年が明けて今年こそはスキルアップを頑張る!と目標を立てた方も多いと思います。
年始は気分もスッキリとして、新しいことを始めたくなりますよね?
でも、無理なスケジュール立てや日々の仕事に追われて、3日坊主になっていませんか?
あんなにやる気に溢れていたのに、もう参考書を開くこともない…。なんて残念なことにならない秘密、知りたくないですか?
実は非常に簡単な、たったひとつのことをするだけでOKです。それが「何もしない日」を作ること。
「何もしない日ってなに?」「それってサボリじゃないの?」といった疑問を次から解説していきますね。
具体的に何をするの?
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何もしない日は、本当に何もせず気の向くままに行動する日です。
「何もしない」が分からない方は、普段から仕事や他人に合わせた行動が多い証拠です。
頭をからっぽにして、「やらなければならない」ことから解放されましょう。
もちろん、やり残した仕事をしてもOKですし、気になっていた部屋の大掃除をしてもOK。
録画したテレビ番組を見るのもいいですし、一日中YouTubeを見るのもいいですね。
「誰かのために」「やるべき仕事のため」ではなく、自分のために時間を割くことがポイントですよ。
どんな変化が訪れるの?
いつもと違う行動をすることで、いつもとは違う発見があります。
その日、その時に「これがしたい!」と気の向くままに行動することで、昨日とは違う自分に出会えるチャンスが開けます。
いつもは見ない時間帯にテレビを見ると、知らなかったお得な情報に出会えるかもしれません。
いつもなら手を伸ばさない本を読むことで、違った考え方や悩みの解決口を知れるかもしれません。
目の前に積み重なったタスクをせず、「いつもは選ばない選択肢」をすることで楽しい発見や知らなかった自分に出会えます。
これは、心に余裕が生まれるきっかけ。
忙しい日々から解放されて、心身ともにリラックスできる効果がありますよ。
ダラダラ過ごす日と何が違うのか?
ここで問題なのが、「何もしない日」と「ダラダラ過ごす日」では何が違うの?という点です。
どちらも、体を休めて特に何もしないことには変わりがありません。
でも、「心の持ちよう」に置いては大きな差があります。
ダラダラと過ごすのは、やるべきことがあるのに、何もしないことを指します。
体は休んでいても、頭はタスクや仕事のことでいっぱいの状態。
そのため心も体も全く休まっていません。
その点、何もしない日はやるべきことゼロ。
完全フリーです。
この状態だと完全にリラックスできリフレッシュ効果が見込めます。
またダラダラと長時間過ごすとかえって、「無駄な時間を過ごしてしまった」と焦るのに対し、何もしない日は「空いた時間で、こんなにも気分転換ができた」とプラスの気持ちに満たされます。
何もしたくない=怠けることではない
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生きていれば「仕事に生きたくない」「誰とも会いたくない」と感じることが当たり前です。
ですが、真面目な人ほど「怠けている場合じゃない」「気を引き締めて、もっと頑張らないと!」とますますストレスを貯めてしまう傾向にあります。
人類というものは、感情と理性が入り混じった生き物です。
例えば、ダイエットをしているのに、ついつい甘いスイーツが食べたくなってしまうケースなど。
必ずしも、自分の感情を理性が上回るとは限りません。
時に感情を理性で押し込めすぎるとストレスになりますし、またその反対も同じことが言えます。
感情が「今日は何もしたくない」と感じるなら、その思いのままにゴロゴロするのが正解。
ここで、無理に仕事などのタスクをしてしまうと大きなストレスになります。
それだけでなく、嫌々しているので効率が悪くなる場合も…。
仕事をしたくない
リモートが進むと会社でしかできないことが、家でもできてしまいます。
そのため、かえって仕事時間が伸びた。
家にいてもついつい仕事の続きをしてしまうという人が増えています。
家はリラックスできる場所でなくてはいけません。
心を休ませるためにも、何もしない日は、仕事のことを完全に忘れましょう。
まずはスマホの電源をOFFにします。
勤務中に連絡がつかなければお叱りがきますが休日なら咎められることもありません。
仮に連絡がきても「休日のため、対処できず申し訳ありませんでした」の一言を添えるだけでOKです。
スマホでメールの確認をする、スケジュールを組むといったことは脳にとって、実はかなりストレス。
休日くらい仕事のことを考えず自分だけの時間を楽しんでくださいね。
家事をしたくない
毎日のごはん、洗濯、食器洗いなどなど家事って正直めんどくさいことだらけですよね。
家事をサボると罪悪感がありますが、一日くらいレトルトやデリバリーに頼り切るのもアリですよ。
これなら後の片付けや食器洗いのストレスが最小限で済みます。
最近のデリバリーは凝った料理が多いですし、コンビニのお惣菜だって充実しています。
おかずだけなく、お酒と一緒に楽しめる食品も多数用意されています。
家事の時間を短縮し自分の時間を有効活用しましょう。
まとめ
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新しいことを始めようと思っても、毎日の仕事に追われてなかなか達成できないことありますよね。
やりたいことができないことは大きなストレスの原因に。
心も体もリフレッシュするために、何もしない日を設けるメリットについてお伝えしました。
何もしない日は自分を大切にできる時間。
他人のスケジュールに合わせる必要もありませんし、自分で自分のやりたいことを決めるので、「やらなければ!」という意識が薄れ、リラックスできます。
仮にダラダラと過ごしても、それを選んだのはほかでもない自分なので罪悪感がありません。
頭をからっぽにして、何もしない日を体験してみませんか?