パワーストーンには、持つ人の運勢を上げる魅力的な力があります。
その種類は石によって多彩で、自分の運勢を上げる目的があるなら、ピッタリの意味を持つものを選ぶのがおすすめです。
今回はそんな中で6月の誕生石である『ムーンストーン』を紹介します。
出典（TOP画像）：pixabay
知りたいムーンストーンの石の意味
ムーンストーンは文字通り、月のような青白い光を放つ白い神秘的な光を持つ石になります。
ですが、現在のムーンストーンと呼ばれるようになったのは、英語がより使われるようになった1600年代あたりの名称です。
古代ギリシアで呼ばれていたのはセレニウスという名称で呼ばれており、この時代から「月の満ち欠けで変化するもの」という意味で呼ばれていました。
青白い光が照明の角度によって輝きがオーロラのように変化し、月が実際に満ち欠けするような形に見えることから、月の守護を受けた石と言われています。
言いつたえ
ムーンストーンは古代ギリシアでは月の神セレネの象徴と言われています。
純潔で狩りを愛するアルテミスとは異なり、月自体の象徴の神です。
彼女は、人間の男性エンデミオンをずっと愛し、片時も忘れず思っています。
時代を経て西洋では、夜の恋人たちを守る石とも言われており、二人の時間を優しく見守ってくれる効果があります。
片思いのときはその成就を、恋人同士になったらおおらかさと安定性を、家庭に入ったらパートナーを癒す、そんな役割を持っているのです。
また、インスピレーションを与えて自分の心の中にある感性を呼び覚ますので、創作や想像と言ったものを守護しています。
ムーンストーンは、浄化作用が強く、旅人を守る石としてお守り代わりにされてきました。
安全祈願として使用されてきたのです。
月の光のように人生で生きる心の闇の中で、暗い空間を照らすとても大切なパワーストーンなのです。
ヒーリング効果/運気アップ
ムーンストーンのヒーリング効果や運気アップで代表的なものは以下の3つになります。
1.心を癒し感受性を豊かにする
2.包容力を授ける
3.自分の信じる目標や行動の指標を示す
ムーンストーンの透明な結晶は、優しい月の明かりのような輝きです。
そのため、イライラしている心を沈め、加えて心の奥に眠っている感受性を豊かにします。
心の疲労によって、なくなってしまった本来の自分を取り戻すことが可能です。
生きていくために重要なのは、人や失敗した自分を許す心の余裕です。
ムーンストーンを持つと人の失敗に対しては労り、自分の失敗には自分自身を厳しく責めないようにする効果があります。
心のゆとりや潤いが戻ることで人生が明るくなる効果があります。
最後に、自分の進むべき人生の道がはっきり見えるようになります。
今の自分が生きるべき、やるべき目標が定まらない場合でも、月の光のように進むべき道を導いてくれるのがムーンストーンの力です。
ムーンストーンは、占星術で女性の象徴である月と馴染みがあるため、女性のイライラや不安や嫉妬といった負の感情に対して効果があると昔から言われています。
浄化方法
ムーンストーンは強力な浄化作用を持ち、クラスター、日光、塩水の方法で十分浄化できます。
しかし、月の守護石なので、月の光で浄化するのが一番パワーを貰える方法になります。
相性の良い石
道標として迷いがある人には、トパーズとの組み合わせ、愛を育てる成就を考えているならインカローズがおすすめです。
安定した生活を送るなら、アクアマリンとの組み合わせが特に効果があります。
こんな時・人におすすめ
『ムーンストーン』を身につける際におすすめ人は以下の場合です。
1.パートナーとの関係に余裕がない人
2.人生の進むべき道に迷っている人
3.旅行が多い人
ムーンストーンは、包容力を授け心の余裕をもたせるので、パートナーとの関係に余裕がない人がおすすめです。
連絡が取れなくて寂しい、最近コミュニケーションが取れない、会話が噛み合わないと言った悩みを持っている人にはおすすめのパワーストーンになります。
自分の心の余裕がないと人は反発し、頼られることに負担を覚えてしまいます。
そんな人にゆとりと余裕をもたせてくれるムーンストーンはぴったりです。
進みたい人生のイメージはあるんだけど、具体的な方向性が見えないという人にもムーンストーンは効果的です。
感受性を豊かにさせ、自分の進むべき道を示し、迷いを消す効果があるためです。
旅行が多い人もムーンストーンはおすすめです。
昔、明かりがない時代は月の光が夜道を照らし、旅行に向かう人々の安全を守ってきました。
現在でも身につけていることで、危険から守ってくれる効果があります。
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