わたしたち日本人にとって、「お正月」は、ただの“新年のスタート”では収まらない特別な思い入れのあるものです。
年越しそば、除夜の鐘、初詣、お年玉――きっと誰もが“お正月”にまつわるたくさんの印象的な記憶をもっていることでしょう。
では、そんなお正月を夢に見た場合、そこにはいったいどのような意味が隠されているのでしょうか。
今回は、夢占いのひとつとしてお正月で見る夢の意味についてご紹介します。
初詣・挨拶回りなど様々な夢をご覧になられる方も多いでしょうから、合わせてご紹介いたします。
お正月の夢の意味は何かの終わりを暗示している
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夢占いにおいて、“お正月”は、新しいスタート、区切り、心機一転、なにかの終わりの暗示です。
人生の節目を迎えていたり、精神的に大きな変化があったときに見ることの多い夢といえるでしょう。
お正月の夢を見たとき、もっとも必要なのは“心構え”です。“覚悟”と言い換えてもいいかもしれません。
新しい自分になる覚悟。過去を捨てる覚悟。未知の環境に立ち向かう覚悟――。
その“心構え=覚悟”ができているかどうかによって、あなたの未来は大きく変わることになりそうです。
以下、それぞれの項目を参考に、あなたの“お正月の夢”を読み解いてみてください。
明るい気持ちでお正月を迎える夢は心身共に整った状態の暗示
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「明るい気持ちでお正月を迎える夢」は、今のあなたが心身共に整った状態にあることを意味します。
今のあなたは、なにをしていても心の底から前向きなエネルギーが湧いてくるような、ポジティブで疲れを知らない状態にあるのではないでしょうか。
あなたから放たれる明るいエネルギーが周囲の人たちにも良い影響を与え、ますます身のまわりが活気づいてゆく――そんな好循環が生まれているようにうかがえます。
イメージが具現化しやすい時期でもあることから、夢や目標があるのならこのタイミングで行動を起こしてみましょう。
長年の夢や目標が、あなた自身も驚くほどにあっさりと叶えられることになりそうです。
暗い気持ちでお正月を迎える夢は運気の低下やネガティブなエネルギーの暗示
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「暗い気持ちでお正月を迎える夢」は、運気の低下やネガティブなエネルギーの暗示です。
ここのところ、あなたは「なにをしてもうまくいかない」、「嫌なことばかり起きる」と感じてはいませんか?
あなたは気付いていないかもしれませんが、実はこうした状況を引き寄せているのはあなた自身なのです。
これは、今まで知らず知らずのうちにあなたの心に蓄積された他人に対するネガティブな言動や気持ちの在り方が、“不本意な現実”としてあなたの前に立ち現われた状態といえるでしょう。
その事実をあなた自身が理解し、自分の心の奥深くの闇と向き合うことこそ現状を打開するための近道です。
苦しい作業となりますが、あなた自身の未来のために乗り越えていきましょう。
お正月のお祝いをする夢は人生の転機の訪れの暗示
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「お正月のお祝いをする夢」は、人生の転機の訪れを意味します。
おそらく、今のあなたはなんらかのものごとを“やり遂げた”ところなのではないでしょうか。
この“やり遂げたこと”には、あなたにとって良い出来事、悪い出来事の両方が含まれます。
例をあげるとするならば、『失恋』、『卒業』、『失職』、『家族や友人との死別・絶縁』といったことが考えられるでしょう。
これまであなたの歩んできた人生は、ここでいったん一区切りとなります。
新たなステージを迎えることで、あなたは今まで以上にさまざまなことに対して前向きかつ新鮮な気持ちで取り組んでいくことができるでしょう。
たくさんの可能性に満ちあふれた時期ですから、興味をもったことに片っ端から挑戦してみましょう。
より明るい未来を引き寄せることができそうです。
初詣にいく夢は強い願望や葛藤の暗示
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「初詣にいく夢」は、心の奥深くに秘められた強い願望や葛藤の暗示です。
自覚のあるなしにかかわらず、今のあなたの心にはなんらかのとても強い願望や葛藤が隠されているようです。
――どうしても願いを叶えたい。
――葛藤から自由になりたい。
そんな強い思いが“夢の中での神頼み”となって表れたのがこの“初詣にいく夢”といえるでしょう。
夢の中で、清々しい気持ちでスムーズに初詣ができたなら、あなたの望みはまもなく叶えられることになるでしょう。
反対に、憂鬱な気持ちだったり、あまりの人混みやトラブルでスムーズに初詣ができない夢だったなら、残念ながら当面のあいだ今の状況に変化はなさそうです。
いずれにせよ、あなたの願望や葛藤はかなり大きなものとなっているようです。
できる限り意識してリフレッシュの機会をもつようにしましょう。
お正月のあいさつ回りをする夢は人間関係の象徴
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「お正月のあいさつ回りをする夢」は、今のあなたの人間関係の象徴です。
夢の中であなたがお正月のあいさつ回りをした相手は、現実の世界であなたにとって欠かせない役割を担っている相手と考えられます。
現実での関係はどうあれ、なんらかの形であなたに良い影響を与えてくれる人物ですから、これからも大切に関係を築いていきましょう。
一方、誰かがお正月のあいさつ回りで訪ねてくる夢だった場合、あなたは無意識のうちにその人物を見下しているのかもしれません。
その人物に対して、心のどこかに『自分のほうが優れている』、『多少適当に扱ってもいい』といった思いがありはしませんか?
あなたのそんな思いに、相手は薄々気が付いているようです。態度を改めるのであれば、今こそがラストチャンスとなるでしょう。
まとめ
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いかがでしたか?
「お正月」は、新年のスタートであると同時に、前年との決別のときでもあります。
そんな「お正月の夢」は、あなたの人生における重要な転機やヒントを与えてくれるものです。
ぜひ今回の記事を参考に、あなたの深層心理や新たな未来へと思いを馳せてみてくださいね。