信号機の止まれ。消防車。パトカーや救急車のサイレン――。
そんな、危険や非常事態を知らせるアイテムの多くが「赤色」である理由についてはご存知でしょうか。
一説には、赤は血の色であることから、赤色を際立たせることにより反射的に人を警戒モードにさせることができるためだと言われています。
『血＝危険』と本能で感じ取ることができるのは、血液が命を保つ上で必要不可欠なものである証なのでしょう。
今回は、そんな「血の夢」がもつ意味についてご紹介します。
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血の夢の意味
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命のメタファーとして用いられることの多い血は、夢占いにおいて、生きていく上で決して欠くことのできないもの全般を意味します。
そこには、その人自身の生命力もさることながら、経済力や激しい感情なども含まれます。
夢の内容にもよりますが、一般的には夢でみた血の色が真っ赤な鮮血であれば運気が上昇し、黒色に近いほどに運気が下がっていくと考えられています。
もしも、なんらかの問題で心を悩ませているときに血の夢を見たならば、その問題があなたの手に負えるものではないというサインであるかもしれません。
あなたの人生の基盤にダメージを与える前に、なにがしかのアクションを起こす必要がありそうです。
ケガをして血が出る夢
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夢の中でケガをして血が出る夢は、滞っていたものごとが急激に動き出すことを意味します。
特に、大量の血が一気に噴き出るような夢だった場合、訪れる変化の振り幅も大きなものとなるでしょう。
夢の中でケガをした際、血の色が赤いと感じたならば、事態が好転する暗示です。
金銭面に不安のある人には昇給や思わぬ臨時収入が、体調の優れなかった人はこれから先順調に回復していくことになりそうです。
反対に、出血を黒いと感じたならば、運気の低下を意味します。
散財や予想外の出費、急な病などに注意が必要となるでしょう。
一方、ケガによる出血の夢には、秘めた感情を解放するという意味合いも。
どのような思いを吐き出すにせよ、聞く人の立場をふまえた言葉選びに注意してくださいね。
ケガをしたのに血が出ない夢
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本来であれば、出血を伴ってしかるべき状態のケガをしたにも関わらず、まったく血が出ない、あるいは、極端に出血が少ない夢は、運気や生命力の低下を意味する凶夢です。
今のあなたは、本来のあなたがもつエネルギーや運気を失った状態にあるようです。
もしかすると、あなた自身、なぜかやる気が出ない、なにをしてもうまくいかない――そんな思いを抱えているのではないでしょうか。
運気の低迷が、精神面にも悪影響を及ぼしているようです。
外部からのダメージに対する抵抗力が極端に弱っているため、普段のあなたであればどうということのないトラブルであったとしても、今のあなたにとっては致命的なものとなりかねません。
今、なにより優先させるべきは、あらゆる面での『回復』です。
まずはしっかりとした休養と食事を取り、体力面を隅々まで充実させましょう。
その上で、心の底からリラックスできる空間に身をおいて精神面のリフレッシュを図ってください。
ひとつの生物として力を取り戻すことで、再び運気は上向いていくことになるでしょう。
血が止まらない夢
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血が止まらない夢は、『本来失われるべきではないエネルギーの消失』の暗示であり、多くの場合、自己犠牲を意味します。
この夢を見たあなたは、費やした労力や金銭に見合った対価を得られない状況にある可能性が高そうです。
もちろん、未来への投資としてあなた自身割り切ることができているのならなんの問題もありませんが、そうでないのであれば一旦今ある環境について見直してみることをおすすめします。
あなたの努力を利用して、うまい汁を吸おうとする人物にはくれぐれも気を付けるようにしてください。
また、血が止まらない夢には、一方的に尽くす恋愛の暗示もあります。
この場合、あなたの献身と恋人の甘えが大きなズレを生み、ふたりの関係がいびつなものになりつつあることを意味します。
もしもあなたが交際相手との関係になんらかの違和感を感じているのであれば、今からでも接し方を改めていきましょう。
血を吐く夢
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夢の中で吐いた血が真っ赤な鮮血であったなら、金運に関する大吉夢です。
存在すら知らなかったような遠い親戚から莫大な遺産を相続したり、宝くじで高額当選をするなど、通常では考えられないような大きな資産を手にする可能性が高そうです。
吐いた血の量が大量であればあるほど得られる財産も破格のものとなるでしょう。
反対に、夢の中で吐いた血がどす黒い色をしていたり、吐く苦しみの印象が強く、気持ちの悪い夢であったなら凶夢です。
これから先、大きく体調を崩してしまったり、精神面で非常にショックを受けるような出来事に遭遇することになるかもしれません。
もしすでに持病をもっているとするならば、あなたが思う以上に病状が悪くなっていることも考えられます。
過信と油断は禁物です。
いつも以上の慎重さが必要な時期と言えるでしょう。
血だまりの夢
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夢に現れた血だまりは、あなたの内面そのものの象徴です。
夢の中の血だまりが大きければ大きいほど、自分自身に対する理解が浅いことを意味します。
血だまりに落ちたり飛び込んだりといった、血だまりに入る夢であったなら、近々あなたはなんらかのきっかけで自分自身の内面に深く向き合うこととなるでしょう。
その過程で、目を背けたくなるような感情に出会うことになるかもしれませんが、それを乗り越えることによって大きく成長できる暗示です。
血を飲む夢
血を飲む夢は、生命力や健康状態の低下を意味していますが、あなたが規則正しい生活を行おうと意識していることを表しています。
そのため、近い将来に生命力や健康状態が回復すると暗示しております。
また、生命力や健康状態の回復と伴い、気力・労働意欲が高まっているので、金運・財運も良くなっていると考えられます。
安心しても良いです。
一方、飲んだ血が不味い場合は、現状に不満を持っており、ストレスを抱えている可能性があります。
欲求不満や体調の悪化を暗示しています。
血まみれになる夢
血まみれになる夢は、恋愛感情、激しい感情、憎悪、罪悪感などの感情が抑えきれないほど葛藤しているときに夢です。
つまり、現在、あなたは何かしらの問題に直面している可能性があります。
外部要因によって自然に解決されるか、あなたが行動することで解決することで、その悩みや葛藤から解放されます。
今は苦しい思いをしているかもしれませんが、仕事運、金銭運、恋愛運などが向上することを暗示した吉夢なのでポジティブに捉えると良いでしょう。
まとめ
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いかがでしたか？
夢においても、血がわたしたちの安全で健全な生活に大きな関わりをもつものであることがおわかりいただけたのではないでしょうか。
ぜひ今回の記事を参考に、ご自身の内面をじっくりと見つめてみてくださいね。
