「タロット占い」で、歴史上の偉人や有名人について読み解いています。
今季からメジャーリーグに挑戦する、プロ野球の「大谷翔平選手」について見てまいります。
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投手としての活躍はどうなる? 【審判・逆位置】
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大谷翔平選手は高校時代から、投手として時速160キロの豪速球で注目を集めました。
加えてバッティングにも非凡な才能があり、高校通算56本塁打を記録する強打者でもあったのです。
こんな大谷選手をドラフト会議で指名したのは、北海道日本ハムファイターズでした。
日本ハムが投手と打者をともにこなすプランを提案し、大谷選手は近年のプロ野球ではほとんど例のない「二刀流」の道を歩むことになったのです。
大谷選手はプロの世界でも順調に才能を発揮し、投打の両面において日本ハムの主力となりました。
特にピッチャーとしては日本史上最速となる時速165キロを記録し、豪速球投手として歴史に名を残すまでに成長しました(これはメジャーリーグでもトップクラスに入るスピードです)。
日本ハムでの5年間のプレーを経て、大谷選手は今季から、アメリカ大リーグのロサンゼルス・エンゼルスでプレーすることになりました。
もっとも「二刀流」の継続には、賛否の声がともに上がっています。
「日本国内でならまだしも、さすがにメジャーリーグで二刀流は難しいだろう」
こんな声が根強いのも事実です。
それでも移籍先のエンゼルスは、いまのところ大谷選手の二刀流挑戦を認める方向です。
日本はもちろん、野球の本場アメリカでも、二刀流の成否が注目を集めています。
さて前置きが長くなりましたが、こんな大谷選手の今シーズンの展望について、タロットで見ていきたいと思います。
まずは投手としての彼の展望を占ったところ……
タロットは「審判」の逆位置を導きました。
「喪失」「後悔」あるいは「行きづまり」といった内容の暗示です。
うーん……。
大谷選手を熱く応援している私としては、なんともショッキングな暗示です。
とはいえ、占術に私情をはさむわけにはいきません。
いまから冷静に読み解いていきましょう。
メジャーリーグ挑戦における前提として、才能のある選手でも、1年目から大活躍できるとは限らないということが言えます。
なんといっても日本とアメリカでは、野球を取り巻く環境があまりにも違います。
広いアメリカで日本より多くの試合をこなすメジャーでは、移動や試合日程がとても過酷なものになります。
また投手の場合、マウンドの高さ・硬さ、さらにはボールの大きさや手触りが日本と違います。
野球選手にとって、条件や環境がこれだけ異なると、やはり順応するには時間がかかっても仕方がありません。
おそらく大谷選手にとっても、1年目は多くの苦難があるかと思います。
少なくとも3ヶ月から半年くらいは、思うようなパフォーマンスを発揮できないかもしれません。
その中で自信を喪失したり、メジャーリーガー相手に気後れしたり、行きづまりを感じることもあるでしょう。
しかしアメリカでの挫折や苦悩をすべて飲み込んで、メジャーリーグに適応できるようになったとき、彼は野球選手として、また人として、一回り大きくなれるはずです。
事実、これまでメジャーリーグに渡った選手の中には、2年目から本領を発揮した人もいます。
あまり1年目から結果を求めすぎず、長い目で彼を見守っていくべきでしょう。
打者としての活躍はどうなる? 【運命の輪・逆位置】
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一方、打者としての大谷選手には、どんなシーズンが待っているでしょうか。
タロットで見てみたところ……
「運命の輪」の逆位置が導かれました。
「退潮」「運命の暗転」といった内容が示されています。
うーん……
これまた大谷ファンとしてはツライ暗示ですが……。
やはりバッティングにおいても、1年目はメジャーのカベが立ちはだかることが予想されます。
それは能力的なカベというよりも、環境変化のカベといった方がいいかもしれません。
日本とメジャーでは、まず投手のボールのスピードが違います。
さらには多くの投手が、スピードボールでありながら、バッターの手元で微妙に変化するボールを投げてくるのです(あの松井秀喜選手ですら、このボールには苦労したといいます)。
こうしたメジャーリーガーの球に対応するには、大谷選手といえど、ある程度の時間が必要になることでしょう。
さらには、投手と打者を同時にこなすことで、肉体への負担やアクシデントの発生が心配されます。
とにかくケガの防止や身体のケアには、十分な注意を払う必要があるでしょう。
やはりバッティングに関しても、1年目はメジャーリーグに対応するための期間と考え、長い目で見ていくべきだといえます。
メジャーで活躍するためのカギは? 【魔術師・正位置】
さて、ここまでは大谷選手にとって厳しい内容の暗示ばかりで、占っている私としてもかなりツライものがありました。
しばらくは苦闘が予想される大谷選手ですが、メジャーリーグで活躍するためのカギはないのでしょうか?
タロットで占ってみたところ……
「魔術師」の正位置が導かれました。
「魅惑」あるいは「創造」といった内容の暗示です。
大谷選手はアメリカで多くの魅力的な人と出会い、新しい考え方やノウハウを発見するはずです。
それがメジャーに適応するカギになるのはもちろん、人脈や思考法が、大谷選手の人生そのものをより豊かにしてくれます。
とにかく大谷選手は若く、明るく、前向きな青年です。
そんな彼に対し、チームメイトやコーチはきっと手を差し伸べてくれるでしょう。
そしてその中には、フィーリングの合う人、新しいインスピレーションをくれる人が必ずいます。
彼らからとことん野球について学び、とにかくアメリカでの生活を楽しむことです。
そこから未来への光が見えてくるはずです。
ここまで見てきたように、1年目の大谷選手はメジャーリーグのカベに当たってしまうかもしれません。その中で挫折感を味わうこともあるでしょう。
それでもこの1年をメジャーへの適応期間と考え、あせらずにプレーしていくことが肝心です。
人との出会いを大切にし、新しい考え方を貪欲に吸収していくことが、必ずや飛躍の糧となることでしょう。
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