ワンオラクルの読み方のご紹介です。
「転職すべきなのか?」というテーマについて、それぞれのカードをどう解釈するかをお話しています。
3回目の今回は「6.恋人」のカードからご紹介します。
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6.恋人の正位置
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恋愛に関して注目されるカードですが、仕事に関しては「人とのキズナ」を暗示しています。
よき仲間、よきブレーンと仕事で協力し、大きな成功にたどりつける……こんな未来が示されています。
もしいまの職場で行き詰ったのであれば、転職に関しても前向きに考えていい運気です。
その際も、人間関係を最重要視することがポイントです。
転職を考える会社を訪れた際は、面接の担当者はもちろん、職場の雰囲気もよく見てきましょう。
そこにいる人たちが、フレンドリーな雰囲気で楽しく働いており、自分も溶け込めそうな職場であれば、転職を前向きに考えていいでしょう。
とにかく恋人の正位置が、人とのキズナを象徴していることを忘れないでください。
6.恋人の逆位置
結論から言うと、この運気での転職は絶対にいけません。
後悔するのが目に見えています。
もっとも、恋人の逆位置は「誘惑」を意味しているので、あたらしい求人情報にふらふらと誘われて、なんとなく転職してしまうこともありがちです。
しかし、いざ別の会社に入ってみたら、理想と現実の格差にがく然とすることでしょう。
いまの仕事に不満もあるのかもしれませんが、この運気での転職は凶です。
求人情報の甘いささやきにだまされないよう、軽挙はつつしみましょう。
7.戦車の正位置
戦車は「行動力」「突進力」を暗示しているカードです。
目的に向かって力強く進み、勝利を勝ち取る未来が示されています。
こうお話しすると、勢いで突っ走って転職すればいいように聞こえるかもしれませんが、それだけではいけません。
いくら戦車のカードが後押ししても、「目的」がはっきりしていなくては、突進力が有効に生かされないからです。
まずは何よりも、あなたの将来へのビジョンを明確にする必要があります。
どんな仕事に生きがいを見出せるのか、仕事を通じてなにを成し遂げたいのか―――大きな目標をはっきりさせた上で、そこに向かって突き進む必要があります。
よって、転職先も安易に決めるべきではありません。
あなたの将来像にピッタリの会社を見つけたとき、初めて腰を上げるくらいでいいのです。
7.戦車の逆位置
転職に踏み切ると、裏目に出やすい運気です。
戦車の正位置は「突進力」を示していますが、逆位置は「暴走」を暗示しているからです。
安易に先走った行動に出て、失敗してしまう―――そんな未来が示されています。
戦車の逆位置が導かれたということは、あなたが結論をあせっていることの証拠です。
「はやくいい職場に行きたい」「いい条件の会社があれば、すぐに移りたい」
こんな風に気持ちがはやるのも分かりますが、世の中、そうウマイ話がたくさん転がっているわけではありません。
安易に転職して失敗したところで、もとの会社に戻るのも難しくなります。
人生にかかわる話だからこそ、転職は安易な気持ちで踏み切るべきものではないのです。
戦車の逆位置は「暴走の危険性」を戒めるカードです。
このカードに出会ったからこそ、すべてのことに慎重に対処することを心がけましょう。
8.力の正位置
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戦車のカードが外面的な力強さを示すのに対し、力のカードは内面の力を象徴しています。
一途な想い、秘めた意思といった内容が暗示されています。
力の正位置によって、あなたの意思の強さが後押しされることでしょう。
この運気のもとで身の振り方を考える場合、以前からやりたかった仕事、あこがれていた業界にたどり着けるのであれば、転職は吉となります。
念願の仕事につけた喜びが、力の正位置のパワーと共鳴し、あなたを飛躍させてくれることでしょう。
逆にいうと、ただなんとなく転職するというだけであれば、むしろやめておいたほうがいいかもしれません。
力の正位置はあなたの根性、粘り強さ、長期的な取り組みを後押ししてくれます。
もしいまの職場で一定期間取り組んでいることがあるなら、いまいちど腰をすえて継続してみるのもひとつの方向性です。
8.力の逆位置
力の正位置は内に秘めた強い意志を表しますが、逆位置になると意思の弱さの暗示となってしまいます。
この運気のもとでは精神力が弱まってしまい、物事を投げ出してしまう傾向があるのです。
あなたがいま転職を考えているなら、その理由をじっくり考えてみてください。
将来へのビジョンがあって、前向きに転職を考えるならそれもいいでしょう。
しかし、ただ単に「いまの会社がいやだ」といった逃げの気持ちで転職を考えるのであれば、それは力の逆位置が示す「意思の弱さ」が反映されているのだと思います。
逃げの気持ちで転職をしても、決していい結果は生まれません。
あなたが自分のやりたい仕事について熟慮し、攻めの転職を考えられるようになるまで、転職は封印しておいていいでしょう。