学校、会社、趣味の集い……どこにいってもコミュニケーション能力が問われるこの時代。
いまや、対人運がすべてを決めると言っても過言ではありません。
とはいえ、どんなに対人運が好調であろうとも、“イヤな人・苦手な人”というのは多かれ少なかれ常に存在していることでしょう。
そこで今回は、誰でも簡単に実践できる“イヤな人・苦手な人”への対処法をお伝えしていきます!!
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イヤな人・苦手な人をゼロにできない理由
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「あの人とあの人はキライ。あの人とあの人はキライではないけどなんだか苦手。こんなにイヤな人や苦手な人が多いなんて、わたしの性格が悪いのかな……」
そんなふうに思ったことがあるという人は少なくないのでは?
けれども、実際のところそれは正しい考えではありません。
むしろ、“イヤな人・苦手な人”と“好きな人”とが同じくらいの割合で存在している状態こそ自然と言えるでしょう。
というのも、人間は、“自分と違う人”、“自分と同じイヤな部分をもった人”に対して本能で嫌悪感を抱くいきものだから。
たとえば、自分とは違う好き嫌いや考え方、信念、性格をもった人に対して「あの人はおかしい」と決めつけてしまったり……。
あるいは、「どうにも気に入らない」と思っていた相手についてよくよく考えてみたら、実は自分のコンプレックスや欠点と同じものをもっている人だと気付いたり……。
すべての人間が同じ外見、同じ性格をもつ世界が夢物語である以上、自分と違う人や自分と同じ欠点をもつ人というのもまた必ずどこかに存在しています。
以上のことから、“イヤな人・苦手な人”を物理的にゼロにすることは残念ながら不可能です。
けれども諦める必要はありません。
“イヤな人・苦手な人”への対処法を知ることで、自分自身のマイナス感情をコントロールし、“イヤな人・苦手な人”の存在を限りなくゼロに近づけることは十分に可能なのですから。
“イヤな人・苦手な人”への対処法
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では、さまざまな種類の“イヤな人・苦手な人”の中でも特に多く見られるタイプをいくつかピックアップして、それぞれの対処法を見ていきましょう。
自分を嫌っている人
あの人はわたしを嫌っている――その理由はともかくとして、自分を嫌いだと感じている人を好意的に見ることは難しいものですよね。
ここでまず確認しておきたいのは、その人物があなたを嫌っているという事実をあなた自身がどう受け止めているかです。
あなたを嫌っている相手に対して、あなたは怒っているのでしょうか。
それとも、悲しくて傷ついているのでしょうか。
自分を嫌っている人にうまく対処できないその最も大きな原因は、自分自身の中で自分の感情が整理できていないことにあるのです。
相手の感情は相手のものですから、あなたがどうこうすることはできません。
けれども、自分の感情を整理することで、あなたが本当は相手をどう思っているのか、どうしたいのかを知ることはできるのです。
その上で出た答えこそ、あなたにとって、自分を嫌っている人に対する最善の対処法と言えるでしょう。
足を引っ張る人
余計なひとことであなたを困らせたり、ここぞというタイミングで横やりをいれてきたり……。
なにかにつけて足を引っ張るような行動をする人物、あなたのまわりにもいるのでは?
この人物の行動の背景にあるのは、ほかならぬあなたに対する嫉妬心です。
「あなたに負けたくない」という強い感情を抑えられなくなった結果があなたの足を引っ張るという行動と言えるでしょう。
そんな人物に対するもっとも効果的な対処法は、「わたしはあなたの敵ではない」と理解させることです。
具体的な行動としては、少し不自然なくらい相手をもち上げたり、親し気にふるまうこと。
あなたとの距離が縮まることで、その人物の中であなたは敵ではなくなり、同時にあなたへの嫉妬心も自然と収束するはずです。
結果として、意味もなく足を引っ張られるようなことはなくなるでしょう。
嫌味の多い人
いつもひとこと多い、あなたをイヤな気持ちにさせる人。
できることならなるべくかかわり合いになりたくないものですよね。
嫌味を言う人にとって嫌味とは、ストレス発散のための行為です。
このタイプの人物にとって、自分の言葉で他人が不愉快な思いをしたり、傷ついたりすることはこの上ない快感と言えるでしょう。
この場合、ベストの対処法はただひとつ。
“反応しない”ことです。
この人物に嫌味を言われたときは、まるでなにも聞こえなかったかのように黙ってその場を立ち去りましょう。
あなたがなにを感じてなにを考えているのか、一切ヒントを与えないことがこのタイプを撃退する一番のポイントです。
依存してくる人
あなたの都合には一切おかまいなしに色々と頼みごとをしてきたり、いつも一緒にいようとしたり。
そんな、あなたに依存する人物への対処というのはなかなかに難しいものです。
というのも、“依存”はすなわち“執着”のため、あなたが離れようとすれば離れようとするほどに相手はあなたを追いかけようとするはずだから。
そんな“依存してくる人”への最善の対処法として考えられるのは、なんでも丸投げすることです。
相手に頼まれたことは、「それならもっと得意な人がいるよ」とそのままほかの人物に丸投げをする。
誘いを受けたら「わたしは都合が悪いけど〇〇さんは空いてるみたいだよ」と、これまたのらりくらりと他人に丸投げしてしまいましょう。
誰かに依存する人物というのは、常に依存する相手を欲しています。
あなたがその相手にならないと察したならば、ただちにターゲットを切り替えるはずですよ。
まとめ
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いかがでしたか?
“イヤな人・苦手な人”への対処法がわかっていれば、心乱されることなく周囲とのコミュニケーションを楽しむことができるはず。
その結果、あなただけの良さがますます開花し、より多くの人から愛され、さらに対人運がアップしていくという無限の好循環を生み出すことに……。
ぜひ今回の記事を参考に、好調な対人運のもと素晴らしい幸せを手に入れてくださいね。
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