１．学生彼氏の実態
文部科学省の調査記録にて2016年のデータでは短期を含む大学への進学率は約57%(男女合計)。
更に大学院への進学率は男性の場合、約15%に達することが分かっています。
あなたの彼氏になる方が学生である確率はそう低くはないでしょう。
高校卒業後、大学院へ進学し修士から博士課程まで終え卒業しようものなら、彼は28歳に達しています。
あなたが年上であったならば、ばりばりの社会人で三十路は目前どころか既に入ってしまっているという事態もあり得ます。
彼より年下・同級生だけど社会人という人も中にはいるでしょう。
学生彼氏の金銭感覚との差に悩む年上彼女、社会人女性は少なくありません。
彼が遠方からやってきていて、毎月仕送りだけで生活しているとか、アルバイトで学費から生活費を全て自分でやりくりしているだとか、様々な状況が考えられますが、ズバリ申し上げれば、感覚が合わなくて当然です。
相手は“学生”、これが現実。
デートの際、自分の方が多めに負担しているとか、行事ごとのプレゼントの代金についてもその然り、となるとモヤモヤが溜まります。
学生は意外にも多忙で、時間が合わずにすれ違うという話もよく耳にします。
仕事疲れと勉強やバイト疲れとでは、同じようで同じでないストレスを抱え、話が合わずイライラしてしまうという投稿も見かけます。
学生の交際はやはり良いことはないのかと思われてしまうかもしれません。
その考えが覆せるか、次の章に移りましょう。
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２．お付き合い模様
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あなたが社会人なら学生の交際を始める決断を下すのに大層悩むことと思います。
前述で述べたような葛藤は容易に想像できますから、ある程度の覚悟はした、という人もいるでしょう。
さて、学生彼氏のメリットとはなんなのでしょう？
SNSなどを見てみると、学生ならではのアクティブさやノリに若返りを感じられるとか、自分も学生気分を楽しめる、また同棲をしていて彼の方に余裕があれば、生活面を支えてくれるという点があるようです。
さらりと述べましたが、果たして同棲はアリなのか。
カップルで様々なのはもちろんですが、彼氏側の親御さんの反対は大なり小なりあると思います。
男としての責任もある中で、学生身分で息子がうまくやりくりできるかどうか、という心配も募ることは必須です。
そういった『学生だから』という不安を跳ね除けてくれるような相手なら、その頼りがいのあるところにメロメロになることでしょう。
学生でも真剣に、精一杯交際してくれる人ももちろんいます。
大学院生ともなれば、年齢的には十分に大人ですから、多少の落ち着きも期待できるのでは…？
付き合う前から、強く敬遠する必要はないでしょう。
３．彼との結婚、突きつける現実
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当然と言われれば当然ですが、学生と交際していれば、周囲はあなたがまだ結婚はしない、あるいはできないものと判断するでしょう。
同級生は結婚ラッシュに入り、自分は出遅れていると焦ります。
そんな中で、今の学生彼氏とゆくゆくは結婚までできるのかどうかという漠然とした不安が頭をよぎります。
残念なことですが、彼の親は、息子が学生という身分ですから、あなたとの結婚を視野に考えてくれることはあまり期待できないでしょう。
交際相手としては、受け入れてくれてもやはりそこは別問題なのです。
では、どうすべきなのか。
まず将来どうなりたいのか、どんなことをしたいのか、お互い適当なメモ用紙でもいいのでどんどん書き出します。
次に、スケッチブックを取り出し、一本の線を引き、年代別に並べます。
書きあがったところでスケッチブックを交換しましょう。
相手がどんな将来図を思い浮かべているのか確認します。
それを踏まえ、今度は二人の未来設計を立ててみましょう。
「交際３年記念旅行をする」・「同棲開始(仮)」・「貯金何万円達成」など。
視覚として捉えることで、明確な目標ができます。
また、そのために“今なにをすべきか”が見えてくるのです。
やはり大事なのは『話し合い、気持ちの確認』です。
どんなに忙しくても、丸一日費やしてでも彼とのことを真剣に考えるのであれば、じっくり相談しましょう。
彼もあなたのことを大切に思うならばきっと、その気持ちに応えてくれるはずです。
その未来設計をいつも見えるところに飾っておけば、なお効果的。
４．まとめ
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不安、不満、トラブル、すれ違い…いろいろあることと思いますが、あなたが選んだ彼の良さを忘れずに、また彼があなたを選んだことの意味を見失わないようにしてください。
社会人として、日々社会に揉まれる中で身に着けている度胸やその臨機応変さを、学生の彼に見せて安心させてあげてください。
心に余裕が生まれ、あなたとの将来を考える時間を増やせることでしょう。
友人に恋愛相談をした際に言われた言葉で印象的だったのが、「トイレ掃除を本気でしろ。本当に神様がいる。私もそれで結婚できた。」というものです。
最初は疑いましたが、彼女は率先して会社のトイレ掃除をしていたところ、始めた翌年に本当に結婚しました。
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