占星術には、『ハウス』という要素があります。
これは、地上から12区分に黄道をわけた場合の区分を指します。
そして、この区分の場所にどの惑星が入るかによって、運勢が決まるのがハウスの役割です。
今回はそんなハウスの『第三室』に関して解説します。
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第三ハウスってどんな意味を持っているの?
第三ハウスの役割は言語です。
つまり人との会話やコミュニケーションに密接に関係しています。
この部屋にどの惑星が入るかによって、意思伝達の傾向や癖と言った事がわかるのです。
加えて、どの様に知識を得ることが得意なのか?と言った事もわかります。
人生で生き抜いていく人との関わりや情報をどの様に捉えているのか示すのが第三ハウスの役割です。
第三ハウスが該当する星座って?
第三ハウスが該当するのは双子座です。
双子座は風の星座と呼ばれるように情報を集めるのが得意な星座です。
また、好奇心が強く未知の物を知る、集めるという事が大好きな星座になります。
人との関わりに興味を持ち始め、自分以外の物との関わりを増やしていきたいと思う星座が双子座の特徴です。
第三ハウスがそれぞれの惑星に入っているときの意味とは?
第三ハウス×太陽
第三ハウスに太陽がある場合は、知性や情報を集めることを人生で一番重要だと考えています。
情報に乗り遅れることや自分の自己研鑽として、常に新しいものを学ぶことに人生の意義があると思っている人です。
そのため、最新のSNSを使いこなし、自分の必要な情報をいろんな人や国から集めるのが得意になります。
また会話も上手く出来るタイプであり、集めた情報を分析するのも得意です。
第三ハウス×月
第三ハウスに月は情報を集めた事をすぐに表には出しません。
そのため、すぐに顔には出ず、人の心を悟ることに長けています。
じっくり思考することを好むため読書が趣味であることが多く、集めた知識を人に伝えることも得意としています。
人の感情に振り回されやすいため、ネガティブなものはスルーする技術を身につけるとかなり得な性分です。
第三ハウス×水星
第三ハウスに水星が入っている場合は、非常に情報収集が優れます。
スピードも早く、仕事を含また新しいものを学習する力には大変長けているでしょう。
加えて、臨機応変に対応する場合でも手早く情報を集めることが出来るため、的確な判断ができます。
要領がいいと言われてしまう短所がありますが、スピードが要求される報道や新聞業界含めた出版は適職な星回りです。
第三ハウス×金星
第三ハウスに金星がある人は、人との会話が好みます。
好きな情報を集めることに長けているので、マニアとも言われる部類です。
好きな物のため、大切な人を楽しむ時間を作るために、情報を伝えたりすることを好みます。
そのため、企画や旅行の計画を立てることは得意な人です。
第三ハウス×火星
火星が第三ハウスに入っている人は、情報発信力が優れています。
行動と情報収集が両方が得意なので、集めた情報を発表することが得意です。
人前でものともしないで情報を発信できるので、プレゼンや人前での演説は得意としています。
また、弁論や議論でも積極的に適切な意見を言うことが出来るのも特徴です。
第三ハウス×木星
木星が第三ハウスにある場合は、知識が最大の利益になるのが特徴です。
そのため、勉学に励み様々なジャンルの知識を持つことを愛します。
多趣味で雑学好き、一見無意味な情報から、有意義なものを見つけ出す事も得意です。
また、人がその時代に必要としているものを集めることも得意としています。
第三ハウス×土星
知識の情報収集はスロースペースですが、コツコツ積み重ねて確実に結果を残すのが第三ハウスに土星が入っている人です。
自分が集めた情報を自分の中で洗練させて、持ち前の集中力を発揮し形にするのが特徴です。
流行に流されない自分の価値観を持っています。
第三ハウス×天王星
古風で現在にそぐわない伝統知識を廃止し、洗練された物に変えることが出来るのは天王星が第三ハウスにある人です。
あらゆる自分の知識からアイデアを形にし、難解な事もふとしたアイデアで変えることができます。
広い教養から裏打ちされた知識で形にするため、発明家に向いている人です。
第三ハウス×海王星
第三ハウスに海王星がある人は、対人関係を苦手としてアニメや漫画の世界を好みます。
熱中した自分自身の世界観が好きなため、美術館や博物館視覚で情報を捉えることが得意です。
文字や言葉で情報を伝えるのではなくて、人間の右脳に訴えかける発信力を持っています。
その為、芸術家や漫画家と言った職業に縁がある人です。
第三ハウス×冥王星
冥王星が第三ハウスに存在する場合、その人には情報や知識に関して強い執着を持つようになります。
知らない知識は自分の手元には無いという位深く探求し、情報を手にすることが得意としています。
そのため、専門的な知識を手にし、活かす仕事が向いています。
深く探求する研究職等、常に専門的な知識が自然と必要とされる職業が向いています。
まとめ
『第三ハウス』は、観測地点から黄道を十二分割した三番目の部屋で、人間の好奇心や興味を知る情報や知性の価値観を決めるハウスになります。
情報をどう得るのか、どう活かすのか、人間と話すコミュニケーションの傾向を知って活かす参考になれば幸いです。
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