「認知症」は高齢化社会において、大きな問題です。
これは老化現象の一種ですから、だれでも陥る(おちいる)可能性があります。
しかし、発症年齢に個人差がありますから、なるべく発症を遅らせたいですね。
また「身近なひと」がこのような状態に陥ってしまうのは、「見るに堪えない」とした「考えかた」が少なくありません。
今回は、「認知症」にスポットを当てて考えましょう。
大切なテーマですから、しっかりと学習してくださいね。
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認知症とは?
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まず「認知症」に対しての正しい認識をもつところから始めましょう。
これは、さまざまな要因によって「脳細胞が機能を失った状態」をさしており、病名ではありません。
つまり、「認知症」は症候群の名称であり、認知機能が低下した状態を指しています。
その要因となる病気はさまざまなものがあり、「診断の難しいケース」が多く報告されています。
老化は大きな要因かもしれませんね。
身体を構成する60兆個におよぶ細胞は、もれなく老化するわけですから、脳細胞も例外ではありません。
これらを踏まえて、つぎの項目にすすんでくださいね。
ものわすれの種類について
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「ものわすれ」に種類があるのをご存じでしょうか?
「えっ、ものわすれに種類があるのですか!」。
驚きの声が聞こえてきました……。
じつは、ほとんどの人が「ものわすれ」を早い段階で体感しており、脳の老化による生理現象から発生します。
この場合には、「ものわすれ」をしたことを自覚できます。
「えーっと、なんだったっけ……」。
これが老化現象からくるものですね。
一方、「認知症」による「ものわすれ」は、まったく質の違うものとなります。
具体的には、忘れたことを忘れるのです。
「どういうことでしょうか?」
分かりにくい表現で、申し訳ございません。
つまり、「ものわすれ」を自覚できないのです。
見知った人と会っているのに、思い出そうともしません。
「ものわすれ」を自覚している間は、脳機能がしっかりとしています。
これは「認知症」ではないのです。
お分かりですね。
また、直前に体験したことを忘れて困る、とお嘆きのひとへ。
体験の一部が思い出せないのであれば、これは「認知症」ではありません。
「認知症」の場合には、体験の「すべて」を忘れてしまいます。
脳の神経細胞が死滅することで、急速に症状が進行しますから、「オカシイ」と感じる場合には、なるべく早く対処しなければなりません。
認知症の予防について
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一度死滅した脳細胞を復活させることは、現代医学をもってしても不可能です。
つまり、進行した「認知症の改善」は、極めて難しいと考えてください。
わたしたちにできることは、「認知症の予防」です。
現在、さまざまな「お薬」の研究開発がおこなわれており、有効性が高まりつつあります。
しかし、どれも「決定打がない」というのが実情ですね。
しかも「医療用医薬品」の場合には「副作用」がつきまといます。
そこでオススメとなるのが「アロマテラピー」です。
「アロマテラピーで本当に効果があるのですか?」
懐疑的な声が寄せられました。
認知症のメカニズムを考えると、初期の段階で「嗅覚異常の発生」が分かっています。
ニオイを感じる神経細胞が傷みだすわけですね。
ここに着目して、嗅覚神経のダメージを「早い段階」で「アロマテラピー」による治療改善ができれば、効果的な「認知症の予防」を期待できますよ。
個人差はあるのですが、最新の治療薬よりも「アロマテラピー」のほうが効果的なケースも報告されています。
ものすごい効果ですね!
つぎの項目では、より具体的に「アロマテラピー」による手法について触れましょう。
アロマテラピーの具体的手法について
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「アロマテラピー」をおこなうためには、「精油」を準備しなければなりません。
「精油」は「エッセンシャルオイル」ともよばれているものですね。
認知機能を改善および認知症予防を狙うためには、効果的な「精油」を使用する必要があります。
効果的な「種類」を列記しましょう。
・ラベンダー
・レモン
・ローズマリー
・オレンジ
これらが効果的とされる「精油」の代表格です。
しっかりと理解してくださいね。
そして、これらの「精油」を利用して、「自律神経の刺激」をおこないます。
「精油」を取り込むためには、さまざまな方法があります。
お風呂に「精油」をたらせば「アロマバス」のできあがり。
ここにゆっくり入ることで、じっくりと「精油成分」を取り込めます。
皮膚や呼吸器官から吸収した「精油成分」が「嗅覚神経」を効果的に刺激するのです。
これが脳細胞への刺激となり、「認知症」を効果的に予防します。
「毎日の習慣」にすることで、お手軽に「認知症」を予防できれば最高ですね。
まとめ
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「認知症」や「予防法」について、どのような感想をお持ちになりましたか?
日本は、ますます「長寿社会」を迎えます。
「認知症」の問題を避けて通ることができないのです。
「ものわすれ」と「認知症」の違いなど、正しい情報の理解をすすめましょう。
ご自分や周囲のひとに当てはめて考えてください。
「アロマテラピー」はあくまで「予防法」のひとつ。
さらに強力な効果を求めるならば、専門家への相談をオススメします。
気になるひとは、できるだけ早く行動してくださいね。
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