【タロットカード】「元カレと復縁したいのですが」ワンオラクル(一枚タロット)で観る運勢(6)

【タロットカード】「元カレと復縁したいのですが」ワンオラクル(一枚タロット)で観る運勢(6)

ワンオラクルの読み解き方を、「元カレと復縁したい」というテーマでご紹介しています。

6回目の今回は、「16.塔」のカードからスタートです。

出典(TOP画像):写真AC

16.塔の正位置

「元カレと復縁したいのですが」ワンオラクル(一枚タロット)で観る運勢(6)

出典:ashinari.com

塔のカードには、他のカードとの大きな違いがあります。
それは大アルカナの中で唯一、正位置・逆位置の両方でネガティヴな内容が表されるという点です。

どちらの位置でも差し迫った危機の暗示となるので、このカードが出てきたら注意が必要となります。

さて、まず塔のカードの正位置ですが、これは「崩壊」「災厄(さいやく)」を示しています。
恋愛においても厳しい解釈とならざるを得ません。

復縁に関しては、相手との間に厚いカベがあると読み解くべきでしょう。
そればかりか、何らかのハプニングによって、元カレとの関係が完全な消滅に至ってしまうこともあり得ます。

16.塔の逆位置

塔の逆位置もまた、「崩壊」「アクシデント」といった運命の暗転を示しています。
復縁に向けてもがけばもがくほど、元カレの心はどんどんあなたから遠ざかっていきます。

元カレの中で、あなたに対する偏見や、マイナスの感情が芽生え、次第にそれが大きくなることでしょう。
そうしてあなたと元カレの関係は、完全なる終焉を迎えてしまいそうです。

塔のカードは正位置・逆位置ともに、相手との関係崩壊が暗示されています。
厳しいようですが、カードの暗示を見る限り、復縁は難しいといわざるを得ません。

17.星の正位置

星のカードは「希望」を暗示しています。
「願いの成就」と読むこともあります。

もちろんいい運気ではあるのですが、復縁に関しては読み方に注意が必要です。

星のカードは明るい輝きを示しているので、恋愛に関しては「明るくフレッシュな恋の訪れ」と読み解けます。
よってこの場合、新しい相手との出会いが暗示されていることが多いのです。

いちど別れてしまった相手との復縁は、「明るい恋の訪れ」とは趣が異なるため、星の正位置が復縁を後押しするとは、必ずしもいえません。

このカードを復縁に関して正しく読み解くには、あなたと元カレとの別れ方を振り返ってみる必要があります。
憎みあっての破局だったり、お互いが相手にうんざりしての別れだったとすれば、元カレとの再会が「明るい恋の訪れ」とはなりにくいでしょう。

もっとも、元カレとの間のわだかまりが消え、再び笑顔で向き合えるのであれば、星のカードが復縁を後押しする可能性もゼロではありません。すべてはふたりの心次第です。

17.星の逆位置

正位置が「希望」を象徴するのに対し、星の逆位置は「失望」を暗示します。
「障害」という読み方もあります。

恋愛に関しては「片想い」あるいは「高望みしての失恋」という解釈になります。

このカードが導かれる以上、復縁に期待できる運気とはいえません。
元カレはすでにあなたと違う世界に行ってしまっており、手を伸ばしても届かない存在になっているのです。

少なくともカードの暗示から見る限り、復縁への望みは薄いと言わざるを得ないでしょう。

18.月の正位置

「元カレと復縁したいのですが」ワンオラクル(一枚タロット)で観る運勢(6)

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月とくれば美しく幻想的なイメージを抱きがちですが、タロットの世界では必ずしもプラスの解釈はできません。

月の正位置は「闇」の象徴であり、「不安」「疑惑」あるいは「危険の予兆」といった要素が表されています。
つまり恋愛に関しては「危険な恋の兆し」が見えてくるのです。

このカードが示す運気からすると、あなたと元カレの間に復縁の目は出てくるかもしれません。
しかし、その復縁への道が「危ない橋」であるかもしれないのです。

たとえあなたたちの恋心に再び火がついたとしても、元カレの側に別の女性がいた場合、三角関係や不倫といった関係になる可能性があります。

「危ない恋でも、復縁できればいい」と思うかもしれませんが、事はそう簡単ではありません。

もしあなたがスキャンダラスな恋の橋を渡り、元カレとの復縁を成し遂げたとしても……それによって他の女性を傷つけるようなことになれば、決して周囲から祝福されることはありません。

周りの人々に祝福されない恋愛は、決して長続きせず、あなたを幸せに導くこともありません。
もし、月の正位置が復縁の機運をもたらしたとしても、それが背徳の恋であれば、決して身を投じてはならないのです。

18.月の逆位置

「光の兆し」を表しています。
タロットにおいて、月の正位置は闇を象徴していますが、逆位置は闇の中に射す、ひとすじの光を暗示しているのです。

恋愛に関しては、遠い先に幸せな恋の兆しが見えているのは確かです。
それをつかむまでには時間がかかりますし、もちろんあなた自身の忍耐も求められます。

とはいえ、その辛抱もまた、あなた自身をひと回り大きく成長させるのです。
このように「光の兆し」を示しているカードですが、必ずしも復縁を後押しする運気だとは言い切れません。

ここでの「光」は、新しい恋の暗示とも取れるからです。
まずは結論を急がずに、遠い先にある光に向かって、地道に歩んでいくべきでしょう。

そうして光にたどり着いたとき、もういちどあなた自身の心に問いかけてみてほしいのです。
新しい恋に踏み出すか、あえて復縁にこだわるのか……。

もしここで元カレとの復縁が叶わなかったとしても、決して悲観することはありません。
長い闇のトンネルを抜けたあなたは、すでに光の祝福を受けているのですから。

今回取り上げたワンオラクルなどのタロット占い以外にも様々な恋愛の占い手法があります。「元カレとの復縁や運命ついて相談したい!」という方には、下記のサイトにて恋愛相談が得意な占い師ご紹介しておりますので、是非ご利用ください。お気軽に相談できる電話占いとなっております。

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