数字から運命を紐解く「数秘術」。
なかでも重視されているライフパスナンバーでは、その人の基本的な性格、生まれもった才能、個性などがわかると言われています。
今回は、ライフパスナンバーが「6」の人について、詳しくご紹介いたします。
ライフパスナンバーの計算方法
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生年月日(西暦)の数字の各位を、一桁になるまで足し合わせます。
例)
生年月日:1995年9月18日
計算式:
1+9+9+5+0+9+1+8=42
4+2=6
となり、この方の、2022年のライフパスナンバーは「6」となります。
ライフパスナンバー「6」の取説
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ライフパスナンバー「6」の人は、愛に生き、愛を知る、愛のセラピストです。
「6」の人の愛というのは、まるで優しいお母さんのようで、母性にあふれています。
人に何かをしてあげたい、そして喜んでくれるととっても嬉しい、という利他的な気持ちが原動力になり、ちょっとくらい自分の時間や体力を犠牲にしても全然OK!と思っています。
ですが、この「人のために尽くしたい」という気持ちの裏には「愛されたい」という欲求もあって、そこが「6」の人にとっての苦しいところ。
尽くしたいと思ってもいるし、言葉にも出すのですが、実は自分も尽くされたいし、受け取りたい、与えられたいと心の奥底では思っているのです。
だからこそ、「6」の人は、愛に生きるし、愛を知る人生を送ります。
ライフパスナンバー「6」の恋愛
優しく柔らかい雰囲気を持った「6」の人はよくモテます。
華やかな顔立ちの人も多く、街中にいても目立つため、高嶺の花と思われてしまうこともあり、恋人はいないけどファンがたくさんいる、なんて状況にもなりえます。
交際中は相手に尽くし、相手に喜ばれることで至上の喜びを感じます。
ただし、尽くしすぎて「母親みたい」と思われたり、「やってもらえるならいいや」と何でもかんでも押しつけられてしまうことも。
付き合った異性をことごとくダメンズ・ダメ子にしてしまう恐れもありますので、距離感を大切にしてお付き合いしてくださいね。
子育てにおいても、小さい頃は手がかかるのでいいかもしれませんが、子離れが苦手です。
小さな頃から意識的に、依存させない親子関係を築いていきましょう。
ライフパスナンバー「6」の仕事
保育士、保健師、助産師、カウンセラー、セラピストなど、人に尽くす仕事は最高です。
「ありがとう」と言われるたびにやりがいを感じられるため、これ以上の仕事はないと思う人も多いでしょう。
もちろん、これらの仕事は人の生死にかかわることも多いため、良いことばかりではありません。
心を鍛えることが必要になりそうです。
また、美的感覚に秀でていること、華やかな場が似合うことから、ダンサーやデザイナーなど、芸術的な道へ進むのも向いています。
献身的に人を導くことも得意ですので、教師や講師など、人に何かを教える仕事、教育関連の仕事に就く方も多いでしょう。
金銭面でもバランス感覚に優れており、大富豪になる運の付いたナンバーとは言えませんが、実直に貯金や投資が続けられるタイプなので、お金に困ることはほとんどありません。
ライフパスナンバー「6」の運命
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ライフパスナンバー「6」の人は、この地球が愛の星に少しでも近付くようにするために生まれてきました。
若い頃から愛情にあふれ、積極的に愛を与える経験をしていきます。
そのうちに、与えるばかりでは自分のなかから愛がなくなってしまうことに気付き、「愛の循環」について考えるようになっていくでしょう。
たとえばの話ですが、片付けが苦手な人の部屋を、先回りして片付けてあげたとします。
その人は、そのときは喜んでくれるのですが、片付けが得意になることはありません。
本当はその人も、自分で片付けられるようになる喜びや達成感を味わいたいのに、いつも自分のできないところばかりが気になって、「6」の人にありがとうと言いながらも、少し卑屈になっていってしまうのです。
このように、やってあげることだけが愛ではなく、誰かにとってのチャンスを奪ってしまう可能性もあるのです。
その人が苦手を克服できるまで見守ってあげることや、必要なサポートをそっとしてあげること、そしてできるようになったとき、一緒に喜んであげることも愛の、別の側面です。
そして、社会的弱者と呼ばれるような、一般に助けを必要としていると思われる人々だけでなく、もっともっと、「6」の人が手を貸してくれることを望んでいる人はたくさんいます。
どうか自分で枠を狭めず、この広い世界全体を対象に、大胆に愛を分かちあっていってください。
ライフパスナンバー「6」の人生がもっと楽しくなるコツ
「6」の人の運命が「愛を分かちあう」ことであるなら、課題は「自分を愛すること」です。
他者に向けての愛ならとめどなくあふれてくるのに、自分のことになると急に後回しにしたり、もういいやと思ってしまいがちな性格ではありませんか。
そんなときは自分のことを客観視してみてください。
「自分みたいな人がいたら、自分はどうしてあげたい?」と俯瞰してみたら、実は一番愛が足りてないのは自分だった、ということに気付くこともあるかもしれません。
人を愛し、世界を愛しつづけるためには、まず自分が愛に満ち満ちていなければなりません。
他者を愛するのと同じだけ、もしくはそれ以上に、まず自分を愛せるようになると、枯れることのない源泉から、愛の水が循環を続けていきます。
まとめ
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どこまでも優しい母親のような「6」の人は、愛の希求と実現のために生まれてきました。
私のことはいいのよ、それより皆がハッピーなら、なんて言いたいかもしれませんが、まずは自分自身が幸せになったり、愛されたりしていいのです。
愛されることを自分に許してあげましょうね。
優しい「6」の人だからこそ、不安になるときもあるかもしれません。
この地球が、そして宇宙が愛に満たされるまで、「6」の人々の使命は続きます!