厄払いの疑問解決!節分後でも行った方が良い?代理や喪中でもOK?

厄払いの疑問解決!節分後でも行った方が良い?代理や喪中でもOK?

人生のうち、何度も訪れる「厄年」

別に厄払いしてもらわなくても大丈夫じゃないの?

そもそも厄って何?と色々な疑問があるのではないでしょうか。

今回は、厄年とその疑問についてまとめました。ぜひ参考にしてください。

厄年とは?

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出典:photoAC

一般的に「厄」という言葉は、苦しみや災難、わざわいのことで、古くは病気や貧しさなどの苦しみをとくに言っていたようです。

厄年=災難が起こりやすい年というイメージがあるのは、この「厄」という言葉の意味から来ているものでしょう。

みなさんの中にも、その年に降りかかるはずの厄を回避するために、厄落とし・厄払いのご祈祷を受けるべきだと思っている方は多いと思います。

でも実は、厄年にはもう一つの側面があるのです。

厄=役?

実際、厄年に当たる年齢というのは、ライフステージの変わり目に当たることが多く、体調を崩しやすかったり、精神的な浮き沈みが激しくなったりすることがあります。

そのため、心身のバランスが取れず、「厄」を呼び入れてしまったり、魔が差したりすることがあるかもしれません。

ですが、厄は「役」である、という説もあります。

この「役」は、役に立つとか、役割というときに使われる「役」です。

役年は、神様のお役に立つ年、お役割をいただく年と言われ、家族や仲間、仕事など、自分の身の回りの大切なもののために生きることで、神様にお喜びいただく年と考えられています。

厄払い=厄を除け、役をいただくご挨拶

つまり、厄年には「厄」を落とす意味合いと、「役」をいただく意味とがあります。

そのため、「今年一年、しっかりとお役目を果たしますので、どうか厄を払ってください」と神様にご挨拶をするために、ご祈祷に行かれると良いでしょう。

厄年はいつ?

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厄年は、数え年で考えます。

男性:25歳・42歳・61歳
女性:19歳・33歳・37歳・61歳

また厄年は前後2年を合わせた3年続きになっています。

さらに、男性の42歳と女性の33歳はそれぞれ「大厄」と呼ばれ、もっとも重要な厄年と言われています。

令和5年の厄年早見表

【男性】

前厄 本厄 後厄
平成12年生まれ(24歳) 平成11年生まれ(25歳) 平成10年生まれ(26歳)
昭和58年生まれ(41歳) 昭和57年生まれ(42歳) 昭和56年生まれ(43歳)
昭和39年生まれ(60歳) 昭和38年生まれ(61歳) 昭和37年生まれ(62歳)

【女性】

前厄 本厄 後厄
平成18年生まれ(18歳) 平成17年生まれ(19歳) 平成16年生まれ(20歳)
平成4年生まれ(32歳) 平成3年生まれ(33歳) 平成2年生まれ(34歳)
昭和63年生まれ(36歳) 昭和62年生まれ(37歳) 昭和61年生まれ(38歳)
昭和39年生まれ(60歳) 昭和38年生まれ(61歳) 昭和37年生まれ(62歳)

令和5年は、昭和57年生まれの男性、平成3年生まれの女性が大厄に当たります。

大厄の人はもちろん、厄年の方はぜひ厄払いのご祈祷を受けてください。

厄払いはいつまでに行く?

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よく、厄払いは節分までにと言われます。

節分の翌日は立春であり、旧暦の正月でもあります。

つまり、新暦の正月から旧暦の正月までの間に厄払いへ行くことで、新しい年に厄を持ち越さずに済むという発想なのですが、では、新年になってしまうともう厄払いは受けられないのでしょうか?

そんなことはありません。

厄払いは、年中誰でも受けることができるご祈祷です。

節分を過ぎてしまったらもう厄が落とせない……ということはありませんので、ご都合の良いときにご祈祷を受けましょう。

また、厄年の方以外でも、「何となく良くないことが重なっている」と感じるなど、厄を落としたいと感じたときには厄払い・厄落としのご祈祷を受けることをおすすめします。

ご祈祷は3年続けて受ける?

可能であれば、前厄から後厄までの3年間、毎年ご祈祷を受けるのが良いでしょう。

ただし、前厄や本厄に気付かずご祈祷を受けていないという方は、気付いた年からで構いませんので、受けるようにしましょう。

厄払いは代理でも受けられる?

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地元の神社でご祈祷を受けたいが、帰省する暇がない。

入院中の家族のために厄払いを受けてあげたい。

様々な理由で、本人が厄払いを受けられないときに、家族が代理で受けることは可能です。

本人と相談し、代理で厄払いを受ける際には、神社やお寺で事情をお伝えしてください。

お寺は喪中・忌中でもOK

喪中や忌中にご祈祷を受けて良いのか悩まれる方もいるかもしれません。

お寺では弔事も日常的に扱っているため、とくに喪中や忌中の制限はなく、いつでもご祈祷を受けることができます。

ただし、神社は死や血といったものを遠ざける慣習があるため、近しい方が亡くなった場合には、四十九日が明けてからご祈祷へ訪れるようにしましょう。

厄年の過ごし方のポイントは?

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厄年だから○○しなければならない。
厄年だから○○は控えた方が良い。

そういうことは、とくにありません。

ですが、食事がファストフードや冷食に偏りがちなのが気になっているなら、週に一度は自炊したご飯を食べるとか、何年も実家に帰っていないと思ったなら今年は帰省してみるとか。

特別なことを始めるよりも、健康や家族といった、身近なところに目を向け、自分や自分の大切な人、大切なものを、本当に大切にするにはどうすれば良いかという視座を持つように心がけてみてください。

まとめ

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厄年は必ずしも災難が起こる年ではありません。

ですが、ライフステージの変わり目で、心身に不調を来しやすいこともあるため、健康にはとくに留意しましょう。

また、厄年は役年でもあるため、神様にお喜びいただけるように、家族や仲間、そして自分を大切にして、心穏やかに過ごしましょう。

厄年が、人生の良いターニングポイントとなるよう、心よりお祈りしております!

PROFILE風水のおすすめの先生

富樫 ユキ先生のプロフィール写真

富樫 ユキ先生

鑑定歴38年
得意な占術霊感・霊聴・霊感タロット(パピュ版、ウェイト版)・算命学・気学(方位、家相、ほか)・風水・(八宅派、玄空飛星派)・ダウジング(探し物、なくし物など探知手法の一つとして)・姓名判断・数秘術・夢診断・手相・心理カウンセリング・香り開運法
実績作家、僧職、医師、政治家、実業家、芸能人…ほか、個人や団体、男女を間わず、幅広い業種や年齢層の方々より支持されて参りました。
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