何かに悩んでいるとき、どれだけ考えても答えが出ず、同じことをぐるぐる考えてしまうことはありませんか?
ところが不思議なことに、お風呂に入っているときや散歩をしているときなど、考えるのをやめた途端に「こうすればいいかも」と答えが浮かんでくることがあります。
ほかにも、理由は分からないのに「今日はこっちを選んだほうがいい気がする」と感じたり、初めて会った人に「この人とは長い付き合いになりそう」と感じたりすることもありますよね。
じっくり考えたわけではないのに、なぜか分かる。こうした感覚は、直感やひらめきと呼ばれています。
では、この「なぜか分かる」という感覚は、どこからやってくるのでしょうか。
その謎を考えるヒントの一つが、「アカシックレコード」です。
今回は、アカシックレコードと直感の関係から、私たちの中に突然「答え」が浮かぶ不思議について見ていきます。
アカシックレコードとは?

アカシックレコードとは、この世界で起きた出来事や人々の経験など、あらゆる情報が記録されていると考えられている領域です。
「宇宙の図書館」や「宇宙のデータベース」と表現されることもあります。
もちろん、実際にどこかに巨大な図書館があって、たくさんの本が並んでいるわけではありません。
私たちの目には見えない膨大な情報が蓄えられているもの、とイメージすると分かりやすいでしょう。
そこには過去や現在だけでなく、未来に関する情報も存在するといわれています。
アカシックレコードと聞くと、特別な能力を持つ人だけがアクセスできるものと思うかもしれませんが、実は私たちも日常の中で、知
らないうちにアカシックレコードとつながっていることがあります。
突然浮かぶ「直感」の正体

では、私たちはどんなときにアカシックレコードとつながっているのでしょうか。
その一つが、直感がふっと浮かんだときです。
「なぜかこっちが気になる」 「今はやめておいたほうがいい気がする」 「急にこのアイデアが浮かんだ」
このように、理由は分からないけれど、ふと何かを感じたり、ひらめいたりすることがありますよね。
こうした直感やひらめきは、アカシックレコードから受け取った情報だと考えられています。
普段、私たちが何かを決めるときは、これまでの経験や知識をもとに、「こうだから、こうしよう」と順番に考えて答えを出します。
一方、直感にはそのような思考の過程がありません。
じっくり考えたわけではないのに、「これだ」と答えだけがふっと浮かんできます。
自分で考えて導き出した答えではないからこそ、まるでどこかから突然「答えが降りてきた」ように感じるのです。
一生懸命考えているときほど答えが出ないのはなぜ?

「それなら、もっと集中して直感を受け取ろう」
そう思うかもしれませんが、実際には逆の場合があります。
答えを探そうと一生懸命になるほど、頭の中はさまざまな考えでいっぱいになります。
「失敗したらどうしよう」 「正しい答えを出さなくちゃ」 「やっぱりこっちのほうがいいのかな」
このように自分の思考が次々と浮かんでいると、直感がやってきても、それが自分の考えに紛れてしまいます。
反対に、考えることから少し離れてリラックスすると、頭の中を占めていた思考が静かになります。
すると、自分の考えと直感を区別しやすくなり、アカシックレコードから受け取った情報にも気づきやすくなるのです。
実際に、何時間考えても出なかった答えが、お風呂に入っているときや散歩をしているときなど、何気ない瞬間に突然「これだ」と浮かぶこともあります。
答えが見つからないときほど、無理に考え続けるのではなく、一度思考を休ませることが、直感を受け取るきっかけになることもあるのです。
「答え」を受け取りやすくする習慣

アカシックレコードからの「答え」を受け取りやすくするために、まず取り入れたいのが、毎日の中にリラックスする時間をつくることです。
ゆっくり湯船につかる、近所を散歩する、寝る前に数分間ぼんやりするなど、自分が無理なく続けられる方法でかまいません。
忙しい日でも、意識して考えごとから離れる時間をつくることで、ふと浮かぶ直感にも気づきやすくなります。
また、何かに迷ったときは、その場で無理に答えを出そうとしないことも大切です。
「私は本当はどうしたい?」 「今の私に必要なことは何だろう?」
このように一度自分に問いかけたら、すぐに答えを探そうとせず、その問題からいったん離れて普段通りに過ごしてみましょう。
そ
の日のうちに答えが浮かぶこともあれば、数日後、まったく別のことをしているときに「これかも」と気づくこともあります。
そして、ふと浮かんだ感覚をすぐに「気のせい」と打ち消さないことも大切です。
「なぜか気になる」「なんとなくやってみたい」と感じたら、忘れないうちにメモしておくのもよいでしょう。
このように、リラックスする時間をつくり、答えを焦って探さず、小さな直感を見過ごさないよう意識することで、アカシックレコードから届く「答え」にも気づきやすくなるはずです。
まとめ

何気ない瞬間にふっと浮かぶ直感やひらめきは、アカシックレコードから届いた「答え」なのかもしれません。
答えが見つからないと、ついもっと考えなければと思ってしまいますが、そんなときこそ一度考えることから離れて、心と頭を休ませてみてください。
そして、「なぜか気になる」「これをやってみたい」といった感覚が浮かんだら、すぐに気のせいと決めつけず、少し意識を向けてみましょう。
これまで何気なく見過ごしていた直感の中に、今のあなたに必要な「答え」が隠れているかもしれません。