パワーストーンは天然の資源であり、経年によって多少の変質が起きてしまいます。
特に石の性質に合わない扱い方や浄化方法を選んでいると、パワーストーンの力が弱まったり変色したりするリスクのあるのです。
また、パワーストーンは役目を終えるときに、自然と持ち主から離れるとも言われています。
この記事ではパワーストーンの寿命とは何か、替え時のサインとともに紹介するのでぜひ参考にしてください。
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パワーストーンに寿命はある?
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ずばりパワーストーンに具体的な寿命はありません。なぜならパワーストーンは鉱物であり、石によっては数万年や数十万年という途方もない昔から、現在まで存在し続けているものがたくさんあるためです。
パワーストーンとして研磨、加工を施した石であっても、経年による劣化はあまり感じられません。しかし、パワーストーンは持ち主にとっての役目を終えたときに、寿命を迎えるとも言えるのです。
パワーストーンとしての役目を終えたときには、思わぬ寿命のサインが石に現れることがあります。
パワーストーンの寿命が来たときのサイン
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パワーストーンが寿命を迎えると、外見的な変化が起きることもあれば、自然と持ち主から離れる出来事が訪れることもあります。
次のような出来事があれば、そのパワーストーンは役目を終えてお別れするタイミングと言えます。
パワーストーンが変色する
パワーストーンは通常、変色や変質する機会は少なく長期にわたって使用できます。
ただし、パワーストーンに対して間違った浄化方法を行なっていたり、石に負担がかかる使い方をしていたりすれば、変色するリスクもあるのです。
たとえば、塩を使ったパワーストーンの浄化なら、種類によっては傷がついたり変色したりする原因につながってしまいます。ほかにも日光に弱いタイプなら、浄化のために日光浴をさせていた結果、変色するケースもあるのです。
このような事情からパワーストーンの寿命が縮まり、お別れするときがやってくる可能性があります。
また、自分が成長して今のパワーストーンと別れる時期がやってきた場合も、浄化方法にこだわっていても寿命を迎えたと判断できるサインです。
浄化しても輝きが戻らない
パワーストーンを浄化しても、輝きが戻らないときはその役目を終えたことのサインです。パワーストーンはずっと使用していると、邪気や悪いエネルギーを吸い込んで疲れてしまうことがあります。
定期的な浄化によってパワーストーン本来の輝きとパワーを取り戻せるのです。しかし、浄化してもパワーストーンの元気が感じられないときは、その石のエネルギーが尽きたことを意味します。これまでお世話になったことに感謝し、パワーストーンを手放すことを考えましょう。
パワーストーンが割れてしまう
パワーストーンは石であるため、高所から落としたり固いところにぶつけたりすると欠ける危険性があります。パワーストーンは持ち主を守る存在であり、厄災の身代わりとして悪い気をすべて受け取ることがあるのです。
するとパワーストーンは持ち主を守る代わりに、割れたり欠けたりする可能性があります。パワーストーンが割れてしまったときは、元のエネルギー状態に戻すことはできません。
パワーストーンが行方不明になる
パワーストーンが行方不明になってしまい、見つからない状況は役目を終えたサインの1つです。前日まで身に着けていたのに、置いた場所にパワーストーンがない。
気づいたら手からパワーストーンがなくなっていたなど、とても不思議な経験をする人も少なくありません。物が役目を終えるとその形がなくなるように、パワーストーンも持ち主の元から不思議と離れていってしまうことがあります。
探しても見つからないときは、そのパワーストーンとはお別れの時期だったと納得することが大切です。
持ち主の関心が薄れたとき
持ち主がパワーストーンの存在を忘れ、関心が薄れていったときもパワーストーンが寿命を迎えたと言えます。
パワーストーンは持ち主の悩みをサポートし、守るための存在。持ち主の意識が変わり、パワーストーンが必要なくなれば自然と興味も薄くなってしまうのです。
役目を終えたパワーストーンに感謝を伝えよう
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パワーストーンは持ち主を守り、サポートしてくれる存在です。もしパワーストーンが寿命を迎え、役目を終えたと感じるときには縁が終わったのだと判断しましょう。
そのうえで、感謝の気持ちを込めてぱわーすとーんを労わることがとても大切です。もともとパワーストーンは自然界に存在した石です。
土に埋めたり、水に流したりと、本来の自然にかえしてあげることを考えましょう。ただし、むやみに処分しては不法投棄になってしまう可能性があります。
できれば自分の土地に埋めるなどして処分してください。また、処分する土地がなければ、石に感謝したうえでそのまま自治体指定の方法でゴミとして処分することも検討しましょう。
どうしてもゴミに出すことに抵抗があれば、わざわざ土に返さなくとも手元に置いておいて問題ありません。
大切なのは感謝する気持ちを伝えたうえで、新しいパワーストーンと向き合うことです。
まとめ
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パワーストーンは天然の鉱物だからこそ、いつかは形がなくなってしまうものです。
通常パワーストーンは数十年にわたって、その形を保てると言われていますが、役割を終えると自然と持ち主から離れることがあります。
そのときには寿命であると受け入れ、パワーストーンに感謝を伝えて手放すことを考えましょう。また、日頃からパワーストーンを正しくお手入れすることも、寿命を延ばすために大切なポイントです。
石の種類によって、適した浄化方法があるためきちんと調べたうえでお手入れしてみてください。