占星術の10惑星の太陽の意味と特徴

占星術の10惑星の太陽の意味と特徴

『占星術』における『10惑星』は、それぞれ星ごとに意味や象徴、そして割り当てられた星座があります。

星が動くことで運命を占う占星術の場合は、動きとともに元々持っている星の意味を事前に知っておくとより深い理解に繋がります。

今回は、10惑星の中でも、『太陽』の意味と特徴に関して、わかりやすく解説いたします。

出典(TOP画像):photoAC

太陽は10惑星の中でもメインの性格を示す

太陽が持つ役割というのは、その人が生まれた時のメインの性格を示します。

皆さんの星座は、太陽が一年の間でその星座の位置にある時に、産まれたことから星座別で割り振られています。

つまり、太陽がその星座の場所にあることで、生まれ持っているその人の性格を表すのです。

例えば、太陽がてんびん座にある日の間に生まれれば、てんびん座と呼ばれ、バランス感覚が良い社交性がある性格を持つようになります。

自分の人生の中で出てくるのは、18歳と言った時期で、幼少期の時期では反映されない星です。

自分の生き方やポリシーを示す星で、生きていく間に身につけ、磨かれていく性格になります。

環境によって身につけた、表向きの性格であり、自分が地球に生まれて生きていくために適応した性格です。

自分が生まれて進むべき根本を示している星で、10惑星による占星術の場合は、太陽と他の星の角度を見ることによって、運命や困難、課題、転機といった内容を読み取っていきます。

基準となる星なので、一番重要な星です。

人生の方向性や進むべき道を示し、生き方と言った要素を示す星でもあります。

太陽が示す12星座とは?

占星術では、10惑星はぞれぞれの星座が割り振られています。
太陽が割り振られている星座はしし座で、ハウス名は獅子宮です。

古代の四大元素で分類するサインでは火を司り、12星座の中でも不動宮に分類されます。

12星座の中でも活動的で、男性的な性格とも言われているしし座の守護惑星となっています。

太陽が示す意味

太陽が星として象徴している意味は、列挙すると力、活力、成功、想像力、支配と言った力にまつわる意味、また、父親という男性を示す意味になります。

つまり、「力」にまつわる意味がメインです。

自ら輝き、空にある時は星の輝きを隠してしまうほどの力を持っているため、そのような意味が割り振られました。

中世の西洋の場合は、家庭で父親は絶対の権力を持っていたため、太陽が割り振られたのです。

プラスの意味では、成功、達成、問題の解決、意欲、マイナスの場合は、傲慢、怠惰、わがまま、自己中心的という意味になります。

太陽の輝きは地球に生きていく生き物の中では、欠かせないもので暖かさや光を与えてくれる存在です。

しかし、その輝きがあっても、輝きや暑さに度が過ぎれば疎ましい存在となります。
占星術の場合は、星の角度でプラス・マイナスの意味に変化が生じるため注意が必要です。

また、占星術と切っても切ることができないタロットカードでは、「太陽」でそのもので、成功や達成の意味を持っています。

太陽と他の惑星のアスペクトの傾向

太陽と他の惑星のアスペクトの意味は良い角度であるソフトアスペクト、悪い角度のハードアスペクトではどの様に変わるのでしょうか?

ソフトアスペクトの場合は、太陽の良い意味が他の惑星の意味を強調させ、ハードの場合は、良い面を打ち消すような方向になります。

土星は堅実や真面目といった落ち着きを持つ意味がありますが、ソフトの場合アスペクトの場合は真面目、優等生、地道といった意味、ハードの場合は、堅物、意固地といった意味になります。

この様に、ホロスコープの星の意味によっては同じ星でも大きく意味が変わります。
ですので、星から運命を読む時は角度を意識して正しく読み取ることが大切です。

マイナスの角度でも、気をつければ、その影響を最小限にすることが出来ます。

まとめ

『太陽』は10惑星の中で、最もその人自身の根本を決める大きな要素です。

全ての人間が宿命を持って生まれてきているという考えからすると、社会に適応し、やっていくために必要な自分自身を示しています。

自分自身の宿命や使命とは、仕事とかではなく、生まれてきた意味を果たすという意味です。

また持っている星の意味は、力を示す用語が中心で権力や権威、活力という意味になります。
家庭では父親を意味し、権力を示す意味になります。

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