引っ越しで気をつけたい風水のポイント

引っ越しで気をつけたい風水のポイント

春といえば、学校生活や新社会人のスタート。
既に働いている方にとっても、転勤などで引越しの必要に迫られている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

4月からの新生活に向けて、今から物件を探している…という方も多いはず。
そこでふと、気になるのが風水や運気に関すること。
どうせなら、気持ちよく新しいスタートを切るために運気が少しでも高まるようなお部屋で新しい生活を始めたいと思いませんか。
ここでは、引越しにまつわる風水についてご紹介します。

出典(TOP画像):pixabay

このページの目次

1.毎年変わる!チェックしたい「避けるべき方角」について
 -1)第一ステップ=自分の本命星を知る
 -2)その年の九星の位置を知る
 -3)決められた順番に、星を移動させる
2.すでに物件が決まった!という方のために
3.玄関からよい気を吸い込んで中に流す!
4.リビングのカーテン選びは、窓の方角に合わせる
5.トイレの方角もぬかりなく!
6.まとめ


毎年変わる!チェックしたい「避けるべき方角」について

引っ越しと風水

出典:pakutaso

まず、人によって「避けるべき方角が毎年変わっていく」ということを、一番最初に知っていただきたいと思います。
ある人にとって2017年東の方角が凶でも、別の人にとってはそうではないのです。
複数の物件でどちらにしようか迷った方は、「九星気学」に基づき、方角をチェックするのもいいでしょう。

引越しで避けるべき方角は、なんと5種類もあります。
ちょっと多いですが、かつて昔の中国の武将たちは、このようにして城やお墓、都を建てたと言われています。
順番に調べてみましょう。

1)第一ステップ=自分の本命星を知る

引っ越しと風水

出典:pixabay

「一白水星」などの言葉を聞いたことはあるでしょうか。
このように、自分の生まれた年で運勢や方位の良しあし、相性占いなどに使える本命星を割り出すことができます。

では、まず自分の生まれ年を表す数字を全て足していき、10以下になるまで繰り返してください。
最後に出た数字を、11から引いて出た数字があなたの九星です。

【例】1983年生まれ
(1)生まれ年の数字を全て足す 1+9+8+3=21 
(2)10以下になるまで繰り返す 2+1=3
(3)出た数字を11から引く   11-3=8
(4)この場合、8=八白土星

九星は1から順に、「一白(いっぱく)水星」「二黒(じこく)土星」「三碧(さんぺき)木星」「四緑(しろく)木星」「五黄(ごおう)土星」「六白(ろっぱく)金星」「七赤(しちせき)金星」「八白(はっぱく)土星」「九紫(きゅうし)火星」となります。

2)その年の九星の位置を知る

引っ越と 風水

出典:pixabay

次は、その年の九星の位置を知りましょう。
自分の本命星を出した時のようにして、その年が何の年なのか出してみましょう。
2017年であれば、一白水星の年です。

3)決められた順番に、星を移動させる

引っ越しと風水

出典:pixabay

九星は、9マスの箱の中を、決まった順番に移動します。

一番上の段=【4】【9】【2】
真ん中の段=【3】【5】【7】
一番下の段=【8】【1】【6】

この数字の状態を基本とし、1を2に移動させ、2を3に移動させ…という風にして星を移動させていきましょう。
2017年の場合は一白水星の年ですので、中央に1が来た時の数字を見ていきます。

一番上の段=【9】【5】【7】
真ん中の段=【8】【1】【3】
一番下の段=【4】【6】【2】

となります。
この時に5の数字があるところを見てください。
これを「五黄殺」といい、風水ではとても大きな力がめぐる方角と言われており、引っ越しをすると病気や家族の仲が悪くなると言われている方角です。
方角を見るには、下記の表を照らし合わせてください。

一番上の段=【南東】【南】【南西】
真ん中の段=【東】【なし】【西】
一番下の段=【北東】【北】【北西】

つまり、2017年に一般的に「五黄殺」として避けたい方角は「南」です。
次に、「暗剣殺」という”暗闇の中で突然刺されるくらいのトラブルがあるかもしれない”という意味の含まれた方角について説明します。

これは、その年の九星が本来あるべき場所を指します。
2017年は一白水星ですから、基本の位置を確認すると大元のスタートは一番下の段の真ん中。
つまり、方角でいうと「北」となります。

また、「歳破(さいは)」という、その年の干支の方角と反対の方角もよくありません。
干支の方角は、北=子(ね)とし、南=牛(うし)、東=卯(うさぎ)、西=酉
(とり)として時計回りに並べた図となります。
2017年は、酉年(西)ですので、その方角と真逆にある「東」がよくない方角になります。

ここまでで北・南・東と続きましたが、まだ気をつける方角があります。
それはご自分の九星がある方角です。
さきほどの八白土星の例ですと、2017年の票を見た時に8は東にありました。
これを「本命殺」といい、不慮の事故などに遭いやすい方角とされています。

また、それと真逆の方角である西は「的殺」といい、本命殺を超える不幸があると言われている恐ろしい方角です。
特徴としては、精神的なダメージを受けやすい方角とも言えるでしょう。
なお、自分の九星が中心に来る年に本命殺や的殺はありません。
2017年ですと、一白水星の人は避けたい方角が少なくなります。

つまり、八白土星の方でみる2017年は、東西南北すべてよろしくなく、北東、北西といったやや中間を取った方角で移動すると良いでしょう。
これが、とても大雑把な風水による方角の割り出し方です。

ただ、九星気学は個人によって生まれた年・日などのタイミングを見ながらより細かく鑑定することのできる奥深い占いです。
これをお読みになってより正確な方角が知りたくなったら、専門の占い師による鑑定を受けるといいでしょう。

すでに物件が決まった!という方のために

引っ越しと風水

出典:pixabay

ここからは、既に住む物件が決まっている方、もしくは既に引っ越してしまった方向けの風水ポイントとなります。
少しでも今いる空間に運気を呼び寄せ、悪い運気を跳ね返せるように工夫をしてみましょう。

玄関からよい気を吸い込んで中に流す!

引っ越しと風水

出典:pixabay

玄関は、「気の入り口」と言われています。
引っ越し直後はキレイだと思いますが、住み始めてからもなるべくキレイに整えるようにしてください。
靴はちゃんと靴箱へしまっておきましょう。
もし玄関にちょっと小物が置けるようであれば、そこになるべく良い気を呼び込むものを置いておくとよいでしょう。

置いておくと良い物は、鏡・観葉植物・間接照明です。
鏡はできれば、玄関に立った時に右側にあるようにしてください。

良い気は右側から流れ、左から出ていくとされています。
良い気を部屋の奥へ奥へと呼びこみ、循環するようにする役割を持ってくれます。
鏡がない場合は、観葉植物がその代わりになってくれます。

間接照明は、明るい玄関を演出し、良い気を呼び込むのによいものです。
暗い玄関の場合は、小さめのものを置いて光を補いましょう。

逆に置いてはいけないモノは、ぬいぐるみ・犬の置物・濡れたままの傘・ドライフラワーです。
ぬいぐるみや濡れたままの傘、そしてドライフラワーはよくない気を吸い込んでしまいがち。
犬の置物は、良い気を追い払ってしまいやすく、家族に不仲をもたらしやすいと言われるので避けるようにしましょう。

リビングのカーテン選びは、窓の方角に合わせる

引っ越しと風水

出典:pixabay

引越しを機に新調しやすいカーテン。
こちらも風水でなるべく良い気を外からお部屋に呼び込めるものを選びたいものです。
ポイントになるものは、「窓の方角」になります。
それぞれの方角は、「木」「火」「土」「金」「水」の異なる性質を帯びていると言われていますので、まずは自分の窓がどの方角にあるのかを知ることからスタートすると良いでしょう。

◎東・南東・南の窓=「木」
色は植物を連想させる緑や青など、爽やかなものを選びましょう。
柄は縦線のストライプですっきりとさせるほか、
花柄・葉っぱの柄などを取り入れたナチュラルなものもおススメです。

◎南・南西・北東の窓=「火」
火に近い赤・オレンジ・紫などの赤い鮮やかな色が相性ぴったりです。
柄は以外にも、星が良いとされています。エネルギーが弾けるようなイメージ。

◎北東・南西・西・北西の窓=「土」
色は落ち着きのある土に近い茶色や黄色などがおススメです。
柄も安定感のある横縞のボーダー、規則正しいチェック、市松模様など。

◎西・北西・北の窓=「金」
カーテンに金や銀などは珍しいですが、できるだけ近い黄色や白などを選ぶと良いようでしょう。
それが無理であれば、ピンクも良いでしょう。
柄は水玉や弧を描くような曲線などが良いでしょう。

◎北・東・南東の窓=「水」
水のイメージといえば水色や青ですね。
ちょっと意外ですが、黒も良いとされています。
柄は流動的な水にならって、不規則なパターンが相性が良く、縦の波線なども可。

トイレの方角もぬかりなく!

引っ越しと風水

出典:pixabay

トイレは全体として水(陰)の気を帯びており、夢占いでも金運に関連があるとされるほど、何かしらの運気に結びつきの強い場所です。
ここをどう使うのか、トイレマットなどの小物をどうするかでさらに運勢が変わってくるはず。
ぜひ引越しの際にトイレマットを買う際の参考にしてみてください。

まず、家の中心から見てトイレがどの方角にあるのかを調べます。

◎北の場合は、「水」の気が強い傾向にあります。
便座カバーやマット、スリッパは逆に温かみのあるピンク系やベージュで。

◎北東・南西の場合は、「土」の気が強い傾向。
北東は高い山のイメージ。ホワイトを基調に、部分的に火を思わせるような赤が良いでしょう。
変化と継続を表すとされていますので、できるだけ汚さないように。
南西は低い土地のイメージであり、黄色味を帯びたものが良いようです。

◎東、南東の場合は、太陽がのぼるイメージで「木」の気が強い傾向。
グリーン系で木のパワーを高めると、発展運が望めるようです。
南東はオレンジも良いようです。

◎南の場合は、あたたかな「火」の気が強い傾向で、イメージ通りですね。
ただし、水の性質を持ったトイレとは気が反発してぶつかりあうので、あまり激しい色合いや柄物を避けて、ナチュラルなグリーンカラーで落ち着かせるのが良いようです。

◎西・北西の場合は、なんと「金」の気が強いと言われています。
ただし、西は散財しやすい傾向があるのでできるだけ明るいイエローで統一を。
北西は高級感ある淡いピンクやベージュがいいようです。

まとめ

引っ越しと風水

出典:pakutaso

ここまでで、「引っ越しで避けたい方角」「運気をよくする玄関」「カーテンの選び方」「トイレのコーディネート」をご紹介してきました。

これくらいなら、1人暮らしの部屋でも、家族みんなで暮らす広い家でも気軽に取り入れられるはずです。

できるだけ方角を意識して、開運への道を掴みましょう。新しい生活が、良い運勢に恵まれますように。