皆さんは「陰占」「陽占」というものをご存知でしょうか。
陰占・陽占ともに「算命学」と呼ばれるものを用いて、「メッセージ」を導き出していきます。
私たちは、この世に生まれてきた瞬間から、「自然界の一員」であるとみなされます。
自然界から、私たちに対して様々なメッセージが届いています。
しかし、このメッセージを知るには、陰占・陽占をしっかりと理解し把握しなくてはいけません。
私たちは「陰」と「陽」のバランスによって、「人生が保たれている」ともいわれているのです。
今回は、陽占・陽占について示している事柄について、ご説明していきたいと思います。
陰占・陽占・算命学に対して理解が浅い方でも、この記事を読めば、しっかりと理解することが出来るだけでなく、私たちが生まれた時に授けられたメッセージを知ることが出来るようになりますよ。
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陰占について
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「陰占」とは、「自然界から私たちに与えられたお告げを示すもの」です。
そのため、陰占は「人間の本能」とも表現されています。
生まれた時に、「要素」を得ることが出来るので、人間でも動物でも、同じ「誕生日」であれば、同じ「要素」であるといわれています。
生まれてきた姿や形によって優劣はないのです。
自然界から与えられたものには、要素のみが記されており、本質に関する精神的な物事が注入されていない状態となっています。
そのため、陰占だけでは、ご自身に関する細かな情報を知りえることが出来ません。
だからといって、陰占を無視することはできず、ご自身の持つ要素をしっかりと把握していくことが大切になるのです。
陰占は、「十干十二支」の「五行図」で知ることが出来ます。
・甲、寅・・・自我・独立独歩
・乙、卯・・・和合・協調協和
・丙、牛・・・中庸・大衆への伝達
・丁、巳・・・孤独・自己表現
・戊、辰、戌・・・権力、奉仕、愛
・己、丑、未・・・蓄積、準備
・庚、申・・・闘争、全身力
・辛、酉・・・大義ある戦い
・壬、子・・・改革の知恵
・癸、亥・・・伝統の知恵
陰占の要素に併せて、次にご紹介する陽占の考え方が加わることで、個性のある結果が導き出されていくようになるのです。
陽占について
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「陽占」とは、「自分自身が普段から自覚のある性格・思考・行動など」を意味します。
陽占の特徴として、「人体星図」と呼ばれるものを利用し、指示していきます。
人体星図には、各部位に名称が付けられています。
上段:なし 頭 左肩
中段:右手 胸 左手
下段:右足 腹 左足
各部位ごとに示す意味が異なり、多くの人が混同してしまうことが多いともいわれています。
各部位ごとに示す意味をご紹介していきます。
・頭・・・目上の人から、「○○に見られたい」という自分に対する理想の姿
・右肩・・・生まれてから間もない時の動作。幼少期の運命
・右手・・・パートナーに見せる姿。結婚観
・胸・・・ご自身が大切にしてきている生き方や考え方
・左手・・・会社や社会で見せる姿。現実に対して求める姿
・右足・・・物事の結果を知ってからの考えや動作。老年期の運命
・腹・・・子どもや自分よりも目下の人に見せる姿。夢や希望の表れ
・左足・・・物事の進め方の指針。中高年期の運命
陽占の世界には、「現実の事柄」を表現した
10種類の「十大主星」(鳳閣星・石門星・玉堂星・貫索星・龍高星・調舒星・牽牛星・禄存星・車騎星・司禄星)
と、私たちの「人生に関わる動き」を表現した
12種類の「十二大従星」(天印星・天馳星・天貴星・天南星・天報星・天恍星・天禄星・天庫星・天胡星・天将星・天胡星・天堂星)
に分けることが出来ます。
まとめ
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今回は、「陰占」「陽占」についてご説明させていただきました。
陰占・陽占に欠かすことが出来ないのが、「算命学」です。
あまり聞き馴染みのない言葉ではありますが、一度理解しておくと、ご自身の「運命」を知る時に、大きなカギとなっていくといわれています。
私たちの人生は、「算命学」によって導き出され、自然界から与えられた要素によって人生が設計されていると言っても過言ではありません。
「人生は自分で切り拓くものである」という考え方が強い世の中で、辛い思いや苦しい気分を体験した人も少なくないかと思います。
最初から与えられた運命であり、乗り越えられるものとして与えられた試練であるということを知っているのとでは、考え方や捉え方が違ってきますよね。
是非、この機会に、陰占・陽占に触れてみてください。
そしてご自身が今まで気づいてこなかった事柄と、真剣に向き合ってみてくださいね。