「手相占い」は「相」の占術であり、占いの専門家が膨大な知識を基に判断するものです。
そして、手のひらに表れている「線」を実際に確認することで、その人の情報を引き出します。
「引き出される情報とは?」
多くの方が興味をもつ部分ですね。
その答えとしましては、占いの対象者が経験してきた過去に関するものが「基本」ということになります。
もちろん有能な占術者であれば、そこからさらに、「未来」を予測することも可能でしょう。
いずれにしましても、現時点における、その人の考え方や性格などを見るのに、最も適した占術であると考えることができるのではないでしょうか。
それから、手相に関しての基本的な情報を少し。
手相を見るとき、「右手」でみるか、「左手」でみるか迷ってしまいませんか?
実は、それぞれの手に意味がありますので、その点について触れておきますね。
まず、「左手」に関してなのですが、こちらは「先天的な情報」を表すとされています。
そのため、本質的な部分や内面を表現するとも。
一方、「右手」は、「現状の自分」を表しているとされ、努力によって得たものなどを読み取るのに適しているのです。
そこで、先天的な部分をみるのか、これからの努力で変えられる部分をみるのかによって、鑑定する手を選べばよいということになりますね。
このことを含みながら、読み進めていきましょう。
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このページの目次
1.頭脳線とは
2.頭脳線の見方
-タイプ1
-タイプ2
-タイプ3
-タイプ4
-タイプ5
-タイプ6
-タイプ7
-タイプ8
-タイプ9
3.まとめ
頭脳線とは
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みなさんは、「頭脳線」の位置を正確に理解されていますか?
頭脳線は「知能線」とよばれることもあり、多くの占術者が重要視しています。
「あまり意識したことがなかったなぁ・・・」。
このように感じている人が少なくないことでしょう。
さっそく頭脳線の位置を説明しますね。
頭脳線は、「生命線」と「感情線」の中間に伸びる線であり、手のひらの中央を親指と人差し指の間から横に伸びています。
基本的に、頭脳線は緩やかに下方向へカーブしているのですが、線の始点や線の傾き、および長さに個人差がありますので、これらが判断材料となるのです。
続いて、こうした頭脳線の種類や見方について触れておきます。
頭脳線の見方
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ここからが本題となります。
個人差のある頭脳線を、「9タイプ」に分類しましたので、自分がどれに当てはまるかを確認してから、読み進めてくださいね。
タイプ1
このタイプに属する頭脳線は、「線の終点が二つに分かれている」ものです。
そして終点の向きによりまして、その人の得意とする分野を表しています。
つまり二つに分かれているということは、得意分野が二つになるということですね。
一般的には、終点が下へ向かう場合には想像力が豊富とされ、小指へ向かう場合には現実的であるとされます。
これらのことから、タイプ1はさまざまな視点で物事を考えることができ、営業職や商売が向いているのです。
タイプ2
このタイプに属するのは、「頭脳線が平行に二つある場合」。
頭脳が二つあると考えられるところから、非常に頭脳明晰であることが予想されます。
学者などに多い手相であり、何らかの発明や発見を目指してみてはいかがですか?
タイプ3
「頭脳線が真横に伸びていて、感情線と接近している場合」をタイプ3へ分類します。
このタイプの人は合理的で論理的、なおかつ現実的。
ゆえに、是か非をはっきりさせないと気が済まない性格です。
女性であれば、さっぱりとしたボーイッシュな人に多い手相ですね。
タイプ4
頭脳線の終点に着目してください。
「薬指の下部ぐらいまでの長さで、感情線と手首の中央ぐらいが終点になっている場合」はタイプ4です。
このタイプに属する人の特徴を一言で表すならば、とにかくやさしい人。
また、柔軟な考え方を持ち合わせていますので、さまざまなタイプの人と上手にお付き合いすることができます。
カウンセラーやコーディネーターなどが適職。
タイプ5
「頭脳線の終点が手首へ向けて下がっている」。
「出発点が生命線とくっついていること」が条件。
このタイプに属する人は、想像力に優れており、芸術のセンスがあるとされています。
自分が決めたことに没頭しやすいので、研究職や芸術家などが適しているのです。
タイプ6
「頭脳線が手のひらを真横に突っ切っている」。
このタイプは我慢強さが大きな特徴です。
何事にも粘り強く取り組む性質を持っていますので、時間がかかっても必ず物事をやり遂げる能力に長けています。
技術職や研究職が適職。
タイプ7
「頭脳線の出発点が生命線の出発点と離れており、かつ長く伸びていること」。
このタイプに属する人は、想像力が豊か。
また行動力も併せ持っているので、優れたリーダーシップを発揮することが期待されています。
一方、個性的な部分も持ち合わせており、芸能界に多く存在するタイプです。
タイプ8
「極端に短い頭脳線」。
伸びている角度や出発点および終点の位置は関係ありません。
このタイプの特徴としましては、何事も即断即決であること。
会議やショッピングなどに時間をかけるのが苦手です。
決断力や行動力に優れた性格であるとされています。
タイプ9
「頭脳線が2本あるタイプ」。
このタイプでは、ほとんどの場合に頭脳線が長いはず。
頭脳線の長さは、その人が判断を下すまでの時間を表しています。
したがって、こちらは物事をよく考えてから行動するタイプです。
また、マイペース型の人に多くあらわれる手相であり、集団の中では浮いてしまうかもしれません。
研究職や芸術家がおすすめとなります。
まとめ
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「手相占い」には、膨大なデータが蓄積されています。
それは、今までの経験に基づかれているものであり、有能な占術者が鑑定すれば、驚くほど正確に占うことが可能です。
そして、基本的な手相タイプに関しての理解を深めておくことは、豊かな人生を送るために大変重要となることでしょう。