生まれ年で占うことができる「九星気学」。
相性や方位の吉凶を占うことが得意であり、その源流は古代中国にさかのぼります。
さまざまな占術のなかでも、九星気学は学問的な要素が強く、「五行思想」を含んでいる点に特徴がありますね。
五行思想は自然哲学であり、万物の組成に思いを巡らすことで得られる感覚を大切にしているのです。
話しを進めるうえで大変重要となりますので、もう少し掘り下げて説明しておきますね。
九星気学と切っても切れない五行思想。
成り立ちは古代中国から。
万物の組成を「木・火・土・金・水」とする考え方です。
九星気学は、これら組成の相性を見ているのです。
つまり五行の関係性を見ることで、大半を占っていると考えてよいでしょう。
今回クローズアップする本命星は、「三碧木星」。
含まれている五行は「木」ですね。
意味するところは、樹木の成長するさま。
季節でいえば、「春」を象徴するとされています。
これらを踏まえてから、次の項目を読み進めていきましょう。
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三碧木星の特徴
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五行思想における「木」が大きな特徴です。
木は、芽吹きを経て成長を遂げるところから、活発な勢いや行動力を表していますよ。
華やかな場面の中心にいることが多く、社交界を活躍の場にすれば右に出るひとがいません。
三碧木星を本命星とするひとは、活動的で声が大きく、他人よりも一歩前へ出たいと考える傾向にあるとされています。
そのため、誤解を受けやすく、周囲の人から煙たがられることもしばしば。
本人はまったく無意識に行動しているだけなのですが、場合によっては、出しゃばりと思われてしまいがちです。
非常に陽気で明るいのですが、一方では気に入らないことがあると急に怒り出すことも。
ほかのひとには些細であっても、やり過ごすことができません。
ここで、三碧木星の人生における全体像を追ってみましょう。
前半は華々しくスタートダッシュをきることになります。
幸運に次ぐ幸運で、思い通りの人生を描くことが出来るのではないでしょうか。
うらやましいですね。
しかしながら、このような幸運は長く続かないもの。
個人差はあるものの、人生の終盤には運気がしぼんでしまうことが多いのです。
人生の前半で財を成すことができたならば、無駄遣いせずに来るべき終盤の準備をしなければなりませんね。
三碧木星の性格
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明るく、陽気な性格。
非常に感情表現が豊かで喜怒哀楽が激しい。
そのため、ムードメーカー的な役割を担うことが多く、周囲から非常に好かれます。
ただし、怒りっぽい部分がありますから、セルフコントロールしなければなりません。
また、非常にアクティブな性格であり、思い立ったら即行動したいと考えるひとが多く見受けられます。
好意的に受け止められることが多いのですが、相手の気持ちを考えずに失敗してしまうこともしばしば。
どうぞ気を付けてください。
三碧木星はとにかく自由奔放。
自己中心的な考え方に非難が集中してしまうことがあるのです。
あまり考えずに、自分の思ったまま行動に移してしまうことが多く、誤解を受けてしまいやすいのではないでしょうか。
一方、時として急に他人が気になるのも三碧木星の性格です。
絶対に負けることが許せません。
相当な負けず嫌いですから、万一負けてしまった場合には、リベンジのための努力を惜しまないことでしょう。
それから、三碧木星を本命星とするひとは、人一倍正義感が強いとされています。
組織の中にあっても、不正や悪事を絶対に看過できません。
そのため、思わぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。
常に全体の状況を把握するように心がけましょう。
三碧木星のひとは、嫉妬心や独占欲が非常に強いとされています。
相手によりましては、苦手と感じるひとが少なくないのではないでしょうか。
自分の気持ちをコントロールしなければ、相手に負担をかけてしまうことになりますよ。
三碧木星の恋愛
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三碧木星を本命星とするひとは、恋愛において駆け引きが非常に苦手。
なるべく最短距離でアプローチしたいと考えているはず。
ストレートな言葉で告白する傾向にあり、功を奏することが多いのです。
「そういえば、かなり積極的にアプローチしてきたかなぁ・・・」
このように感じている三碧木星は、少なくないことでしょう。
ただし、積極的なアプローチが逆効果となってしまう場合も。
意中のひとがどのようなタイプなのかを見極めておかなければなりません。
恋愛における相性ですが、一白水星を本命星とするひとがベストパートナーとされています。
また九紫火星も相性がよく、恋愛が成就したならば関係が長く続くことになりますよ。
まとめ
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「三碧木星」は積極性が特徴。
理解できましたでしょうか?
人生の前半で成功を収める努力を惜しまないことが大切。
そして、人生の後半におきましては、節約を心がけてくださいね。
そんなあなたにアドバイス!
ご自分と意中のひとを冷静に観察するところから始めましょう。
生まれ年を知ることができましたら、占いからさまざまな情報を得ることができますよ!