「彼のために頑張るのが当たり前」
「なんでもしてあげたい」
「彼、私がいないとダメなの…」
こんな風に恋愛にのめりこんでしまう女性、少なくありません。
でも、ふとした時に気が付くんです。
「ありがとうって言われてないな…」
「彼のことを思ってしているのに報われない気がする…」
そのように悟っても…
「彼のために尽くすことが自分の存在意義だから」
とやめられない。
でもそれって、優しさではなくてあなたの不安の上の行動かもしれません。
彼氏に尽くしすぎる原因3選

まずは、恋愛にのめり込んだ女性が彼氏に尽くしすぎる理由を3つのポイントに分けてそれぞれご紹介します。
原因① 自信のなさ
「承認欲求」「自己価値の低さ」が原因です。
彼に尽くすことで「私は必要とされている」と安心していませんか?
本当は「愛されたい」「甘えさせてほしい」気持ちがあるのに我慢して尽くしている。
裏には「ここまでしているんだから彼は私によくしてくれるはずだ」「尽くす以外で私の居場所はない」と自分で自分の首を絞めていませんか?
これが、「尽くし過ぎる」の原因です。
原因② 我慢している
「私が好きで彼に尽くしているだけだから…」と言っても心の中では「分かってほしい」「褒めてほしい」といった感情がぐるぐる渦巻いています。
本当に心からしたいわけではないので、負担になっているんですね。
ある日「私ばっかり!」「なんで何もしてくれないの!?」と不満が爆発してしまうことも…。
本音を隠して我慢していることが原因です。
原因③ 断らない
彼氏にしてあげるばかりで自分を労わることをしていないのではないですか?時には小さな「NO」を言うことも大切です。
例えば「疲れたから、今日は手伝ってくれると嬉しいな」「それは難しいかな。でも代わりに◯◯ならできるよ」といったニュアンスがおすすめ。
彼に任せる、頼る、断ることを覚えておきましょう。
彼が甘えすぎる原因って?予防策3選

あなたが「○○やっとくね」と言うと「ごめんね」「助かるよ」と言ってくれていた彼。でも、いつしかあなたがやることが当たり前に…。
これ、あなたが先回りしてなんでもやってしまうことも原因です。ですが彼にも原因はあります。
甘えすぎてしまうと「考えなくてもいい」「やらなくてもいい」「わざわざ努力しなくても済む」と脳内変改してしまいます。
つまり、やってくれることが当たり前になり感謝の気持ちがなくなってしまう。この負の連鎖が、あなたが「尽くし過ぎる」に繋がります。
ここでは、そんな負の連鎖を断ち切るための予防策を3つご紹介します。
予防策① やらなくていいことを明確にする
「洗濯物はあなたの担当ね」
「ごはんは作るから食器洗いはお願い」
と最初からルールを設けておくのです。
この条件を聞くと「冷たくない?」「物足りない」と感じる方もいるかもしれません。ですが「長く無理なく」関係を続けるためには、これが一番の近道なんです。
予防策② 頼まれたらするのスタンスで
「彼のために予めやっておこう」その先回りの考えは危険です。最初は優しさからでも、彼にとったら「何も言わずにやってくれる」マインドが誕生してしまいますよ。
これを防ぐためには、言われない限りやらないことです。「彼のためを思って」は御法度。「してほしいならお願いしてね」「してほしいなら代わりに○○してね」のスタンスで構えましょう。
予防策③ できない保険をかけておく
「今日は疲れているんだ。お願いしてもいいかな?」「ちょっと余裕がなくて手伝ってくれたら嬉しいな」このような「できない時もある」という保険をかけることは大事です。
いつまでも完璧に物事をこなせるわけではありません。頼ることも大切です。2人の間で「助け合う」という共有意識を持てるようにしましょう。
まとめ

あなたが彼を甘やかすのは紛れもなく愛情です。ですが、その愛が「重い」「依存」を含むと話は別です。彼は際限なくあなたに甘えて何もしなくなってしまうでしょう。そして、我に返ってこう思うのです。「なんか私ばっか頑張ってるな」と。
彼に尽くすこと、彼のために頑張ることは間違いではありません。ですが何も「彼に尽くすことだけ」が愛情ではありませんよ。
この記事を読んで、彼を支えながらも同じくらい自分にも愛情を向けていいんだ。そう感じていただけたら幸いです。