気持ちの切り替えが下手だと「いつまでも失敗を気にし続ける」「自分はダメ人間だ」と思い続けてしまう可能性があります。
一旦この状態に入ってしまうと、なかなか抜け出せないばかりか集中力が切れてさらにミスをする場合も…。
そうならないためのポイントや気持ちの切り替えが下手な方の特徴を紹介します。
うまくいかないことをいつまでも悔やむよりも前も向いた方が楽になれますよ。
●気持ちの整理が下手だと、どんなことになる?
●気持ちの整理が下手な人の特徴
●気持ちを切り替える方法
いつまで経っても失敗する
気持ちの切り替えが下手な方は、自分に自信がない、ネガティブな思い込みが強い傾向にあります。
何かを始める前から、「どうせ失敗する」と成功のイメージよりも失敗するビジョンが見えていませんか?
その考えのまま、放置しておくと失敗しないような問題でも物事がうまくいかないことも…。
そうならないための5つのポイントを紹介していきますね。
気持ちの整理が下手な人が変えるべき考え方
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●失敗を極端に恐れない
●失敗=ダメ人間の考え方をやめる
●結果ばかりを求めない
●終わったことを考えすぎない
●考え方の違いを理解する
失敗を極端に恐れない
失敗やミスをずっと反省していると、次のステップに進めません。
「どうして失敗してしまったの?」という考えに囚われすぎないことが大切です。
失敗をバネにして、同じミスをしないようにとポジティブに捉えた方が気持ちの整理が付きます。
また過ぎてしまったことはしょうがない。とある種の諦めを付けることも大事です。
反省するのは後からにして、まずは失敗を取り返すために全力を注ぐようにしてください。
ダメ人間だと思い込まない
失敗は誰もが体験することです。
一度のミスで「なんでこんなこともできないんだ!」「こんな失敗をするなんてダメ人間かも…。」と責めないでください。
ミスの程度はあるにせよ、一度も失敗をしない人なんてありえません。
仮に失敗しても、「どうしてミスをしたのか?」「次にどう活かせるか?」と前向きに考えましょう。
「この失敗が自分を成長させてくれる」と大げさに考えた方が案外、スムーズに事が運ぶかもしれませんよ。
結果ばかりを求めない
物事の結果ばかり追い求めると気持ちの整理が付きにくい場合があります。
もっと詳しく言うと、100%か0%の極端すぎる考えです。
物事がうまくいかなかったではなく、うまくいかなかったけど、前よりは早く作業できたなど褒めるべき点も探しましょう。
常に物事がうまくいくとは限りません。
時には失敗することだってあるでしょう。
「できなかった」ではなく「ここまでできた」という考え方に切り替えることが大事です。
終わったことへのダメ出しを続けている
既に失敗して取り返しがつかないものに執着することはやめましょう。
どうしても「ああすればミスが防げたかも…。」と考えがちですがスパっと切り替えることが重要です。
失敗をいつまでも悔やんでいたら、頭が失敗したという事実でいっぱいになり他のことを考えられなくなります。
脳が思考できるスペースには限りがあるといいます。
貴重な思考スペースを「振り返っても、どうしようもない」ことに割くのは得策ではありません。
失敗に容量を割くよりも、次につなげる思考に使うことで効率をあげましょう。
考え方の違いを理解する
対人関係で自分の常識をあてはめないことで心の整理が付く場合があります。
例えば人間関係で「挨拶しても無視される」「いつも否定される」と悩んでいたとしましょう。
この問題の裏にあるのは、あなたの「挨拶されたら返すもの」「私の話に共感してほしい」という常識が原因です。
もしかしたら、相手にとって、あなたの常識はさほど重視しない問題かもしれません。
思う所があっても「自分とは違う考え方なのだな」と納得させるのも選択肢のひとつです。
具体的な解決策
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失敗して落ち込むことは悪いことではありません。
失敗した後に、いかにリフレッシュできる方法が大事です。
気持ちをリセットさせる方法には以下があります。次から説明していきますね。
●好きなことをする
●自然に触れる
●失敗を次に生かす
自分の好きなことをすることは、気持ちをうまく切り替えられる方法です。
もっと欲を言えばインプット、アウトプットをきちんとできれば文句はありません。
少し難しいと感じるかもしれませんが、実はとても簡単なこと。
お友達とのおしゃべりや旅行など、体験したことを日記に書く、人に話すだけで完了しますよ。
「楽しいことをした」という事実があるだけで、「よし!明日からも頑張ろう!」と前向きになれるのが事実。
まずは、自分を甘やかしてあげることが意外と大事だったりしますよ。
まとめ
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気持ちの切り替えが下手で苦労しているという方は多いはず。
失敗をいつまでも引きする気持ちは分かりますが、立ち止まったままでは前に進めません。
人と比べてしまう、自分を責めてしまう前に、自分を理解する時間を設けるのもアリです。
なんで失敗したのかの原因が分からないと同じミスを繰り返します。
そうなると、ますます自分に自信が持てなくなるでしょう。
そんな深刻な問題になる前に、考え方の癖を正す、リフレッシュ方法を探すなど対策を練りましょう。