数字から運命を紐解く「数秘術」。
なかでも重視されているライフパスナンバーでは、その人の基本的な性格、生まれもった才能、個性などがわかると言われています。
今回は、ライフパスナンバーが「11」の人について、詳しくご紹介いたします。
ライフパスナンバーの計算方法
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生年月日(西暦)の数字の各位を、一桁になるまで足し合わせます。
例)
生年月日:1993年4月21日
計算式:
1+9+9+3+4+2+1=29
2+9=11
本来であれば1+1=2として、ライフパスナンバーは「2」となるはずですが、数秘術ではゾロ目の数字をマスターナンバーという高次元なナンバーと捉えています。
そのため、計算結果に「11」「22」「33」が出てきたときは、そのままの数字で見ていきます。
マスターナンバー「11」とは
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一桁のナンバーを持つ人が、一つのナンバーのみ背負っているのに対し、マスターナンバー「11」を持つ人は、「1」「2(1+1)」「11」の3つのナンバーから影響を受けています。
どちらが良い・悪いというものではありませんが、ほかの人よりも大きな、または多くの課題を達成するためにこの世に来た魂と考えられています。
ライフパスナンバー「1」には、男性的・リーダー気質といった特徴があります。
ライフパスナンバー「2」には、女性的・サポーター気質といった特徴があります。
正反対の性質を持つ「1」と「2」の両面を併せ持ったのが「11」の特徴であり、積極性と消極性、自分中心に物事を進めたい部分と他人のために役に立ちたい部分といった、正反対とも感じられる自分の内面に戸惑うことも多いでしょう。
「11」だけではしっくりこないという人は、「1」「2」のページも併せて読まれることをおすすめします。
ライフパスナンバー「11」の取説
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ライフパスナンバー「11」は、直感に秀でたメッセンジャーです。
ほかの人々よりも感覚のアンテナが発達しているため、目に見えないものから受け取る情報が多く、スピリチュアルな人とか、霊感が強い人と思われることも多いでしょう。
実際、人の心や動植物、霊的なものに体しても感度が高い人の多いナンバーです。
気付かないうちに情報を受け取りすぎて疲れてしまうこともありますが、ほとんどの人はそもそも受け取り方がわからない、受け取るための受容器を持っていないため、稀有な能力を持っていることを自覚するといいでしょう。
若いうちは自分の感覚と他者の感覚の差に戸惑い、傷つくこともありますが、能力のコントロールができれば、35~40歳ごろからかなり生きやすくなり、周囲に大きな影響を与える人格者となりそうです。
ライフパスナンバー「11」の恋愛
ライフパスナンバー「11」の人は、とにかく感覚を大切にしてください。
その人を選ぶメリットとか、好みのタイプかどうかとか、理屈っぽいことを考えると付き合ってから後悔します。
それよりも、「なぜかわからないけどこの人しかいない」という感覚に従いましょう。
相手からの告白でなし崩し的に交際するよりも、自分が好きになった人にアプローチして交際に至る方が長続きします。
刺激よりも、安定や落ち着きのある、一緒にいてリラックスして過ごせる人といることで幸せを感じられます。
ライフパスナンバー「11」の仕事
他者のために尽くしたいという「2」らしい奉仕的な気持ちに加え、成功を収めたいと考える「1」的な上昇志向を併せ持つ「11」の人は、やりがいだけでなく、実利も求めるタイプです。
そのため、社会的成功をモノにする人が多いでしょう。
どんな職業に就いても影響力のある立場になりますが、命を救う仕事に使命を感じる方もいます。
救命士のように体を使って命を救う職業もあれば、カウンセラーのように言葉で救う職業もあります。
ファッションやデザインなど芸術に携わることで、人々の暮らしを豊かにしたり、心の解放を促したりする職業も向いています。
ライフパスナンバー「11」の運命
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ライフパスナンバーに、マスターナンバーを持っている「11」の人は、とくに強く「運命」の影響を受けています。
普通の人ならかなり危うい状況になるような場面でも、「11」の人はその感度を活かし、危険を回避していきます。
それは、通常レベルの危険で右往左往するよりも、もっと重大な運命に左右されているからです。
これまで自分の身に起きた不思議なことや幸運を思い出してください。
そしてこのページを読んだなら、まずは自分が「11」という特異な星に生まれたことを自覚しましょう。
そこから運命は開けていきます。
見えざるものを伝えるメッセンジャーとしての運命に気付いていってください。
ライフパスナンバー「11」の人生がもっと楽しくなるコツ
とても感受性が高い「11」の人は、そのためにとても疲れやすい性質があります。
不要な情報などが多くなってくると、身近なものが壊れる、電車に乗り遅れる、水溜まりに足を入れるなど、本来「11」の人なら回避できるようなできごとが増えてきます。
引き受ける必要のない感情を手放すとか、スルースキルを習得するのが良いのですが、まずはリトリートする時間を作りましょう。
電波の届かない場所など、自然豊かなところに身を置いて、清らかな空気を胸いっぱいに吸いこんだり、清浄な水に手足を浸したりすると、不要な感情や情報が流れていく感覚がわかるでしょう。
まとめ
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より多くの運命を選んで生まれたマスターナンバー「11」。
その感覚の鋭さで、たくさんの人の心を救うメッセンジャーとなるでしょう。
そしてそのまなざしは、人だけでなく、森羅万象に及び、宇宙レベルで愛を届けていきます。
疲れたときはたっぷりと休息を取りながら、「11」の人にしかできない使命を達成していってください!