正しく知りたい占星術における木星の逆行とその意味とは?

正しく知りたい占星術における木星の逆行とその意味とは?

占星術での十惑星が大きな意味を持っていますが、その中で、惑星の進む向きが本来の方向と逆に進む『逆行』という時期があります。

占星術の中で、本来の惑星の意味でも、異なる解釈をする必要がある時期なのです。
今回はそんな、十惑星の中でも『木星』の逆行に関してわかりやすく解説します。

出典(TOP画像):pixabay

まずは知っておくべし木星の意味

逆行の木星の意味を正しく解釈するなら、その惑星が持っている占星術における意味をしっかり理解する必要があります。

占星術における木星の意味は、自分の人生における社会的な意味や成功の方向性を示す星になります。

誤解されやすいのは、そもそも持っている才能ではないことです。
そもそも持っている才能を駆使して、社会的地位や人生における成長を意味します。

木星は、人が生まれて成長し乗り越えていく間に、自分が人間社会の中で残す、分野や道筋を生まれながらに示す星なのです。

また、人生においては、成功や繁栄の時期を示し、その人の活躍しやすい時期も示しています。

生きていく間で、ツイていると感じる時期や順風満帆になりやすい傾向を暗示しているのも木星の特徴になります。

逆行になる理由とその意味

惑星が通常通り、東から西に動く順行の場合は、本来持っている惑星の意味がそのまま暗示されるようになります。

逆行になるのは、地球を中心に各惑星を見た場合、それぞれの惑星の公転周期が異なるため、位置の関係で、逆の西から東に惑星が動く時期になります。

さきほどの木星の基本的な意味を踏まえて、木星が逆行になった場合はどの様な解釈になるのでしょうか?

十惑星の逆行の場合は、タロットカードでいう逆位置の解釈となり、本来の意味とはマイナス傾向な時期になりやすいのが特徴なのです。

逆行は、本来持っている惑星の意味から、マイナスの意味になると解釈になります。

つまり、木星が逆行になった場合は、本来の発展や繁栄のスピードが落ちて、維持に力を傾ける必要がある時期になります。

社会的な繁栄や人間関係を広くすることを重視する木星の力が弱まって本来、自分の生活の土台がぐらつきやすくなる傾向になります。

具体的には、基本的に物事の事業やリーダシップが取りにくくなります。

木星の本来の意味である繁栄や社会的成功に不可欠な、努力面での怠惰や援助が途切れ、浪費傾向になりやすい時期です。

2019年木星の逆行期間

2019年の木星の逆行期間は、2019年04?11?~2019年08?11?になります。

逆行の期間が4ヶ月と長期間続きますので、対策を知っておくと災難を事前回避しやすくなります。

木星逆行の得になる過ごし方

木星が逆行になった場合は、浪費、怠惰、キャパオーバー、イラつき、援助がなくなるということが起こりやすくなります。

そのため、木星の逆行時期の考えるべき行動は、自分の目の前の事を丁寧にやる、今大切にしている縁や付き合いを大切にすることを優先すべきです。

自分の目の前の事を丁寧にやることは、浪費や怠惰の大きな対策になります。

ハードルが低くてちょっととモチベーションが落ちがちな時期なので、小さなことでも継続してできたという結果を大事にすることが大切です。

また、丁寧に物事をやることで、新たな発見をすることもあります。

今大切にしている縁や付き合いを大切にすることは、人間関係の整理期間だと解釈してください。

順風満帆である時期は、様々な人が寄ってきますが、その人間の本質をじっくり見極めることができません。

人間は自分にとって有益なことがあると多くやってきますが、いざという時に去ってしまうこともあります。

そんな時、自分を本当に大切にしてくれるかどうかを見極める時期として過ごすのがおすすめの過ごし方です。

多くの人と一度にあって派手に遊ぶのではなく、一人の人と深く安らげる時間を過ごす意識を持つといいでしょう。

忙しすぎて、自分に厳しい人はここで息抜きをして充電をしておくと、順行になった際に大きなエネルギーを発揮することができます。

逆行が抜けたら何をすべきか

先程紹介した風に、エネルギーを充電し何が大切か、自分や心をいたわっていた場合は、ここで培ったエネルギーを使って新たな挑戦することをおすすめです。

注意してほしいのは、逆行期間大切にしてくれた人を大切にし、自分が作った習慣はそのまま維持することです。

逆行時期の土台があったからこそ、エネルギーを発揮できるので苦手期間を乗り越えた時期で見つけた発見を大切にしてください。

まとめ

『木星』『逆行』になると、怠惰やキャパオーバー、縁が切れると言った繁栄や社会的成功から遠ざけるようなことが起こりやすくなります。

しかし、その期間自分の目の前の事を丁寧にやる、自分の土台や環境を成長させるために時間を使うことでより良い日々を過ごす大きな糧になります。

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