に導いていくことができるのです。

五行説

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次に五行説ですが、こちらは、あらゆる物事は「木(もく)」「火(か)」「土(ど)」「金(ごん)」「水(すい)」の5つのエレメントに分けられるという思想です。

え、陰陽の2つに分けるんじゃなかったの?と思うかもしれませんが、「陰の火」と「陽の火」というように、それぞれが陰と陽の両面を内包していると考えればしっくりきます。

まずはそれぞれのエレメントが持つ意味やキーワードを少し挙げてみましょう。

木……成長や自由を表す。木、紙、細長いもの、緑色など
火……燃えさかる様子や勢いのあるものを表す。火、プラスチック、尖ったもの、赤色など
土……育てることと朽ちていくことを表す。土、陶器、平らなもの、茶色など
金……結実や堅実さを表す。金属、宝石、丸いもの、白色など
水……流れや変化を表す。水、液体、形のないもの、青色など

さて、この5つのエレメントは、「相生」「相克」「逆生」という関係性を持っています。

陰と陽は2つでしたので、表と裏のような関係性でしたが、要素が5つになると、助け合う関係もあれば、破壊しあう関係も起こりえます。

その関係性について、もう少し見ていきましょう。

相生

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生かしあい、強めあう関係を相生と言います。

木をこすると火が起き、火の燃えつきたあとには灰(土)ができる。

このように、木→火→土→金→水→木……という関係性は、物事を生み出す関係を持っています。

与えることで発展に向かう関係性のため、積極的に取り入れることが多いのが相生です。

相克

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打ち消しあい、弱めあう関係を相克と言います。

水が火を消し、火が金属を溶かし、刃物が木を切り倒し、木が土から養分を吸いあげ、土が水を吸収する。

不幸を呼び寄せてしまう凶事を弱めるために取り入れることもありますが、相克の関係を生み出さないことが気の循環を良くすることも多くあります。

逆生

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相生を裏返しにした関係を逆生と言います。

火が木を燃やし、土が火を消し、水が金属を錆びつかせる。

これは一見、良くないことのように見えますが、気が過剰に満ちている場合などに、そのエネルギーを適度に弱めることができるという利点もあります。

プラスとマイナス、陰と陽の調整という陰陽説の思想が、五行説の中にも根付いていることがわかります。

五行説と家の風水

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風水では方角をとても大切にしていますが、北は水の気を持ち、南は火の気を持つというふうに、方角も五行に振り分けられます。

この時、水の気を持つ北の部屋が、相克の関係にある火の性質を持つ素材や柄、色であふれていると、どうなってしまうでしょうか。

その部屋の気を生かすことができず、不調和を来してしまいますよね。

五行説を知っておくことは、風水で場の持つ気を最大限に生かすためのポイントになります。

まとめ

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風水で家を整えるうえで知っておくべき「陰陽五行説」についてまとめました。

あらゆるものは陰陽と五行に分けることができる。

この2つの思想を知り、それぞれの持つ強みや弱みを生かせば、様々な場面に応用することも可能でしょう。

次はいよいよ、八方と陰陽五行説を合わせ、家を整えていく風水の実践的な内容になっていきます。

ぜひ事前にコチラの記事を参考に、家の八方も調べてみてくださいね。

PROFILE担当した占い師

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マーガレット先生

鑑定歴16年
得意な占術霊感・霊感タロット・チャネリング・オラクルカード・スピリチュアルカウンセリング
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