【タロットカード】タロットで読み解く偉人・有名人 4 【貴乃花親方】その4

【タロットカード】タロットで読み解く偉人・有名人 4 【貴乃花親方】その4

「タロット占い」で、偉人・有名人について読み解いています。

今回は「貴乃花親方」の4回目です。

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家族との関係はどうなるの? 【魔術師・逆位置】

【タロットカード】タロットで読み解く偉人・有名人 4 【貴乃花親方】その4

出典:ashinari.com

かつて大横綱として一時代を築いた貴乃花親方ですが、彼は別の面でも、すなわち「ワイドショーの主役」としても国民の注目を集め続けてきました。

かつて親方の現役時代、「若貴騒動」「洗脳騒動」といった言葉が連日ワイドショーをにぎわせたことがあります。

いずれも貴乃花と家族の不和を報じたもので、「若貴兄弟に確執が生まれた!」「貴乃花が洗脳されて、家族の言うことに耳を貸さない」といった内容だったのです。

貴乃花親方と家族との関係は現在も上手くいっていないと見られ、兄・花田虎上(まさる)氏(三代目若乃花)や母・藤田紀子さんとはほぼ絶縁状態であると報じられています。

なにしろ母の紀子さんが語ったところによると、10年以上も連絡を取っていないというのですから驚きです。

そんな貴乃花親方の家族との関係について、タロットで占ってみました。
すると導かれたのは「魔術師」の逆位置でした。

これは「混迷」を示しています。残念ながら、ポジティヴな暗示とはいえません。

人間関係に関していうと、感情のもつれ、コミュニケーション不足、偽りが多い、素直になれない……といった読み解き方になるでしょう。

まさにいまの貴乃花親方と家族との関係を表しているような内容であり、今後も当面はいまの状態が続きそうなのです。

兄である花田虎上氏によると、1995年の11月場所が兄弟仲のターニングポイントだったといいます。

この場所は千秋楽で若貴兄弟の成績がならび、二人による優勝決定戦になったのです。

結果、若乃花が(あまりやる気のなさそうな)貴乃花を破って優勝を飾りました。
しかし虎上氏によると、この優勝決定戦から兄弟仲がギクシャクするようになったといいます。

そして98年には「洗脳騒動」が明るみに出て、貴乃花が整体師に洗脳され、家族の言うことに耳を貸さないことが報じられました。

さらに2005年、二人の父であり親方でもある二子山親方(元大関・貴ノ花)が死去した際は、どちらが喪主をつとめるかで対立するなど、事あるごとに争いが起きてしまったのです。

国民的人気が高い貴乃花親方ですが、一方で家族と不仲な彼について、その人間性を不安視する声があるのも事実です。

「こんなに頑なで、家族との不仲も修復できない人に、相撲協会の運営などできるのだろうか?」
こんな風に思っている人も多いことでしょう。

タロットから見る限り、残念ながら家族との関係修復の兆しは見えませんが……貴乃花親方がさらに人生経験を積むことで、いつか和解への道が開けるかもしれません。

将来、相撲協会の理事長になれる? 【正義・正位置】

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弟子の起こした暴行トラブルによって、貴乃花親方は対立していた相撲協会に全面降伏し、降格の処分を受け入れました。

これにより、かつて理事として協会幹部の地位にあった親方は、親方の中で最下層である平年寄の地位にまで下がってしまったのです。

完全に協会の主流派から外れてしまったのはもちろん、貴乃花親方はここまでの協会とのバトルで多くの親方・相撲関係者を敵に回してしまいました。

当分の間、非常に厳しい環境で仕事をしていくことになります。

四面楚歌の貴乃花親方。
もはや協会の幹部に返り咲くことも難しそうな状況ですが……

彼が将来、理事長になる目があるか、タロットで占ってみました。
すると「正義」の正位置が導かれたのです。

象徴されているのは「調和」あるいは「公正」「善行」「誠意」。
これらの要素を行動に反映させていけば、理事長への道もひらける―――そんな暗示なのです。

正直、タロットを切った私自身も、これには驚きました。
権力闘争で敗れたうえ、これだけ角界に敵を作った貴乃花親方が、いかにして理事長の座に近づくのか……。

そのカギのひとつは、大相撲の世界の慣習にあります。
相撲協会の歴代理事長はほとんどが元横綱なのです。

つまり角界は現役時代の番付が、引退後も大きくモノをいう世界なのです。

となると、理事長候補となる元横綱はきわめて限られてきます。

貴乃花親方と同世代の元横綱は、ライバルだった曙・武蔵丸、そして兄の若乃花(花田虎上氏)ですが、このうち曙と若乃花は協会を退職しています。

つまり協会に残っている「貴乃花世代」の横綱は、貴乃花親方と元・武蔵丸(武蔵川親方)のふたりしかいないのです(大関以下の力士が理事長になる可能性も、ゼロではありませんが)。

もちろん、角界で四面楚歌となってしまった貴乃花親方が、地位や信頼を回復するのは容易なことではありません。

そのカギとなるのは「調和」「公正」「善行」「誠意」だと、タロットカードは教えています。

協会の人たちとの調和を大切にしつつ、人を敵味方で区別することなく公正に接し、地道に善行を積み重ね、誠意を持って若い人たちを育てることが大切でしょう。

そうすれば遠い将来に、協会の人々の信頼を得て、ふたたび協会首脳に返り咲く目も出てきます。

貴乃花親方という人は、本来それだけの力を持った人なのです。

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