数字から運命を紐解く「数秘術」。
なかでも重視されているライフパスナンバーでは、その人の基本的な性格、生まれもった才能、個性などがわかると言われています。
今回は、ライフパスナンバーが「22」の人について、詳しくご紹介いたします。
ライフパスナンバーの計算方法
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生年月日(西暦)の数字の各位を、一桁になるまで足し合わせます。
例)
生年月日:1990年1月2日
計算式:
1+9+9+0+0+1+0+2=22
本来であれば2+2=4として、ライフパスナンバーは「4」となるはずですが、数秘術ではゾロ目の数字をマスターナンバーという高次元なナンバーと捉えています。
そのため、計算結果に「11」「22」「33」が出てきたときは、そのままの数字で見ていきます。
マスターナンバー「22」とは
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一桁のナンバーを持つ人が、一つのナンバーのみ背負っているのに対し、マスターナンバー「22」を持つ人は、「2」「4(2+2)」「22」の3つのナンバーから影響を受けています。
さらにマスターナンバーである「11」の倍数という捉え方もあります。
「22」を読んでいてしっくりこないという人は、「2」「4」「11」のページも併せて読まれることをおすすめします。
マスターナンバーのなかでも、1990年代生まれには少なかった「22」は、2000年代に入って増えてきています。
それでもルートナンバーの生まれる確率と比べるとかなり少ない、レアな生まれには違いありません。
革命や闘争ではなく、調和や協調を求める「22」が世界的に増えることで、世界に安定をもたらすのではないでしょうか。
ライフパスナンバー「22」の取説
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ライフパスナンバー「22」は、世界に愛と調和をもたらすパイオニアです。
普段はのんびりしたところもあり、天然と言われることもありますが、直感が働くと突然、大胆な動きをすることもあります。
そういうときの「22」は人からなんと言われようと意志を貫く強さがあるでしょう。
「できるまでやる」がモットーという人も。
ただし、人の話が耳に入らなくなる頑固さもあるため、そこのバランスがむずかしいタイプです。
「22」らしい直感力と、理路整然と理想を現実に落としこんでいく「4」らしいリアリスティックな部分とで、掲げた目標はかならず成功させていくでしょう。
そして、「22」の特徴ですが、その目標や理想は大抵、自分のためではなく、「誰かのため」「世界のため」になることなのです。
ライフパスナンバー「22」の恋愛
伝統を重んじる「22」の人は、恋愛に対しては奥手でお見合い結婚などが望ましいと考える人もいます。
お見合い自体は別段、悪いことではありませんが、最終的な判断を相手に委ねず、自分の直感に従ってお相手との行く先を決断しましょう。
どんなにアプローチされても、「なんとなく違う」と感じたなら、その「なんとなく」を尊重してください。
仕事を優先させたい人は、専業主夫(主婦)になってくれたり、家事育児を同等に担えるような相手がいいでしょう。
精神的に早熟なため、年上を選ぶ人も多いです。
ライフパスナンバー「22」の仕事
社長の右腕のような、ナンバー2の立ち位置が向いているタイプです。
トップに立つこともできるのですが、トップにはトップの不自由さがあります。
「22」の人にはある程度の自由がなければ息が詰まってしまうので、参謀という立場が気楽で、もっとも実力を発揮できるという人も多いでしょう。
貿易関係や旅行業など、グローバルな仕事がとくに向いており、人と人などをつなげる仕事も得意です。
インテリアやファッション関連など、海外に買い付けに行くような仕事もいいでしょう。
また、伝統工芸などの職人になることも向いていますが、この場合も「閉じた」職人ではなく、伝統を重んじながらもそこに新しい風を吹きこむような、「開けた」職人になっていくのではないでしょうか。
ライフパスナンバー「22」の運命
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ライフパスナンバーに、マスターナンバーを持っている「22」の人は、「11」よりもさらに高い視点を持っています。
幼い頃からその視点を持っていたせいで、「どうしてみんなにはわからないんだろう」と思うこともあったかもしれません。
大人になっていく過程で「自分の視点は誰もが持っているものではない」と気付いていくでしょう。
その高い視点で、大きく高い目標を掲げるのが「22」の使命です。
それは、植樹のような使命です。
木々を植えることで、百年後、千年後にこの土地がどうなっていてほしいか。
自分が生きているうちに見ることが叶わなくても、大きな使命に命を捧げることができるのが「22」の最大の特徴です。
遠い先の未来に人々の笑顔があるならと、その未来を想像して喜べる、稀有な人々なのです。
ライフパスナンバー「22」の人生がもっと楽しくなるコツ
「世界を変える」なんていうと、そんなのは夢物語だと嘲笑を買うこともあります。
ですが、「22」の人にとってそれは夢でもなんでもありません。
そして、夢を叶えるには一人の力では無理ですから、理想を現実に変換する作業に苦心してください。
ビジョンは重要ですが、そこまでの道のりが共有されれば、人々は安心してついていくことができます。
天才肌でカリスマ性もある「22」の人なら、たくさんの人の賛同を得て、大きく世界を動かしていくでしょう。
そして、他者の喜びを喜べるのは「22」の人の素晴らしいところですが、時には自分の感情にも目を向けてくださいね。
良いこともそうでもないことも、自分の感情なのだと受け入れられるようになれば、さらにイキイキとした毎日を送れそうです。
まとめ
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大きな使命を持って生まれたマスターナンバー「22」。
世界を変えることは、「22」の人にとっては決してむずかしいことではありません。
自分がそんなに大きなことを成すなんて信じられないという方も、「22」であることを自覚した瞬間から、壮大なビジョンを描き出してみてください。
人類だけでなく、すべてが喜びに満ちた宇宙になるために、まずは爆発するほどの想像力を働かせていきましょう!