気功の概念とは?疑問にお答えしましょう!

気功の概念とは?疑問にお答えしましょう!

「気功」を「アヤシイもの」と考えていませんか?

「気功」は中国古来より伝わる健康法。
「病は気から」と表されるように、東洋では「気の流れ」を昔から重要視しました。

はたして「気功」や「気」の正体は何でしょうか?
掘り下げた解説をすすめます。

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気功とは?

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シンプルに説明しましょう。
「気功」とは体内に「気」をめぐらせる手法です。

「では、気とは何でしょうか?」。

東洋的に解説するならば、「陰陽五行思想」に基づく「エネルギーの総称」を指しています。

「は?」
よけい分からなくなりますね。

「気」は科学的な側面からも研究がすすめられています。
これによれば、「気」は「電気・磁気・赤外線」と同義です。

「なるほど……」。
このような声が聞こえてきそうですね。

すこし理解がすすんだでしょうか?

血管や神経を介して、「気」は身体をめぐっています。
健康であれば、正常にめぐるはず。

しかし、病気に陥る(おちいる)と「気のめぐり」が悪くなるのです。
東洋的な考え方によれば、「悪い気」が宿ることで病気になるとされますね。

中国では、「気」の循環や「悪い気」の排出を目的として「気功」が発展しました。
医療法の一種です。

ちなみに、「気」の循環をめざすものを「内気功」、「悪い気」の排出をめざすものを「外気功」とよびます。

理解はすすみましたか?
つぎの項目で、「気功」の実践を解説しましょう。

気功のやりかたについて

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「気功」を始めるために、精神的な部分を整えてください。
具体的には「リラックス」です。

深呼吸を繰り返せば、大量の酸素を脳へ送りながら心拍数を抑えられます。
これにより、「不安感」や「緊張感」を抑制することに。

「気功」に意気込みは不要です。
「おちつき」が大切であると考えてくださいね。

精神的な準備が整ったならば、あとは実践あるのみ。
代表的な「気功法」として「スワイショウ」を紹介します。

「スワイショウ」は「腕」を振る気功法。
正確には「手」への意識が大切となります。

ためしに「手・腕」をブラブラと振ってください。
血流が促進されるのを感じませんか?

「スワイショウ」は「邪気」を手指の先から振り払うことを「イメージ」します。

「気功」に大切なのは「明確さ」。
しっかりと「イメージ」してください。

さらに掘り下げましょう。
ブラブラと「手・腕」を振り続ければ、軽い催眠状態へ。

連続した動作により、「自己催眠」へと向かいます。
その効果は「集中力アップ」や「自律神経の正常化」。

「イメージ」や「意識」を大切にしましょう。

スワイショウについて

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「代表的な気功法」となる「スワイショウ」を紹介します。

やりかたは、前後に「手・腕」を振ること。
その際には、足を肩幅程度に広げましょう。

つま先を平行にすることがポイント。
「ハの字」に広げてはいけません。

最初は振り幅を意識しなくて結構です。
ナチュラルを意識してくださいね。

徐々に大きく振れるようにしましょう。
「肩」や「腕」の力を極力抜くのがコツです。

そして「イメージ」をもってください。
指の先から邪気を放出する「イメージ」です。

ひざの「軽い曲げ伸ばし」をコンビネーションすれば、楽に運動強度を調整できます。
無理のない範囲で継続しましょう。

さらにレベルアップ。
「横回転となるスワイショウ」を紹介します。

「でんでん太鼓」をご存知でしょうか?
同じような動きを想像してください。
ウエストをひねりながら「手・腕」を左右に振るのです。

注意するのは首のひねり。
「手・腕」に連動させればよいのですが、急激な動作は禁物です。

勢いをつけすぎると、「めまい」を起こす可能性があります。
最初はユックリと動作を始めましょう。

気功法で大切なこと

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細胞の活性化が期待される「十字真言(じゅうじしんごん)」。
唱えながら「気功」をおこないましょう。

効果を飛躍的にアップできますよ。

「十字真言とは、どのようなものでしょうか?」。
質問がよせられました。

「ことば」を以下に列記しましょう。

「アン・ジン・ミー・ピー・ジー・パー・ヤー・イン・フォア・ディン」。

これらは胎音(たいおん)から構成されるもの。
お母さんのお腹の中で繰り返し聞いていた音とされます。

赤ちゃんは「たった1個」の細胞が分裂して形成されることに。
やがて「60兆個」となるのですから、おどろきですね……。

「十字真言」を唱えると、身体じゅうを「気」がめぐると考えられています。
上手に取り入れて「気功法」をレベルアップさせましょう。

「一連の動き」が確立していますから、情報を収集してください。

それぞれの「ことば」に対応した動きにより、「悪い気」を排出して「良い気」を集積できるとされます。

その際に「チャクラ」の意識を取り入れれば完璧。
「へそ下の丹田」を意識してください。

「十字真言」を取り入れた「気功法」をレクチャーしましょう。

「アン・ジン」で腕を上げていきます。

そして「ミー」で水平まで上げましょう。
さらなる上昇は「ピー」ですよ。

そして「ジー」を唱えながらさらに腕を押し上げてください。
ただし、踵(かかと)は地面につけたままです。

「パー」「ヤー」で掲げた両手を左右に開きましょう。
ゆっくりとおこなってくださいね。

つづいて「イン」を唱えながら「気」を「イメージ」。
「フォア」で水平までおろした腕を使って「イメージした気」を集めましょう。

最後に「ディン」と唱えながら「へそ下の丹田」へ「気」を取り込みのです。
あくまで「イメージ」ですよ。

まとめ

気功の概念とは?疑問にお答えしましょう!

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いかがですか?
「気功」に対する考え方が変わったのでは?

ふだんから風邪をひきやすいと感じるあなた。

「気功法」を日常生活に取り入れてください。
身体じゅうを「気」で満たせば、免疫力が上昇します。

充実した人生のために、「気功」の概念をしっかりと理解しましょう!

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