易占いとは?歴史や方法を解説

易占いとは?歴史や方法を解説

皆さんは「易占い」という言葉を耳にしたことはありますか?
聞き馴染みのある人もいれば、初めて耳にしたという方もいるかもしれません。

今回は、最近注目を集めている、「易占い」の歴史や方法、易占いを通じて、何を知ることが出来るのかについてご説明していきたいと思います。
この記事を通じて、易占いについての知識を深めていくことが出来ますよ。

出典(TOP画像):pixabay

このページの目次

1.易占いについて
2.易占いでわかること
3.易占いの方法
4.まとめ


易占いについて

易占い

出典:pixabay

易占いは、中国が発祥の占いです。
3,000年以上前からある占いで、非常に歴史が長いことでも有名です。

易占いは、占いというジャンルよりも、「学問」に近い占いともいわれており、易占いを学べば学ぶほど、奥が深いと多くの人が語っています。

易占いと他の占いの決定的な違いといわれているのが、様々な事象・現象から導き出された「統計学」であるため、どんな内容の問題であっても占うことが可能であるということです。

生年月日や名前の画数などは関係がないのが特徴です。

そのため、会社や学校などでの人間関係トラブル・家族間トラブルなど、理屈だけでは解決することが出来ない問題に対して、易占いは有効的といわれています。

易占いでわかること

易占い

出典:pixabay

易占いを通じて、一体どのような事柄を知ることが出来るのでしょうか。

易占いでは、自分自身では見えていなかった事柄を気づかせてくれます。
現在の状態を知った上で、アドバイスも受けることが出来ると、大変人気があります。

易占いは自分自身の可能性を引き出すことに特化しており、これから先の未来についての予測などを行う物ではありません。

占いに関して、知識が浅かったりすると、上記の部分が一緒になって混乱してしまう人がいますが、別物として捉えるようにし、易占いを見ていくようにしましょう。

易占いの方法

易占い

出典:pixabay

易占いの方法は様々ありますが、今回は易占い初心者の方でも簡単に習得することの出来る易占いの方法をご紹介したいと思います。

初心者の方におすすめなのが、「略筮法(りゃくぎほう)」と呼ばれる易占いの方法です。

50本の筮竹を用意し、左手で持ちます。
次に、右手で筮竹の中心部分しっかりと持ち、額の高さまで持ち上げます。
「これから占いたいこと・現在悩んでいる事」などを頭の中に思い浮かべながら、心を落ち着かせます。

心を落ち着かせ終わったら、右手に持っている50本の「筮竹」の中から1本を選びます。
この時選んだ1本の筮竹を「大極」と呼びます。

手の中に残った49本の筮竹を、扇子のように開きます。

筮竹をおおまかに2分割にし、右手に持っている筮竹を、「掛肋器」に入れ、掛肋器の中から1本選びます。

選んだ1本の筮竹を、左手の小指と薬指に挟みます。

次に、左手に持っている筮竹を「八払い」という方法で選んでいきます。
八払いとは、8本づつ筮竹を取り出していく方法を指します。

八払いを行っていると、8本単位でまとまらないバラの筮竹が出て来るかと思います。
左手に余った筮竹と、先ほど左手の小指と薬指に挟んでいた筮竹の1本と足した分の本数が、易占いの結果となります。

易占いが終わったら、占いの結果の見方へ移ります。
49本の筮竹を2つに分けます。

次に、右手に持っている1本の筮竹を左手の小指にかけ、左手に持つ筮竹を6本ずつ、または2本ずつ3回に分けて数えていきます。

左手の小指にかけた1本の筮竹を加えて、残りの筮竹の数が1本だった場合、「初爻」と呼びます。
残った筮竹の数が2本だった場合は「二爻」、3本だった場合は「三爻」と呼びます。
残った筮竹の数が6本だった場合は「上爻」と呼ばれ、一番上の爻と位置づけされます。

この易占いの結果により、「大成卦(本卦) 」「変爻(動爻) 」が判明します。

上卦・下卦・爻位を知り得たら、次に上卦と下卦について「算木」を用いて表示させていきます。
算木には、「陰陽の印」があしらわれており、筮竹を片付けたら、算木を確認しながら易占いの結果を考察していきます。

まとめ

易占い

出典:pixabay

今回は、「易占い」の歴史や方法、易占いを通じて何を知ることが出来るのかについてご説明しましたが、いかがでしたでしょうか。

易占いは、現在抱えている問題について解決してくれる力があり、非常に汎用性の高い占いとして人気が高いといわれています。

3,000年以上の歴史を持つ易占いには、様々な占い方法がある中で、今回は、一番ベーシックで初心者の方にもわかりやすい占い方法をご紹介しました。

是非この機会に、易占いについての理解を深めてくださいね。