完璧主義な人は最高の出来を求めるあまり人よりついつい頑張りすぎてしまいます。そのため「気が抜けない」「終わり時が分からない」といった問題に悩まされることも…。
完璧主義なことは大変に素晴らしいことですが、行き過ぎてしまうと辛くなってしまいますよね?
そんな方におすすめの解決策が、自分を褒めてあげることです。自分の「出来ない部分」ではなく「出来た部分」に目を向けることがポイントですよ。
この記事では、完璧主義者の特徴・やめ方・自分を褒める方法について解説しますね。完璧に仕上げるところは今まで通り頑張ってOK。でも時には肩の力を抜いて「ほどほどに」頑張る癖を身に着けましょう。
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完璧主義な人の特徴
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これから紹介する項目に多く当てはまっていたら、あなたは間違いなく完璧主義者です。もちろん完璧主義はいいことですが、その反面デメリットも存在します。
そのせいでストレスを抱えてしまう…なんてことにならないように、まずは自分を客観的に見つめなおしてくださいね。そのためのチェックリストを次から解説します。
理想が高いと言われる
完璧主義者の方は理想が高いです。ですが完璧を求めるあまり「いつまでも仕事が終わらない」といったデメリットが発生します。
「この出来でいいか」という妥協ができないので、いつまでも頑張ってしまうわけですね。芸術作品などのクリエイティブ面なら結構ですが、日常の家事や仕事。また期限が迫っている提出物とは相性が悪いです。
理想が高いと言われる
完璧主義者の方は理想が高いです。ですが完璧を求めるあまり「いつまでも仕事が終わらない」といったデメリットが発生します。
「この出来でいいか」という妥協ができないので、いつまでも頑張ってしまうわけですね。芸術作品などのクリエイティブ面なら結構ですが、日常の家事や仕事。また期限が迫っている提出物とは相性が悪いです。
優先順位がつけられない
完璧主義者の方はすべてを完璧にしたいがために、優先順位をつけるのが苦手です。「手がかかりそうなAを先にしてBは後回しにしよう」といった考えに至りにくい傾向に。むしろ、全てに全力を注ぐので優先順位を決めていない可能性すらあります。
他人に厳しくなりがち
完璧主義者の方は自分にも厳しいですが周りにも厳しい一面があります。それは「自分がここまで出来ているから他人も当然だろう」と心の底で思っているからです。
ですが、全員があなたのように完璧なわけではありません。
他人からの評価が気になる
本当は完璧主義者じゃないけど装っているという場合もあります。どうしてこのようなケースになってしまうのでしょうか?それは、他人の評価が気になるからです。
本当は頑張りたくないのに評価が気になるあまり無理していませんか?時と場合によりますが、そこまで頑張らなくても意外と大丈夫かもしれませんよ?
全力を注ぎすぎる
完璧主義をどこに発揮するかが問題です。例えば仕事で「○○の資料を簡単にまとめておいてくれ」と言われたとします。
ここで完璧主義が顔を出すと相手に「簡単にって言ったのにえらく時間がかかっているな」「必要最低限で素早くまとめてという意味だったのに…」と落胆される可能性が…。どこにどれだけ全力を注ぐか?それを見極めることも大切です。
完璧主義者をやめる方法
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完璧主義をやめる方法は、自分に余裕を持つことです。失敗を認めてあげる、頑張りを自分で褒めてあげるなどなど。今までの考え方や行動を改めるチャンスです。はじめは難しいかもしれませんが、少しずつ試みてくださいね。
頑張ったことを褒める
完璧主義者の方は自分の「できなかったこと」に目が向きがち。極端な話90点できていてもダメだった10点を気にして満足できません。
ですが、90点の成果物は合格点ですよね?頑張ったことを褒めて自分を労わることで、完璧主義をやめられます。
失敗する覚悟を持つ
人間、誰だって失敗することはあります。むしろ、失敗してから学ぶことの方が多いかもしれません。ですが、完璧主義者の方にとって失敗は何よりも恐れていることです。何度も「必要以上に」見直しをしたり、いつまでも作業をしたりと頑張りすぎてしまいます。
そんな方には、失敗しても大丈夫。という考えを知ってほしいですね。
妥協点を決める
やはり何事にも全力を注いで完璧にこなすのは無理があります。なので自分の中で妥協点を見つけるようにしましょう。やり方は簡単。最初から計画にミスを組み込めばいいのです。「ここまでのミスだったらOK」とラインをあらかじめ決めましょう。これなら多少ミスをしても心に余裕が生まれますよ。
人に任せる
人に任せることも大切です。受け持っている作業が多すぎる、終わりそうにない。そんな時は周りを頼ってください。特にチームで仕事をしている時はなおさらです。
共同で作業をしているのに、一人だけで抱えていると周りからは「進捗はどうなんだろう?」「何か手伝えることはないかな?」と不安にさせてしまいます。
作業内容や出来具合を共有する目的でも、他の人の力を借りることは大切です。
時間を設定する
時間に制限がないといつまでも頑張ってしまいますよね?なので、何時までに…というリミットを作りましょう。これがあることで、この作業はいつまで、終わったら次にこれと、やるべきことが次々に見えてきますよ。
「だけどクオリティが下がるのでは?」といった声が聞こえてきそう。これを克服するためには、全ての項目を終わらせ余った時間で見直すことがおすすめですよ。
まとめ
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今回は、完璧主義をやめる方法を紹介しました。そのためには完璧主義な人の特徴を知る必要があります。際限なく頑張ってしまう傾向にあるので、どんどんと自分を追い込んでしまいます。また、自分の頑張りを認められずにミスばかりに気を取られる一面も。こうならないためには、心の余裕をもつことが大切です。ミスをしてもいい、時間を制限する、他人を頼るなどなど。自分の負担を少しでも減らしてくださいね。