「ととのう」って言葉、最近よく耳にしませんか?
サウナ好きの人たちの間ではおなじみで、「あ〜今、ととのった〜!」なんて言葉もSNSでよく見かけます。
でも実はこのととのう感覚、ただのスッキリとかリラックスではないんです。
深く深く、体の奥…いや、心や魂にまで届くような感覚。
スピリチュアルな視点で見ると、それはまさに“宇宙とつながる瞬間”とも言えるんです。
サウナで汗をかくことで、体の老廃物だけじゃなく、心の中のモヤモヤやストレスまで一緒に出ていく…
そして、外気浴でふっと力が抜けて、頭が空っぽになるあの瞬間。
それは、魂のデトックスが起きて、本来の自分に戻っているサインなのかもしれません。
サウナで起きる目には見えない変化

サウナといえば、「熱→冷→休む」のサイクルが基本ですよね。
サウナ室でしっかり汗をかいて、水風呂でキュッと体を冷やし、最後に外気浴でふ〜っとリラックス。
この流れ、体にいいというのはなんとなく知られていますが、実はスピリチュアル的にもとても意味深いものなんです。
まず、サウナで体が温まると、大量の汗が出てきますよね。これは体の老廃物を外に出してくれているサインですが、実はそれだけじゃありません。
心にたまったモヤモヤやストレス、不安といったネガティブな感情も、汗と一緒に外へ流れ出ていくんです。
まるで、内側のいらないものを全部洗い流してくれるような感覚です。
そして次に入るのが水風呂ですね。
冷たさに一瞬びっくりするかもしれませんが、この「冷」が実はとても大事です。
キュッと体が引き締まることで、自律神経が整い、心も体も一気にリセットされるんです。
“熱と冷”というコントラストが、内側のエネルギーにスイッチを入れて、滞っていた流れを動かしてくれます。
最後の外気浴は、ととのいタイムのクライマックス。
ただ空を見上げて、風を感じて、ぼーっとしていると、頭の中がスーッと空っぽになります。
心と体が自然にひとつに溶け合って、深いリラックスに包まれる…
スピリチュアル的に見れば、この状態は魂がクリアになっていて、宇宙とチャンネルがつながっているサインとも言えます。
「ととのう」というのは、ただ気持ちいいだけじゃなくて、余分なものを手放して、本来の自分に戻る時間なのです。
ととのうと起きる「チューニング現象」

サウナでしっかりととのったあと、「いいアイディアが浮かんだ」とか、「さっきまで悩んでいたことがなぜかどうでもよくなった」なんて感じたことはありませんか?
実はそれは気のせいではなく、体だけでなく脳や心にも変化が起きているサインなんです。
ととのった状態のとき、脳波はふだんの緊張状態から切り替わって、リラックス時に出るα波や、深い瞑想状態のときに出るθ波に近づいていることがわかっています。
これは、意識がゆるみながらも深く開いている状態。つまり、インスピレーションや気づきを受け取りやすくなっているんです。
スピリチュアルな視点で見ると、これはまさに“宇宙とのチューニング”が起きている瞬間と言えます。
普段は雑念やストレスにかき消されてしまうような、高次の情報や直感が、スッと降りてきやすくなっているんですね。
“ととのう”というのは、単に身体がスッキリするだけじゃなくて、意識がクリアになり、宇宙やハイヤーセルフと波長が合う状態でもあるんです。
サウナをもっと深くするための「3つの習慣」

ここでは、サウナの時間をもっと深く、スピリチュアル的にも意味のあるものにするための「3つの習慣」をご紹介します。
どれもシンプルなものばかりなので、気軽に取り入れてみてください。
① 入る前に「意図」を決める
サウナに入る前に、ただぼんやり汗をかくのではなく、「今日は不要な感情を手放そう」「心をクリアにして新しいインスピレーションを受け取ろう」など、自分の中で小さな意図を設定してみてください。
何となく過ごすよりも、明確な意図を持つことで、サウナの時間がより意味深いものになります。
② サウナ中は「呼吸」に意識を向ける
サウナの熱さに耐えようとすると、つい体に力が入ったり、時間ばかり気になってしまったりしますよね。
そんなときは、「呼吸」に意識を向けてみてください。
目を閉じて、鼻からゆっくり息を吸い、口からゆっくり吐く。
このリズムに意識を合わせていくと、自然と余計な思考が静まっていきます。
体だけでなく、心の中もすーっと静かになって、自分の内側と深くつながれる感覚が生まれてくるはずです。
③ 外気浴の時間は空と風を感じる
サウナで汗を流し、水風呂で体を冷やしたあとの「外気浴」
この時間は、心と体が一番ととのいやすい、とても大切なひとときです。
このときにおすすめなのが、スマホを見たり何かを考えたりするのをやめて、空を見上げてみること。
風の心地よさや、空の青さ、太陽のあたたかさを感じながら、ただ「今ここ」に意識を向けてみてください。
それだけで、自然とつながっているような感覚がふわっと広がってきます。
どこかで張りつめていた気持ちがゆるみ、心がゆっくりほどけていくのを感じられるはずです。
スピリチュアルな視点で見ると、これは「グラウンディング」と「チャネリング」が同時に起きているような状態です。
つまり、地に足をつけながら、自分の感性や直感が自然とひらいていく時間でもあるんです。
まとめ

サウナは、ただ汗をかいてスッキリする場所…というだけじゃありません。
体だけでなく、心や魂までもリフレッシュできる、ちょっと特別な空間なんです。
次にサウナに行くときは、体の変化だけじゃなく、内側で何が起きているかにもちょっとだけ意識を向けてみてくださいね。
いつもよりももっと深く“ととのう”体験ができるかもしれません。