11月8日の満月は、皆既月食と天王星食が起こり、スピリチュアルなエネルギーが地球に降り注ぐ日。
日本で皆既月食と惑星食が同じ日に起こるのは実に442年ぶりとなっています。
次回は300年以上先ということですから、見逃さないようにしたいですね。
今回はそんな11月8日の満月のポイントをご紹介いたします。
皆既月食とは
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皆既月食は、太陽―地球―月が一直線に並ぶとき=満月の日にのみ起こる現象です。
とはいえ、満月=月食とはならないのは、皆さんご存じのとおり。
また、月の一部のみが欠ける部分月食では、欠けたところが暗くなるのが特徴ですが、皆既月食では新月のように全部が真っ暗になるのではなく、月全体が赤銅色に染まります。
これは、太陽の光のうち、赤色になる光の波長のみが月に届くことで起きる現象です。
少し難しく思えるかもしれませんが、赤い月というだけで、とても神秘的な雰囲気がありますね。
月の全部が地球の影に入る皆既月食は、日本で見られるものは前回が2021年、次回は2025年。
一年~数年に一度の天体ショーですが、もちろん天候によっては見えない日もあります。
現段階では、11月8日は全国的に天気にも恵まれた地域が多い予想ですので、各地で貴重な星空を目にすることができそうです。
天王星食とは
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天王星食とは、地球と天王星の間に月が入りこみ、地球から見て天王星が隠れてしまう現象です。
前回、皆既食中に惑星食が起こったのは1580年の土星食ということですから、実に442年ぶりのレアな現象。次回は322年後、2344年の土星食だそうです。
さらに、前回、皆既食と天王星食が起こったのは4000年以上前というデータもあり、11月8日は期待の高まる天体ショーとなっています。
天王星はあまり明るい星ではないのですが、月が暗くなることで肉眼でも見やすくなると考えられています。
しっかりと見たい方は、双眼鏡や望遠鏡を用意して観測するのがおすすめです。
皆既食・天王星食の時間をチェック
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まず、皆既月食ですが、以下の時間帯に見ることができます。
18時9分~ 欠けはじめ
19時16分~20時42分 皆既食
~21時49分 終了
次に天王星ですが、20時41分~21時22分頃に天王星食となります。
この時間は東京を基準にしていますので、地域によって前後数十分のズレが生じます。
とくに月の皆既食は肉眼でも見られますので、ハイライトとなる19時16分頃から、ぜひ観測してみてください。
11月8日のスピリチュアル的過ごし方
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ここまでは天体情報をお伝えしてきましたが、最後にスピリチュアル観点から見た、11月8日の過ごし方をご紹介します。
11月8日というスピリチュアルな日
10月20日に始まった秋の土用が11月6日に終わり、翌7日は立冬となります。
暦上の冬が始まるこの日は、2022年最後の天赦日でもあり、大安とも重なるパワフルな吉日。
運気を引き寄せ、人生を切り拓いていくような出来事が起こる方もいるでしょう。
そして、その翌日にあたる8日に皆既食と天王星食を迎えるという流れになっており、徐々にボルテージを上げていた宇宙エネルギーの影響が大きく受けられる日といえるでしょう。
この日のテーマは大きく分けて2つ。
・不要なものは手放す
・変革を受け入れる
それぞれのテーマでおすすめの過ごし方をご紹介します。
不要なものは手放す
一般的に、新月から満月に向かうサイクルでは吸収がテーマとなり、満月から新月に向かうサイクルでは放出がテーマとなるといわれています。
人・もの・感情・情報など、もう埃を被っているのに手放せないものはありませんか。
ズルズルと付き合っているけど、会うたびにネガティブな気持ちになってしまう人。
勿体なくて捨てることはできないけど、箪笥の奥深くに眠っているもの。
いつまでも許せないし、許さないという感情。
整理できずあふれているスマホの中の画像や読んでいないメルマガなどの情報。
そんなものがある方は、「手放す」をテーマに過ごしてみてはいかがでしょうか。
手放したところにできた空白には、かならず新しい風が吹き、今の自分にぴったりなものを運びこんでくれます。
変革を受け入れる
天王星の象徴するものは「変革」です。
自分の価値観と合わないものを捨て去るというやり方を続けていると、気付けば自分自身が古びてしまいます。
ずっと使っている道具が手に馴染んで使いやすいように、習慣というものも居心地は良いのでやめるきっかけが見つかりません。
たとえばですが、現金派の方であれば、キャッシュレスサービスを導入することは、一つの変革ではないでしょうか。
あれこれ使うと訳が分からなくなりそうですが、自分の経済圏にあるサービスを一つだけ導入してみると、案外ポイントが貯まってお得ということもあるかもしれません。
何となくという理由で食わず嫌いをしているものがあるなら、この日は「変革」をテーマに、これまでとは異なる価値観に向き合ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
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11月8日は皆既月食と天王星食が起こる大変珍しい日です。
忙しい毎日をお過ごしの方も、この日は夜空を見上げてみてください。
おすすめの過ごし方を参考に、美しい月の光を浴びながら、心身や環境のリフレッシュになりましたら幸いです!