自分を知るために・マインドフルネスの真実

自分を知るために・マインドフルネスの真実

仕事やスポーツをするうえで、集中力の高まりを感じたことはありませんか?

「マインドフルネス」は、心理的な状態や過程をあらわす単語であり、脳科学に注目するアメリカ企業がいち早く研修に取り入れています。

ストレス解消や集中力アップをめざすうえで、「マインドフルネス」の重要度は高まりをみせており、無視するわけにはいきません。

さっそく概要を紹介しましょう。

出典(TOP画像):pixabay

マインドフルネスとは?

自分を知るために・マインドフルネスの真実

出典:pixabay

「マインドフルネス」を日本語で表すことは難しく、いくつかの類義語における総称であると考えてください。

それは、「集中」や「覚醒」であり、また「自覚」や「気づき」ともいえるでしょう。

ふだん、わたしたちはこれらを意識せずに生活しており、本来のパフォーマンスを発揮できずに過ごしています。

よりよい人生を送るためには、充実した一日を過ごすことが大切であり、そのためのキーワードとなるのが「マインドフルネス」です。

マインドフルネスによる効果について

自分を知るために・マインドフルネスの真実

出典:pixabay

「マインドフルネス」は複数の効果をもたらします。
それぞれを列記しましょう。

自律神経の正常化

自律神経は交感神経と副交感神経のバランスにより成立します。

しかし、過度の疲労や重度のストレス、またホルモンバランスの乱れにより、悪い影響を受けることに。

「マインドフルネス」の実践は心身のリラックス効果をもたらし、結果的に自律神経の乱れを改善します。

集中力アップ

最近の報告では、現代人の多くが集中力の低下に悩んでいるとも。
疲労やストレスが原因なのでしょう。

「マインドフルネス」に取り組めば、雑念を振り払うことができ、ものごとへの集中力をアップさせられます。

創造力や想像力を高める効果

アメリカのトップ企業が注目しているのは、「マインドフルネス」に取り組むことで、個人のポテンシャルを最大限に高められること。

デザイナー職を含むクリエイターにとって、脳機能を高めることは仕事の効率化や発想力の向上を期待できますね。

最近では政府機関も注目している「マインドフルネス」。
無関心に過ごすわけにはいきません。

免疫力の向上効果について

「冬になれば、必ず風邪をひいてしまうよ……」。
このようなお悩みは「マインドフルネス」で解決を図ってください。

「マインドフルネス」は血行を改善させる効果があり、これにより血流やリンパ液の流れをよくします。

免疫をつかさどる白血球の働きをよくしますから、疾病予防につながるのでしょう。
メカニズムを理解できましたか?

マインドフルネスをおこなう簡単な方法

自分を知るために・マインドフルネスの真実

出典:pixabay

「マインドフルネス」に興味がわいたならば、さっそく実践しましょう。
まず、簡易的な方法から。

ウォーキングをしながら「マインドフルネス」に取り組んでください。
その時間はたったの5分!

コツは感覚に集中することです。
足裏の感覚を研ぎ澄ませましょう。

歩く姿勢も重要。

背中を丸めながら歩いてはいけません。
しっかりと背筋を伸ばし、正しい姿勢をキープしてください。

5分間の集中で、想像以上の効果を実感できますよ。

脚を痛めてウォーキングがむずかしいならば、音楽を聴きながら「マインドフルネス」に取り組んでみてはいかがでしょうか?

これもポイントは5分の集中です。

具体的には、お好きな音楽をいつもより集中して聴いてください。
簡単でしょう?

また、集中する音のチャンネルを意識的に変化させてください。

お好きな音楽から始めて、つぎに隣から聞こえてくる犬の声、そして外を走っている車の音、集中するチャンネルを変えればOK。

「マインドフルネス」は集中力を養うことで実践可能です。
毎日の取り組みが大切ですから、ぜひ意識してください。

マインドフルネスをしっかりとおこなう方法

自分を知るために・マインドフルネスの真実

出典:pixabay

さらに高い効果を得たい場合には、「マインドフルネス瞑想」をおこないましょう。
瞑想(めいそう)と聞いて、敷居が高いと感じる必要はありません。

呼吸法を覚えれば、だれでも簡単に瞑想状態を実現できます。
そのための方法を解説しましょう。

正しい姿勢

「マインドフルネス瞑想」は正しい姿勢によりもたらされます。

背筋をしっかりと伸ばしながら脱力することが重要。
緊張と弛緩のバランスを意識してください。

瞑想にいたる呼吸法について

正しい呼吸法を身に付ければ、簡単に瞑想状態を実現できます。
ゆっくりとした深い呼吸を意識しましょう。

酸素をしっかりと取り込めば、脳機能が活性化します。
あくまで意識を呼吸だけに向けてください。

やがて雑念が取り払われるでしょう。
集中したい物事がクリアとなるはず。

マインドフルネスの注意点

自分を知るために・マインドフルネスの真実

出典:pixabay

雑念を追い払わなければ「マインドフルネス」を実現できないと、思い込みすぎるのは危険です。

毎日、すこしずつ無理のない範囲で瞑想に取り組みましょう。

気軽な気持ちでおこなわないと、マイナス効果となります。
もともと人間は煩悩をかかえるもの。

簡単に雑念を追い払えなくても、焦らずに取り組んでください。

まとめ

自分を知るために・マインドフルネスの真実

出典:pixabay

「マインドフルネス」について、簡単な解説をしました。
心身のバランスを整えるために、取り入れてみたらいかがでしょうか?

歩きながら、音楽を聴きながら、「マインドフルネス」は手軽に実践できます。
仕事のポテンシャルをアップさせるために、「マインドフルネス」の活用は効果的ですよ。

▽【今月一番読まれている記事】夢占い-夢で、好きな人が出てきたのは何を意味するのか?▽