「おそうじと風水」って、一体何?と思われる方もいらっしゃるでしょうね。
「そうじ」と「風水」って、とても密接した関係にあるのです。
風水では、吉方位に幸運アイテムを置くといいなどの話がありますが、そもそも、その方位である場所が汚れているのでは意味がありません。
どんなに立派なモノを置いたところで、モノがあふれ返っているとか、掃除が行き届いていない空間には、幸運も降りてこられない場所となっていると考えられるのです。
それでは「おそうじと風水」について、細かくみていくことにしましょう。
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モノがあふれ返っていませんか?
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いつもイライラしやすいとか、心が落ち着かないという方は、一度お部屋を見渡してみてください。
モノがあふれ返ってはいませんか?
ゴミが散乱していませんか?
自分の心の状態は、お部屋の中を見ると分かるのです。
いつもスッキリと整理整頓された空間に住む方は、心も同様にスッキリとした気持ちでいられるものです。
また、一見してキレイに整理整頓されているようなお部屋でも、引き出しの中がゴチャゴチャしている、家具の後や隙間にはホコリだらけなんていう場合にも、実はイライラなどの心身がスッキリしない原因の一つになっていることがあります。
自分の整理されていない心の状態は、お部屋の状態そのものと密接につながっているのです。
モノを手放してみる
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では、どうすれば片付いていないお部屋=心の状態から抜け出せるのでしょうか?
それは簡単です。
あふれ返っている「モノを手放すこと」です。
手放すと一言でいっても、単に捨てるというわけでなく、誰かに譲る、リサイクルに持っていく…ということも入っています。
もちろん感謝を込めて捨てるということもアリですので、手放し方に迷ってしまうくらいであれば、ゴミ袋にポイでもかまわないのです。
手放しの基準ですが、壊れているものや、古くなって使えないものは、考える余地なく手放しましょう。
2、3年未使用になっているモノ、例えば着ていない服なども、手放す対象です。
また、新しいけれども、見るだけで、なんとなくテンションが下がるモノも手放しましょう。
新しいモノも捨てられないという気持ちは分かりますが、そのモノを見るたびにテンションが下がるようなモノであれば、あなた自身を幸せにはしてくれません。
誰かほかに喜んでくれる人に譲るか、思い切って捨ててしまうのもアリなのです。
まずは「小さな」スペースから
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それでも、どうしても手放すことや整理整頓ができないという方には、小さなスペースから取り掛かってみてください。
たとえばキッチンの引き出しの一つ。
お箸やスプーンのカトラリーや菜箸、お玉、しゃもじ…などのキッチンツールが、ゴチャ混ぜになっている引き出しがあったら、その引き出しのみを片づけてみます。
その場合にも、一つ一つのアイテムとちゃんと向き合いながら、「これは要る。要らない」をやってください。
全部要るモノばかりと思いがちなスペースですが、自分自身にキチンと問い正しながらやってみると、意外と要らないモノだけであふれていることがあります。
そして片付けが終わったら、引き出しもキレイに拭いて、アイテムを収めましょう。
どうでしょうか?
一つのスペースだけでもキレイになった空間は、とてもスッキリしませんか?
この小さなスペースを片づけることができたとき、思いのほか、自分に自信がついています。
この「自信」こそが、どんどん飛び火となって、次々と「あっちも片づけてみよう。こっちもやらなきゃ」という風に調子が上がっていきます。
片付けが難しいと感じて動けなくなっている方は、まず「小さなスペース」から、取り掛かってみることをオススメします。
空いたスペースに幸運がやってくる
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そうして、片づけがどんどんと進んでいったお部屋には、「ゆとり」という空間が現れていると思います。
今までモノに押しつぶされるようになっていた場所から、壁なり床なりが見えることで「空間」を感じられるようになるでしょう。
この「空間」こそが「ゆとり」で、気持ちにも反映するのです。
イライラしていたときのお部屋と、今とを比べてみてください。
この気持ちのいい「スペース」こそが、幸運の入る場所です。
今までモノがあって入れなかった幸せが、空いたスペースに入れるように準備が整ったのです。
この「おそうじ」をしたことでやってくる幸せが、風水的な考えになっていますね。
「おそうじ」を続けることが大切
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モノが整ってスッキリし、埃はふき取ってキレイな空間が誕生したお部屋には、幸運が入り込みやすい場所と変わっているでしょう。
この空間をキープするには、「おそうじ」を続けていくことが大切です。
だからといって毎日毎日がむしゃらにということではなく、今日はココを掃除しようとか、片づけようとか、全体ではなく場所ごとに片づけてくと続きやすいと思います。
たまにはナシの日があっても神経質になることはありません。
自分自身で行いやすいルーティーンをつくって、楽しみながら「おそうじ」ができるといいですね。
あなたも「おそうじ」しながら「風水」を試してみてはいかがでしょうか。