「おみくじってなんとなしに引いているけど、内容がよく分からない」
おみくじは難しい言葉が書かれていることもあり、意味がよく分からない方もいるかも知れませんね。
本記事では、おみくじの概要や由来、読み解き方を詳細に解説しています。
そもそも「おみくじ」って何？
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まずおみくじとは何かを改めて説明したいと思います。
単なる”運試し”だと思っている方もいますが、実は神様からの大事なメッセージなんです。
1.おみくじ＝神仏からのメッセージのこと
2.平等にくじを引いた結果から今年の運勢を読み解く
おみくじのことをもっとよく知り、ありがたい気持ちで、新年初詣の際におみくじを引いてみましょう。
おみくじ＝神仏からのメッセージのこと
おみくじは、元々神様や仏様からのメッセージです。
運試し的な要素が強いイメージがありますが、実は平等で完璧に運だけで引けるおみくじこそ、神様や仏様のお言葉を受け取るのに最適な手段であるとしておみくじという風習が始まっています。
平等にくじを引いた結果から今年の運勢を読み解く
おみくじはお金で買えるものではないため、誰にも平等にメッセージが届きます。
高いお金を出して、神仏の加護を得るようなことはできません。
今年の運勢や努力すべきことを教えてもらうことで、一年の方針を決めるためにおみくじがあります。
おみくじの日本語が難しい！読み方のポイントを解説
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引くと楽しいおみくじですが、日本語や和歌が難しくて、意味がよくわからない人もいますよね。
1.おみくじの大凶～大吉までの意味
2.おみくじに書いてある和歌の読み解き方
3.おみくじの目次（内容）の読み方
4.引いた後のおみくじは結ぶべき？
ここからは、おみくじを読み解きやすくなる方法について説明します。
おみくじの大凶～大吉までの意味
おみくじには以下の種類があります。
●大吉…もっともよい運気ですが、上昇がありません。運気を維持するため、しっかりおみくじの内容を読み解き、努力を怠らないようにしましょう。
●吉…大吉ほどではありませんが、良い運気です。運気が下がる確率は大吉より低く、安定したよい運気だと思ってよいでしょう。
●中吉…自分の頑張り次第で、今年の運気を良くすることができます。
●小吉…可もなく不可もない運気です。欲張らず、日常の生活を楽しみましょう。
●末吉…末広がりの可能性があります。運気的にはほどほどですが、運気が上昇する可能性は最も高いでしょう。
●凶…現時点での運気は良くありませんが、上昇の可能性は大いにあります。気を引き締めて行動しましょう。
●大凶…運気が悪く、新しいことを始める時期ではありません。準備期間だと思い、過ごしましょう。
おみくじに書いてある和歌の読み解き方
おみくじの上のほうに、必ず和歌が載っていますよね。
どんな意味か気になる方もいるでしょう。
実は和歌の意味を読み解くことが、おみくじでは重要になってきます。
例えば、おみくじに載っていることが多い以下の和歌を例としてみましょう。
春過ぎて夏来たるらし白妙の 衣乾したり天の香具山 持統天皇（『万葉集』）
この和歌の意味は「努力が実り、結果を得られる時期である。しかし、気を抜いて過ごしていると、無為に時間が過ぎて、あっという間に夏になっていることもあるので注意すべき。」
という解釈になります。
吉凶だけでなく、和歌の意味を考えることが重要です。
和歌の解釈はおみくじにのっているので、神様からの注意だと思ってしっかり読みましょう。
おみくじの目次（内容）の読み方
次に、おみくじの目次について解説します。
おみくじは以下のような項目がずらっと並んでいますが、目次の意味自体理解できないこともありますよね。
●願望：願い事が叶うかどうかが書いてある
●恋愛：片思い・両思いにかかわらず、恋愛の行く末について書かれている
●待人：恋愛・人生・仕事において、あなたに変化を与える人物が現れるかどうか
●走人：友達や恋人など、自分のそばから離れていく人がいるかどうかが書かれている
●縁談：よい縁談があるかどうかが書かれている
●商売：仕事運について書かれている
●失物：今自分が求めている探し物が見つかるかどうかが書かれている
●住居：引っ越し・家の建設などで良い物件があるかどうかが書かれている
●旅立：日帰り旅行なども含めて、良い旅になるかどうかが書かれている
●健康：1年間で病気かけががあるか、治る時期について書かれている
●学問：試験や勉強の結果が良いものになるか書かれている
●争事：人との争いごと、ライバルとの勝敗、裁判などの結果が書かれている
●抱人：雇用している人についての運気が書かれている
おみくじの項目は、以上の内容が書かれています・意味を理解したうえで読み解くようにしましょう。
引いた後のおみくじは結ぶべき？
一般的には、良い結果だったおみくじは持ち帰り、悪い結果のおみくじは結んで帰ると良いといわれます。
結ぶべきというルールは特にありません。
おみくじを見返し、教訓を覚えておきたい方は結果はどうあれ持ち帰っても良いでしょう。
まとめ
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おみくじは1年間の運試しだけでなく、神様や仏様からのメッセージを受け取る方法の1つです。
ぜひおみくじの読み解き方を学び、1年間の教訓にしてみてください。
本記事の内容を参考にして、おみくじを楽しんで引いてみましょう！
