数字から運命を紐解く「数秘術」。
なかでも重視されているライフパスナンバーでは、その人の基本的な性格、生まれもった才能、個性などがわかると言われています。
今回は、ライフパスナンバーが「33」の人について、詳しくご紹介いたします。
ライフパスナンバーの計算方法
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生年月日(西暦)の数字の各位を、一桁になるまで足し合わせます。
例)
生年月日:1994年12月7日
計算式:
1+9+9+4+1+2+0+7=33
本来であれば3+3=6として、ライフパスナンバーは「6」となるはずですが、数秘術ではゾロ目の数字をマスターナンバーという高次元なナンバーと捉えています。
そのため、計算結果に「11」「22」「33」が出てきたときは、そのままの数字で見ていきます。
マスターナンバー「33」とは
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一桁のナンバーを持つ人が、一つのナンバーのみ背負っているのに対し、マスターナンバー「33」を持つ人は、「3」「6(3+3)」「33」の3つのナンバーから影響を受けています。
さらにマスターナンバーである「11」の倍数や、「11+22」という捉え方もあります。
「11」や「22」よりもさらに多くのナンバーの影響を受けるため、「33」を読んでもしっくりこない人もいるかもしれません。
そのカオスさこそが「33」らしさとすらいえるでしょう。
影響を受けているほかのナンバーもぜひ参考にしてみてください。
ライフパスナンバー「33」の取説
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ライフパスナンバー「33」は、器大きすぎ、懐深すぎな、もはや宇宙人のような人です。
そう言われると「33」の人は「そんなことないですけど」と思うでしょうが、周りからはそんなふうに見られていることがとても多いです。
宇宙規模のミッションが多いため、いつも忙しそうな人も多く、捉えどころがない、生活感がない、不思議な人と思われることもよくあります。
しかもそれが「自分」や「家族」のためではなく、「みんなの」「宇宙の」ためだと本人は思っているので、そのあたりも周囲から理解されづらい理由でしょう。
「だってみんな飢餓で苦しんでるときに自分だけ食糧あるから幸せ、とはならないよね」
「33」の人はつねにそんな感覚で生きているので、「みんなが幸せでなければ自分も幸せではない」と考えています。
しかし、全力投球すぎたり、損得勘定ができなさすぎたり、自分の頭のなかで会話が進みすぎて180度方向転換したりと、周囲からは「良い人だけどこの人って何なの?」と不思議がられてしまいます。
ライフパスナンバー「33」の恋愛
「33」の人にとって、結婚は制度でしかありません。
そんなことよりも真実の愛が欲しいと思うロマンチストな部分もありますが、束縛的なことをされると窮屈になり自分らしさが出せなくなるため、ある程度は放置してほしいと思っています。
事実婚や別居婚、週末婚など、形にこだわらず自分たちらしい生活スタイルをできることがもっとも望ましいと思っているので、その考えに賛同できる人に出会えるといいですね。
スピード婚などはあまりなく、ゆっくりとありのままの自分たちを見せ合い、穏やかな愛を育んでいくタイプが多いでしょう。
ライフパスナンバー「33」の仕事
セラピストや教師、スピリチュアルな仕事など、「33」の人に向いている仕事は多数あります。
奉仕的な気持ちのある「33」の人は、ボランティアや非営利的な活動に向いている反面、その突飛な発想力や行動力から、組織の中にいることが難しい人もいます。
そのため自営業やフリーランスという形で社会と関わるのが向いている人が多いナンバーです。
また、雇われていても「みんなのために」と思ってサービス残業しすぎたり、自営業でも自分の生活を顧みないほど仕事に没頭したりしやすいタイプのため、生活が乱れがち。
身の回りのことをサポートしてくれるパートナーができると安心です。
また、「〇〇のためなら」と私財をなげうってしまい自分の生活に困る、みたいなことも起こりがちなナンバーなので、お金の管理が得意な、信用できる人がいるといいでしょう。
「33」の人は、周囲に与える影響が大きいため、倒れられると周りも共倒れになりやすいです。
そのため、自分の生活が揺らがない状態を維持できるような仕組みを持っていることが重要になります。
ライフパスナンバー「33」の運命
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人を助けることや、世のなかを変えること、革命を起こすこと、宇宙を幸福へと導くこと。
それが、「33」をライフパスナンバーに持つ人々の使命です。
弱い立場の人に寄り添い、困難に向き合い、非常時に駆けつける。
そんな活動を喜んでできるのが「33」の人の素晴らしいところ。
そういう活動のなかにこそ、自分らしさや生きがいを見出すことができる稀有なナンバーです。
時折、理解してもらえないこと、自分でも自分を理解しきれないことがあり、孤独を感じることもあるかもしれません。
それでも、そんな自分を押さえつけるのではなく受け入れ、より大きな喜びのために活動を続けていってください。
ライフパスナンバー「33」の人生がもっと楽しくなるコツ
まず最初に自分が楽しむことを許すこと、他人と違う自分をそのまま認めること。
この2つができれば、「33」の人の人生は大きく広がりを持つようになるでしょう。
救うこと、喜ばせることに必死になりすぎて、最近笑ってなかったかもと思ったなら、まずは自分の楽しみを優先させてください。
心が充実していれば、それは関わっている人々にも伝わります。
「33」の人が、より自分らしくいることで、もっともっと周囲の人もハッピーになっていくでしょう。
まとめ
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いつも忙しく、穏やかで不思議な人。
そんな「33」の人は、自分で自分がわからなくなるような矛盾を抱えることがあります。
それも、大きな使命を持って生まれてきたからなんだなあ……と丸ごと受け入れ、実直に行動に移していけるのが「33」の人のすごいところ。
時には休息を取ったり、娯楽を楽しんだりもしながら、やりたいことをやりたいだけ、やりたいようにやっていく。
「33」の人はマイペースに世界に幸福を広げる活動を続けていくでしょう。