数字から運命を紐解く「数秘術」。
なかでも重視されているライフパスナンバーでは、その人の基本的な性格、生まれもった才能、個性などがわかると言われています。
今回は、ライフパスナンバーが「7」の人について、詳しくご紹介いたします。
ライフパスナンバーの計算方法
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生年月日(西暦)の数字の各位を、一桁になるまで足し合わせます。
例)
生年月日:1990年6月9日
計算式:
1+9+9+0+0+6+9=34
3+4=7
となり、この方の、2022年のライフパスナンバーは「7」となります。
ライフパスナンバー「7」の取説
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ライフパスナンバー「7」の人は、分析と探求の道に生きるスペシャリストです。
「普通」や「一般」という枠にとらわれることなく、自分の価値観で、関心のある分野を突き進んでいくことのできる「7」の人は、「7」以外の人では到達できない深さまで、ものごとを考えつくすことができます。
周囲から理解されないことも多いですが、ミステリアスな雰囲気を持つ「7」の人は、そっと見守るファンが付くこともあるでしょう。
一言でいえば「孤高の人」という印象です。
本質や真実を見抜く力を持っているため、相手が一番言われたくないことをズバリと言い当ててしまい、気まずくなることも。
自分の毒舌が人を傷つけるのではと不安になり、人と関わらないようになってしまう人もいますが、「7」の人の言葉には本当は毒がありません。
言われた瞬間はグサリと刺さるので痛みを伴いますが、むしろ浄化の作用を持つこともあり、年月を経て感謝されることもあるでしょう。
ライフパスナンバー「7」の恋愛
基本的に一人が好きな「7」の人は、恋愛や結婚は自分の人生において必須の項目ではないと感じています。
そのため、恋人いない歴の長い人が多いナンバーかもしれません。
また、恋人との付き合いが長くなるほど、一人の時間を長く取るようになるタイプです。
安心できる人だからこその放置なのですが、そのわりに、相手が自分をあまりにも構ってくれないのは寂しい、という面倒な性格をしている部分もあり、「わかりづらい人」と思われることもありそう。
ほどよく放置しあえる人や、「7」の人の特性を理解しようと努力してくれる人と出会えると、スピード婚もありえます。
合理的で分析屋さんであるにもかかわらず、案外「運命」を信じているタイプでもあるため、この人!と決めたら一途です。
「リスペクトできるかどうか」がパートナーに求める条件のため、結婚後も尊敬しあえる関係を続けやすいナンバーとなります。
ライフパスナンバー「7」の仕事
好きなことに没頭できる仕事と出会えれば、「7」の人は幸せです。
たとえばですが、企業などに勤めていて、「慣習だから」という理由で続けている非合理なことにぶつかると、周りと対立してしまう可能性もあります。
ほかのナンバーの人々は、ちょっとくらい面倒でも波風を立たせず適当にやり過ごせますが、やるなら100%出し切りたい「7」の人にはどだい無理な話です。
ですので、没頭できること、という視点から仕事を選べると良いですね。
研究職は言わずもがな、士業や作家など家がつく仕事、また、分析力がものを言うマーケティングなどの仕事も向いています。
今ある仕事の何にも当てはまらないのであれば、自分の好きなことを深掘りし、YouTuberなどの形で発信していくのもいいかもしれません。
お金への執着はなく、仕事もよくできるため、普通に暮らす分には困ることはないはずです。
ただし、執着がなさすぎるせいでお金の管理が甘く、研究分野に投資しすぎて貧乏生活という人も多いのが「7」の特徴でしょう。
信頼できる人物に管理を任せるのも一案です。
ライフパスナンバー「7」の運命
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何となく人と話が噛みあわないとか、怒っているように思われ、避けられがちだという悩みを持つ「7」の人は多いのですが、逆にそれが「7」の人の長所でもあるということを、強くお伝えします。
「7」の人が他者に合わせようとしたり、無難なことを言おうと思っても、妙な言い回しになって逆にひねくれた物言いをしてしまい、余計に人を遠ざけることになるかもしれません。
そうすると、やっぱり自分はダメなんだ……コミュ障なんだ……と落ちこんでしまいます。
そうではなく、自分の色を押し通すやりかたの方が、結果として「7」の人は他者とうまくコミュニケーションが取れます。
独特な人だな、と思われるのは百も承知、むしろ褒め言葉です!ぐらいに思っておきましょう。
ライフパスナンバー「7」の人生がもっと楽しくなるコツ
ひとつだけ、「7」の人に覚えておいてほしいことがあります。
それは、真実はひとつではないということ。
思慮が深く、分析も得意な「7」の人には、ものごとの本質や真実が見えてしまいます。
ですが、自分にはそう見えていても、他者からも同じように見えているわけではありません。
円柱は、横から見ると四角ですが、上から見ると丸い形をしています。
研究分野においてはたったひとつの真実を明らかにすることが求められるかもしれませんが、人の感情というのは、この円柱のように、見る人の立場や境遇によって千差万別です。
他者とのかかわりに行き詰まったときはぜひ、このことを思い出すようにしてください。
そして、「わたしは□□だと思うけど、あの人にとっては〇〇なんだなあ」と受け入れる心の広さを体得していってください。
もともと聡明な「7」の人ですから、考え方さえ頭に入れておけば対応できます。
まとめ
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合理的で、探求の道を歩み続ける「7」の人は、孤高の存在として生まれてきました。
たまには構ってほしい!
それもまた、「7」の人の真実ではありますが、基本的には一人で、やりたいことをやり続けていてください。
その探求の先に、自分だけでなく、誰かを幸せにできる未来があるなら、こんなに素敵なことはありませんね。
果てなき道だからこそ、果てまで行きたい。
プロフェッショナルな志のまま、どこまでも突き進んでいきましょう!