タロット占いは覚えることが多く、初心者のうちに挫折してしまう人もめずらしくありません。そのため、タロット占い初心者が間違いやすいポイントに気づき、占いのミスを気にしすぎないことが大切です。
間違いやすいポイントと理由、そして楽しく占いを続けるコツについて、くわしくご紹介します。
出典(TOP画像):Pixabay
タロット占い初心者が陥りやすい5つの間違い
出典:Pixabay
タロット占い初心者にありがちな間違いをご紹介するため、占い方に悩んでいる人も、これからタロットを始めようと考えている人もぜひ参考にしてください。
カードの意味を誤解してしまう
タロットカードにはそれぞれ独自の意味があり、正しく理解することが占いの基本です。しかし、初心者はカードの意味をストレートに捉えがちです。
例えば、「死神」のカードを見て「不吉な予兆」だと単純に解釈してしまうかもしれませんが、実際には「終わりと新たな始まり」を象徴することもあります。
またタロットは正位置と逆位置で反対の意味を持っており、占った中でどのモチーフが印象的だったかによって、伝えたいメッセージは変わるのです。カードの意味を正確に理解するためには、単なる表面的な意味だけでなく、カードの背景や象徴するテーマを深く学ぶことが重要です。
スプレッドを間違って配置してしまう
スプレッドとは、タロットカードを並べる配置のことです。占う内容に応じて適切なスプレッドを選ぶことが、しっかりとリーディングするうえで大切な鍵となります。しかし、初心者はスプレッドの選び方に悩んだり、占い内容に合っていないスプレッドを選んでしまうことがあります。
たとえばイエスかノーかだけで答えられない悩みに、一枚引きのタロット占いでは情報が足りません。どのような占い結果を求めているのか考えたうえで、スプレッドを正確に選べるようになるには経験が必要です。
初心者には、まずはシンプルなスプレッドから始めましょう。例えば、「過去・現在・未来」の3カードスプレッドや、「ケルト十字」などが理解しやすく、基本的なリーディングに適しています。経験を積むにつれて、状況に応じたスプレッドを選べるようになります。
自分のカードの解釈が信じられない
カードを引いた後、その意味を解釈する際に、自信が持てない初心者は少なくありません。「この解釈で正しいのだろうか?」と不安になり、結果としてリーディングが不確かなものになってしまうことがあります。
自分の解釈に自信を持つためには、まずは直感を信じることが大切。直感は経験とともに磨かれていくものです。
タロット占いをしたら自分なりの解釈をノートなどにメモしておきましょう。するとだんだんとタロットカードの解釈がスムーズになり、自信を持ってアドバイスできるようになります。リーディングを続けるうちに、自分の解釈スタイルが自然と確立されるので、焦らずに練習を重ねることが重要です。
過度に他人の解釈を参考にしてしまう
タロット占いは使うカードの基本的な意味は同じですが、占い師によってリーディングスタイルは違います。初心者のうちは、基本的なやり方にこだわって、周りの占い師の意見や考え方にも流されてしまいがちです。
しかし、せっかくの直感を鈍らせる原因にもつながるのです。ほかの占い師の解釈を参考にすることも必要ですが、あくまで参考程度に留めましょう。自分の直感を信じて、今カードが何を伝えたいのかタロットカード自体と向き合うことがもっとも大切です。
直感を信じて占いを続けるうちに、やがてリーディングもスムーズになり的確なアドバイスができます。
タロット占い初心者が楽しく占うための3つのコツ
出典:Pixabay
タロット占いは初心者だからこそ、楽しく占うことが継続の秘訣です。占いを続けるために心掛けたいコツを見ていきましょう。
初心者向けの書籍で勉強する
タロット占いは初心者向けの書籍が充実しています。直感で占うこともできますが、それぞれのカードの意味や背景、モチーフを理解してこそ、イメージをつかみやすくなるのです。
まずは勉強しながら少しずつカードの意味を覚えていきましょう。カードを覚えることが苦手なら、オンラインでのタロット占いの授業など短期で学べる方法もあります。
的外れな結果が出ても気にしすぎない
初心者のうちは占い方を間違ったり、うまくイメージをつかめなかったりと、的外れな結果につながることもあります。
だからこそ、結果が違っていたとしても、気にしすぎないことが大切です。とにかく占い続けることが重要で、自分だけでなく友達にもタロット占いの練習中だと伝えて、経験を積んでいきましょう。
イメージを言語化する練習を続ける
タロット占いはイメージを言語化して、相手に伝える必要があります。頭の中でイメージはできていても、それを言葉にできなければ必要なメッセージを届けられないのです。
それゆえに、しっかりと言語化の練習を続けていきましょう。たとえばタロット占いをしたあとに、カードの意味から連想した言葉をメモしたり、相手がいるつもりで話しかけたりと、言葉にする練習をするとスムーズに占いができるようになります。
まとめ
出典:Pixabay
カードの意味を学ぶには、まずは書籍で少しずつ勉強しましょう。カードの歴史的な背景や、モチーフを理解できると、引いた後の意味をイメージしやすくなります。
タロット占いの初心者が陥りやすい5つの間違いポイントを意識して、日々の練習に取り組むことで、タロット占いのスキルを向上させていきましょう。