「イベントに参加すると、雨ばっかり」。
「私って雨女(あめおんな)なのかしら?」。
このように感じている人は多いかもしれませんね。
ひょっとしたら、「雨女」とよばれることに「不名誉」を感じているかも……。
確かに遊びに行こうとして、メンバーに「雨女」がいたとしたらイヤですよね。
でも、本当に雨女なんているのでしょうか?
今回は、雨女(あめおんな)にスポットを当てて解説をすすめます。
この機会にしっかりと理解を深めてください。
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雨女とは?
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「雨女」の正体は「雨を呼ぶ」とされる「妖怪」です。
基本的には女性が該当します。
最近では男性に対して「雨男」(あめおとこ)と呼ぶケースも見られますね。
しかし、本来は「女性」のみ、「雨を降らす」もしくは「雨を呼ぶ」として名付けられたようです。
やはり「幽霊」といえば、女性のほうが「似合う」からなのでしょうか?
偏見(へんけん)かも知れませんね……。
話を戻しましょう。
今から約240年まえに、すでに妖怪として「雨女」が紹介されています。
「雨女」は迷惑な「幽霊」と考えられがち。
しかし、たびたび「干ばつ」に苦しめられた江戸時代の人々には、「雨神」として崇める(あがめる)こともあったそうな。
こうして考えると、古来より「雨女」を身近に考えた背景が浮かびますね。
農耕民族である日本人は、作物の収穫が生活の糧(かて)です。
天候によって生活が左右されることに……。
不安な気持ちから、こうした「妖怪・幽霊」の仕業としたのかも知れません。
「雨」は降らないと困るし、降りすぎるのも困ります。
つぎの項目では、「雨女」の「科学的根拠」に迫ってみましょう。
雨女の科学的根拠について
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「雨女」に科学的根拠はあるのでしょうか?
疑問を持つ人は少なくないでしょうね。
地域にもよるでしょうが、日本の気候と密接な関係があるとされています。
じつは、日本の気候は「雨が多い」のです。
ご存じでしたか?
統計上の話ですが、年間にして「100日」は平均的に「雨が降っている」のです。
「そんなに降っているのですか?」
意外に思われるかもしれませんね。
もちろん、100日間「一日中」降っているわけではありません。
一日の間では「止んでいる時間帯」があるはず。
しかし、「大事な時間帯」に降れば、「雨」の記憶が大きく残ることでしょう。
とくに「イベント」に対する「残念な記憶」は後々まで残りがちです。
確率論ですが、年間に「100日」の雨ということは、「約3分の1」が雨天になります。
「大切な日」に雨が降る確率は、けっこう高いですね。
科学的な観点から申し上げましょう。
「雨女」がいなくても「大切な日」に雨が降る事象は決して珍しくありません。
いかがでしょうか?
「科学的な話」に納得がいきましたか?
「うーん、どうも納得いかないなぁ……」。
お気持ちは分かりますよ。
それでは、つぎの項目で「スピリチュアル的」な観点で話をつづけましょう。
スピリチュアル的な観点からみた雨女について
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「雨女なんて思い込みでしょ?」。
「非科学的なことは信じないよ」。
このように考えているならば、こちらの項目は読み飛ばしてもらっても構いません。
ここでは「雨女」を「スピリチュアル的な観点」で考えます。
そもそも「雨を降らす」とする「神・霊」にどのようなものがあるでしょうか?
代表的なものとして、「龍神」(りゅうじん)があります。
「龍神」「竜神」と、「りゅう」の表記に種類が存在しますが、同義に考えて下さいね。
「龍神」は東洋で崇められて(あがめられて)おり、中国が発祥とされています。
「雨・風」をもたらす「神」であり、河川や湖沼などの主として、たびたび「昔話」に登場しました。
人間にとって決して「悪い存在」ではありません。
「龍神」と仲良くすることは「大切」です。
そのために、「龍神」をお祀り(おまつり)する「龍神神社」が各地に設けられたのです。
いわゆる「水乞い」「雨乞い」神社ですね。
こうした「龍神」が「守護霊」だったら……。
そうです。
もうお分かりですね。
「雨女」を「スピリチュアル的な観点」から見るならば、「龍神」を「守護霊」とする人なのです。
これって凄い(すごい)ことだと思いませんか?
「雨女」とよばれて悩む必要はありません。
あなたを「龍神様」が守護してくれているのです。
ちなみに、「龍神」は自然界に存在する「自然霊の一種」とされています。
その中でも「高位な存在」とされ、見守ってもらえたならば「最高の人生」を送れますよ。
雨女から脱出したいひとへ
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これだけ「素晴らしいパワー」の持ち主であるにも関わらず、「雨女」から抜け出したいと考える人は少なくありません。
「もったいないなぁ……」。
雨女ではない人はこのように思ってしまいますね。
本人は真剣に悩んでいるのに。
そこで、ここからは「雨女」からの脱出方法を「スピリチュアル的」に解説します。
「雨女」は「龍神の守護」によるもの。
ならば、「龍神」と会話することで「雨」をコントロールすればよいのです。
ただし、だれでも簡単にできることではありません。
やはり、有能な専門家への依頼が大切となります。
まとめ
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「雨女」を否定的に考える必要はありません。
また、科学的根拠が乏しいからといって、「迷信」と決めつけるのも良くないでしょう。
ご自分が「雨女」かも知れないと感じるならば、有効に「パワー」を活用してはいかがでしょうか?
そして、「雨女」がどうしても気になってしまうならば、「その道」の専門家を頼ることが重要です。
インターネットサイトを参考にすれば、情報を収集できるでしょう。
よりよい「人生」を求めて「最善策」を講じてくださいね。