【12月13日】正月事始めには何をする?2020年の過ごし方

【12月13日】正月事始めには何をする?2020年の過ごし方

12月13日は正月事始めと言います。

ここでは、なぜ正月事始めは12月13日なのか、2020年の正月事始めはどのように過ごすといいのかをまとめました。

正月事始めとは

【12月13日】正月事始めにはなにをする?2020年の過ごし方

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正月事始めとは、お正月に向けた準備を始める日のことです。

今でこそお正月は、初詣に行っておせち料理を食べてお年玉をもらって……という単なる祝日となっていますが、昔は「お正月様」「年神様」が来ることを祝う神事としての意味合いを色濃く持っていました。

お正月様は、その一年の幸福を持ってやって来られ、一年間家を守ってくださる神様です。

そんな、一年の始まりを祝う重要な行事「お正月」に向けて準備を始めるのが正月事始め。

これは毎年12月13日と決まっています。

おせち料理を食べるのはなぜ

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正月=おせち料理と思っている人も多いですが、昔は正月に限らず、季節の変わり目のお祝い料理として食べられてきました。

おせちは漢字で「御節供」と書き、神様に捧げる食べもののことを指します。

神様に捧げたもののお下がりを人間がいただくことを「神人共食」といって、同じ食べものをいただくことで神様のエネルギーを体内に取り入れることができると考えられています。

12月13日はスタートを切るのに最適な「鬼宿日」

【12月13日】正月事始めにはなにをする?2020年の過ごし方

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日本では現在、グレゴリオ暦という暦が使われていますが、以前はほかのさまざまな暦がありました。

862年から1684年まで800年余り使われた宣明暦では、12月13日は「鬼宿日」と定められています。

鬼宿日とはその名のとおり、鬼が宿にいる日です。

鬼が宿にいる日は何事も鬼に邪魔をされる心配がないため、なにをするにも良い大吉日とされています。

宣明暦の12月13日と今の暦での12月13日はかならずしも一致しませんが、正月事始めに関しては、その名残から12月13日になっています。

また、なにをするにも良い吉日でありながら、婚姻に関することだけは凶とされるのも鬼宿日の特徴です。

宿=家ととらえ、嫁入りをした女性が鬼に鉢合うと考えられることから、婚姻に関したことはやめておくのが吉というわけです。

気にされる方は、お見合いやプロポーズ、顔合わせ、結納、入籍、挙式など、婚姻に関することはこの日を外して進めるといいでしょう。

【2020年12月13日】正月事始めの過ごし方

【12月13日】正月事始めにはなにをする?2020年の過ごし方

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12月13日は鬼宿日であり、来年のお正月様を迎えるための準備を始める日だということがわかりました。

そんな12月13日には、具体的にどのようなことをするといいのでしょう。

古くは煤払いや松迎えといった行事がさかんに行われていましたが、厨や庭がなく、薪も必要がない現代の住宅ではあまり現実的ではない部分もあります。

そこで、2020年12月13日の正月事始めではなにをするべきか、以下にまとめました。

断捨離

【12月13日】正月事始めにはなにをする?2020年の過ごし方

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同じ道具を同じ人が100年使いつづけると、「つくもがみ」というあやかしが憑くと言われます。

そのため、昔の人は年の瀬になると道具類の見直しをしました。

正月事始めのこの日、自分の生活に必要なものと、必要ではないけれど捨てたくないもの、もう捨ててしまってもいいものを明らかにするのはいかがでしょうか。

感謝をしながら捨てれば、そこには良い気が流れ、新しい清浄ななにかがめぐってきます。

まだまだ使えるけれど自分には必要ないというものに関しては、骨董市やフリマアプリ、リサイクルショップなどで引き取ってもらうという選択肢もあります。

大掃除

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正月事始めがきちんと行われていたころ、12月13日には煤払いといって、とくにかまどの掃除をしていたそうです。

昔の台所には荒神様というかまどの神様が祀られていました。この神様は火を司り、家族を守ってくださいます。

また、かまどは食事を作る場所です。

お正月様にお供えするおせち料理もここで作られますから、かまどを清めることは、お正月様を迎え入れる準備の第一歩でもあります。

なにからやっていいか迷っている人、あまり時間のない人も、いつもより少し丁寧に台所の掃除をすることで正月事始めをしてはいかがでしょうか。

汚れたスポンジを取り替えるとか、茶渋のついた湯呑みを漂白してみるとか、そういったことも気持ちをこめて行えば、立派な正月事始めになるでしょう。

お歳暮

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12月13日以降は、お正月様をお迎えする準備が整ったと考えられ、そこにお正月様へのお供えものとして贈られていたのがお歳暮でした。

現在は日ごろお世話になっている方への感謝を表す品物として贈られています。

意味合いは少し変わってしまいましたが、現在でも12月13日ごろからお歳暮を贈り始めるという習慣は変わっていませんので、年の瀬のご挨拶をはじめにしておきたいと思う人は、お歳暮の手配を始めたり、だれになにを贈るか考え始めるのにもいいでしょう。

鏡餅

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家がすでに片付いているという人は、この日に鏡餅を飾り始めると、神様をお迎えする準備がますます整います。

玄関や床の間にお飾りするのが一般的ですが、加えて小さな鏡餅を水回りに置いたり、台所には三段の鏡餅を置くのもいいと言われています。

もっとも大事にしてほしいのは神様をお迎えする気持ちです。

家の事情に合わせて、無理ない範囲で鏡餅をお飾りしてみてくださいね。

まとめ

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まだ12月半ばとはいえ、年の瀬の気配が近づいてくる12月13日、2020年は日曜日です。

2020年はステイホームした人も多く、家のなかがいつもよりよく動いた年でもあります。

正月事始めになにかひとつ片付けをしたり、お正月の準備になることを始めれば、来年にはお正月様が新しい年の福をたくさん持ってやってきてくださいます。