あなたは、「金縛り」になったことがありますか?
唐突な質問で申し訳ございません……。
じつは多くの人が体験しているにもかかわらず、「正確なメカニズム」の理解がすすんでいないのです。
あなたは、しっかりと理解できていますか?
今回は「金縛り」にスポットをあてて解説をすすめます。
メカニズムと対処法をしっかりと学習すれば、「金縛り」を恐れる必要はありませんよ。
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学術的メカニズム
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「金縛り」はすでに「学術的な解明」がすすんでいます。
「メカニズムが解明されているのですか!」
驚きの声が聞こえてきそうですね。
理解を深めるためには、睡眠メカニズムの学習から始めてください。
睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があります。
それぞれの特徴を記載しておきましょう。
「レム睡眠」:浅い眠りで、脳の活動がみられる。
身体は完全に弛緩状態である。
「ノンレム睡眠」:深い眠り。
脳は完全に休んでいる。
睡眠状態にあるとき、脳と身体は「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を交互に繰り返しています。
さっそく「金縛り」を「睡眠メカニズム」に当てはめてみましょう。
「レム睡眠」状態に類似性を感じませんか?
そうです!
「金縛り」は「レム睡眠」状態のときに引き起こされるのです。
「レム睡眠」のときに「意識の覚醒」が生じると、人は「金縛り」を感じてしまいます。
「金縛り」を経験した人の意見を聞いてみましょう。
「意識はハッキリとしていたのに、身体が動かなかった……」。
結論です。
「学術的な金縛り」を端的に表現しましょう。
これは、「レム睡眠時の覚醒状態」になるのです。
お分かりですね。
つづいて、原因をさぐってみましょう。
なぜ、このような状態に陥って(おちいって)しまうのでしょう?
その答は「睡眠リズム」の乱れです。
睡眠をみると、「レム睡眠」「ノンレム睡眠」が交互に訪れます。
これらを定期的に繰り返しながら「正常な睡眠」が構成されているのですね。
ここまで理解は進みましたか?
何らかの要因で「睡眠リズム」に乱れが生じると、「睡眠状態」でありながら「意識の覚醒」が引き起こされてしまいます。
「何らかの要因とは、いったいなんですか?」
質問が聞こえてきそうですね。
さらに掘り下げて解説しましょう。
人は「強いストレス」や「疲労の蓄積」によって「自律神経の乱れ」を生じやすいのです。
要因は、ズバリこれです!
言い方を変えるならば、「自律神経の乱れ」イコール「睡眠リズムの乱れ」となりますね。
学術的金縛りの対処法
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生活環境の変化や成長期における肉体的な変化など、「自律神経の乱れ」が生じる原因は「ストレス・疲労」以外にも挙げられます。
これらを緩和できれば、「金縛り」に対処できるはずです。
「金縛り」を頻繁に感じるならば、ご自分を取り巻いている「状況」を再確認しましょう。
寝具や寝室の環境を整えて下さいね。
リラックスできる環境が「質の良い眠り」につながります。
「金縛り」を自然に解消できますよ。
霊的なメッセージによる金縛り
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ここからは「スピリチュアル的な観点」からみた「金縛り」について解説します。
最初に申し上げますが、「学術的な考え方」から距離をおきますよ。
なるべくフラットな気持ちで読み進めてくださいね。
あなたは「金縛り」が「霊的なメッセージ」によるものだと聞いて信じられますか?
じつは「生霊(いきりょう)」による仕業(しわざ)かも知れないのです。
「生霊(いきりょう)とは何ですか?」
わからないのも無理はありません。
これから説明しますから、しっかりと認識してくださいね。
「生霊(いきりょう)」とは「念エネルギー」の一種です。
一般的な「霊魂」と違い、生きている人の「強い念」なのですよ。
「強い念」とは「憎しみ・恨み・妬み(ねたみ)・嫉み(そねみ)」などが該当します。
これらの感情が「念エネルギー」となって、「眠りについている身体」を襲うのです。
恐ろしいですね……。
それから、もうひとつ「スピリチュアル的な金縛り」が存在します。
それは「低級霊」による仕業(しわざ)です。
「低級霊とは何ですか?」
先ほどと同じく質問が寄せられました。
この点について解説しておきましょう。
「低級霊」とは「不成仏(ふじょうぶつ)霊」「地縛霊」「浮遊霊」の総称です。
いずれも「成仏できない霊魂」であり、人間に憑依(ひょうい)しようとしますから、「危険な存在」であると考えてください。
「生霊(いきりょう)」や「低級霊」による「金縛り」には特徴があります。
それは、身体に対する「強い圧迫感」や「耳鳴り」です。
これらを感じて覚醒した場合には、気持ちをしっかりと持たなければなりません。
「消極的な気持ち」「ネガティブ思考」これらは危険です。
「霊的な金縛り」は怨念による「メッセージ」を送ってきます。
心身の乱れや疲れに苛まれて(さいなまれて)しまうことに………。
霊的金縛りの対処法
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「どうしたらよいのですか?」
不安に思う気持ちは理解できます。
対処法を解説しましょう。
こうした「金縛り」には、必ず「前兆」があります。
一般的には「耳鳴り」が多いとされているのです。
小さな「耳鳴り」を感じたら、しっかりと身構えてください。
おそらく「完全な金縛り」状態に陥る(おちいる)までに、少しの時間があるはずです。
この段階で声が出るようならば、大きな声で「霊魂」を威嚇(いかく)しましょう。
「帰れ!」
「近寄るな!」
「成仏しろ!」
声が出なくても、心の中で強く念じてください。
「念エネルギー」や「低級霊」はポジティブな気持ちに弱いのです。
入り込む余地がなければ、近寄ってきません。
自然に「金縛り」がなくなるはずです。
まとめ
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「金縛り」の情報に触れて、どのような感想をお持ちになりましたか?
メカニズムを正確に理解すれば、恐れる必要はありません。
しかし、度重なる(たびかさなる)「金縛り」に苦しめられているならば、「専門」のクリニックを受診してください。
それから、もうひとつアドバイスしておきましょう。
「霊的な金縛り」を疑うならば、スピリチュアルカウンセラーが「専門」ですよ!