1.街コンの実態
2012年頃のアンケート調査によると「街コン」という言葉を聞いたことのある人はかなり少数でした。
約5年後の現在は、どれほど普及しているのでしょうか。
データをみたところ、婚活、恋人探し、友人探し、パーティー、規模の大きな合コン、といった多様な参加目的からニーズは広いようです。
普段接することのない業種の方とも知り合える、平日に開催されることも多いので、仕事終わりに行くことができる。
このような背景から男女共に20代から30代に特に人気があります。
『婚活』としての成功率は実に3%という数値が、日本経済新聞が行ったアンケートから出ているようで、これは低いと感じる方は婚活目的でいくと少々がっかりされるかもしれませんね。
実際にどれほどの参加者がいるのかといいますと、地域で格差があります。
規模の大きいものから小さいものまで一年を通しての参加者は、都市部と地方とでは万単位で差がついています。
総人口が異なるので当然ではありますが。
面白いのは、季節で催される回数にかなり違いがみられることです。
一番回数が多いのは夏で、冬が最も少なくなります。
ひと夏の恋、という言い回しはあれど、ひと冬の恋はあまり聞きません。
関東地方でさえ、12月には開催数が一桁にまで落ち込みます。
お店を数件はしごしていくスタイル、テーブルについて順番に男性が入れ替わるスタイル、立食パーティースタイル、地域や場所、季節によって千差万別な形式で行われる、それがいわゆる『街コン』と呼ばれるもののようです。
出典(TOP画像):photo-ac.com
2.実録!街コンであった話
出典:photo-ac.com
調べたところ、男性も女性も街コンへは2人1組で参加される方が多いようです。
交流がメインの場なので、一人だと緊張するから誰かと一緒がいいという傾向にあるのかもしれません。
そして男性参加者の方が、女性より多めなのも特徴です。
これから参加を考えている方にとって参考となりますよう、実際にあった話を綴りたいと思います。
まずは、ネガティブな話題からです。
ある男性は、平日の仕事帰りにお腹ぺこぺこの中で参加。
ひとまずお腹を満たしてから、女性との交流を深めようとマイペースにご飯を食べていると、話題にすっかり乗り遅れてしまい、結果誰とも連絡先を交換できずに終わってしまったのだとか。
これは平日ならではかもしれませんね。
友人である20代前半の女性が参加した時は、自分の目の前で男性二人が意気投合し、男性同士が今後会う約束をしていたのだとか。
今の世界情勢がなにかと不安定で物価も高騰しているから、野菜くらい作れなきゃと思い、家庭菜園を始めたという方とは話が合わず、また、ほとんどしゃべらなかったわりに最後に唐突に連絡先交換したいならいいけどと妙に上から目線の方もいたそうです。
なんとも言えないメンバーだったようですが、共通点は「話せないこと・話が合わないこと」ですから、やはりコミュニケーションがとれなければうまくいきません。
街コンで気の合う人を見つけるのは、難しいのだろうかと思ってしまいます。
では、ポジティブな話に移りましょう。
街コンに参加して以降、おしゃれに気を遣うようになり自分磨きに時間を割くようになった、異性と話す力が少しずつついた、恋人ができた、結婚までたどり着けた、こういった前向きな話も聞けました。
物事には必ず良い面と悪い面が存在しています。
失敗だと思われた中にも、良き発見があると思います。
「次からはこうしてみよう」と自分が前向きに考えることで、貴重な経験となるのではないでしょうか。
3.アドバイス
出典:photo-ac.com
街コンに実際に参加した方々からの有力なアドバイスをご紹介いたします。
緊張しすぎて何も話せないことが何より失敗に繋がる、かといって適当に話せばいいだろうという軽すぎる気持ちでもいけないので話題を豊富に準備しておくにこしたことはないそうです。
特に恋人を探す気でいる人、婚活として参加する人は目的意識を持つ方が良いでしょう。
参加する以上、料金は発生するので、なにかしらの収穫は得たいところです。
また参加するタイミングも考慮に入れましょう。
比較的、秋に開催される街コンに参加しても思うような相手に出会えないことがあるようです。
気温も下がり、センチメンタルな時期ですから、開催数も多くバイタリティに溢れている夏を選ぶとよいでしょう。
余談ですが、一年の中でカップルが最も別れやすい日は、一月五日だと言われています。これは年明け最初の出勤日(そうでない方もおられますが)となるため、気が変わりやすくなるそうです。
参考にしてください。
4.まとめ
出典:photo-ac.com
「街コン」に対する興味は湧いてきましたか?
まだ街コンに参加したことがないという方は、友人を誘ってトライしてみてはどうでしょうか。
良き出会いがあってもなくても、普段の生活とは違った刺激があることは間違いありません。
仕事と自宅を行き来する毎日で退屈だ、と感じている社会人は少なくないでしょう。
自ら“きっかけを作る”という行動は、大事な一歩となります。
街コンは各地域で催されているため、参加されている方も近隣にお住まいのはずなので同性の友達もできるかもしれません!
休み前の平日、仕事終わりにふらっとご飯を食べに立ち寄る、そういった気軽さであなたも街コンを楽しんでみてはいかがでしょうか。
「良い出会いがあるか気になる!」という方には、下記のサイトにて恋愛相談が得意な占い師ご紹介しております。今回取り上げた「街コンの実態」について以外にも様々な出会いや恋愛についてのお悩み・ご相談にお答えします!お気軽に相談できる電話占いとなっておりますので、是非ご利用ください。