10月25日は、ヨーロッパ、アフリカ北部、中東、インドなどで部分日食が観測されます。
日本にいたら関係ない?
そんなことはありません。
この日は地球全体に日食のエネルギーが流れこみます。
貴重なスピリチュアルデーを逃さないよう、過ごし方や運気アップ法をチェックしていきましょう。
日食とは
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地球は太陽の周りを公転していますが、月は地球の周りを公転しながら、地球とともに太陽の周りも公転しています。
そのため、太陽と月と地球の位置関係は、毎日違っています。
そして、月が太陽と地球の間に入り、太陽―月―地球と一直線になったときに起こるのが日食という現象です。
地球から太陽を見ようとしたときに、月がその上に覆い被さっている状態となるので、太陽の一部、または全部が隠れたようになります。
日食は地球上では一年に二度ほど起きていますが、日本で観測されるものとなると、かなり頻度が少なくなる、珍しい現象になっています。
月食との違い
月食では、星の並びが太陽―地球―月となります。
地球が太陽と月の間に入ることにより、月が欠けて見えるのが月食です。
太陽が欠けるのが日食、月が欠けるのが月食ということですね。
日食の種類
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日食には、太陽がどの程度、月に隠されるかによって、大きく3つの種類があります。
部分日食
太陽の一部分のみが月に隠されるのが部分日食です。
2022年10月25日に起こる日食も、この種類のものになります。
皆既日食
太陽と月の中心がほとんど重なり、太陽の全部が隠されるのが皆既日食です。
日本で次に皆既日食が見られるのは、2035年9月2日とかなり先になります。
欠けはじめと欠け終わりに見られるダイヤモンドリングの烈しい光は、思わず見る人が息を呑むような美しい情景です。
また、昼間でも夜のような暗さになるため、昔の人々は不吉な印であると考えていたようです。
金環日食
皆既日食と同様、太陽と月の中心がほとんど重なる現象です。
ただし、月が地球から遠いために、太陽の全部を隠すことができないときに起きるものを金環日食といいます。
金環日食では、皆既日食ほどの暗さにはならず、月の周りに太陽の眩い輪郭が見られます。
日本で次に金環日食が見られるのは、2030年6月1日の北海道となっています。
日食の日の過ごし方
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日食はかならず新月の日に起こります。
新月の日は、心や気のバランスが乱れやすいといわれていますので、その点に留意して、やるといいこと、やめておいたほうがいいことをお伝えします。
やるといいこと
デトックスにとても向いている日ですので、断捨離やプチ断食などがおすすめです。
心を整えたいなら、瞑想や、レイキなどのエネルギーワークもいいでしょう。
とくに、塩を使ったデトックスやエネルギーワークはとても有効です。
簡単に取り入れるのであれば、塩風呂がいいでしょう。
塩化ナトリウムではなく、天日塩や天然塩といった、自然の塩をひとつかみ、お風呂に入れてください。
塩には大きな浄化作用がありますので、この塩には不浄やケガレが吸着されています。
塩風呂にした残り湯は洗濯などに使わず、すぐに捨ててください。
体によくない部分があると感じている人は、その部分に塩を握った手で触れ、塩も手も洗い流すようにするといいでしょう。
また、やり直し・リセット・再生にまつわるようなお願いごとにも向いています。
やめておいたほうがいいこと
新月というと、何かをスタートさせるのにぴったりな日!と書いてあることが多いですよね。
ですが、日食の日は物事の始まりには向いていませんので、新しく始めるようなことは、できれば違う日にずらす方がいいでしょう。
結婚や引越しのようなビッグイベントが重なってしまうときは、入籍日や契約日を別の日にするとか、逆に挙式日や引越し当日を別日にするなど、対策を取るといいでしょう。
また、精神的活動に向いている一方で、物質的活動に向かない日でもあります。
そのため、家や車といった大きな買い物、投資を始めるといった、物質を大きく動かすような行動は避けるのがベターです。
日食の日にやりたい3つの運気アップ法
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最後に、日食の日だからこそやっておきたい3つの運気アップ法をご紹介します。
日食後の光を浴びる
日食そのものを見るのではなく、日食が終わった後、新しく出てきた太陽の光を浴びるといいでしょう。
この光には、再生のエネルギーが宿っていますので、ポジティブな気を受け取ることができます。
願いを書き出す
上述していますが、リセット・再生といった意味合いのあるお願いごとが叶いやすい日。
ぜひ、この気を利用して、お願いごとを叶えてください。
まったく新しい挑戦ではなく、これまでやってきたことのステップアップや、再スタートになるようなお願いを紙に書いてみてください。
書くだけではなく、口に出してみてもいいでしょう。
過去を連想させるものを捨てる
元恋人との思い出の品や、ネガティブな記憶を伴うものがあれば、この日に捨ててしまうのもいいでしょう。
もちろん、自分にとって大切で、素敵な品物なら置いておいた方がいいかもしれません。
見るだけで気分が落ちこむ、イライラするようなものや、もう何とも思わない(ときめかない)ものであれば、捨ててしまいましょう。
捨てるという行為は、次の運気を呼び込む行為でもあります。
次の、もっともっと良い気を運んでくれるものとの出会いのために、日食の日は過去に感謝しながら、別れを告げてみてはいかがでしょうか。
まとめ
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2022年10月25日は、部分日食が起こります。
日本では観測できない現象ではありますが、この日、地球に降り注ぐスピリチュアルなエネルギーを使って、人生をもっと好転させていきませんか?
この記事が、あなたの人生がどんどん拓けるきっかけになりましたら幸いです!