体調を心配しても「大丈夫だよ」「気にしないで」と答える方いますよね?
中には本当に平気な方もいますが、実は無理をしていてSOSサインを出している方も。
彼らは苦しさを訴えることに抵抗があります。
「弱っているところを見せたくない」「自分ひとりで解決できる」といった心理が働いています。
この記事では、そんな「大丈夫」が口癖になっている方たちに優しく寄り添う方法を紹介しますね。
「大丈夫じゃない人」が無意識に出すサイン
「大丈夫だよ」と答えてしまう人は分かりやすいSOSを見せません。
むしろ声をかけたことで「うそ?バレてる?」と余計に無理をすることも…。
けれども注意深く見ることで気が付くことができます。
表情が固い
笑っているけれど、よく見ると目が笑っていません。
自分が「大丈夫」だと見せるためにオーバーリアクションをする。相槌がわざとらしくなることがあります。
この「明るさの温度差」がポイント。
返事をするのに時間がかかる
「大丈夫?」「…うん、大丈夫」普段ならスッっと答えられることも間ができてしまいます。
本当は否定したい気持ち、助けを求めたい気持ちを飲み込んでいる証拠。
過剰に謝る
過剰に謝ってしまうのもサインのひとつ。
「ごめんね、迷惑かけちゃうし…」と、何もないのに責め始めたら限界サインが近いです。
身体の動きが極端に減る/増える
自分の本当の気持ちを表せないストレスが体に出ることも。
例えば、急に口数が減る。貧乏ゆすりが止まらない。手をしきりに触るなど。
これらは心の余裕がない時に見られる行為です。
連絡頻度が低くなる
連絡が遅い、既読スルーが増える場合も。
悪意があってしているのではなく、「返事を返す余裕がない」状態です。
何を聞いても「大丈夫」と答える
一番わかりやすいサインがコレ。何を聞いても声をかけても「大丈夫」と答えることです。
この話を早く終わらせたい、これ以上この問題に踏み込まないで。といった本音が隠されていることも。
なぜ「大丈夫」と言ってしまうの?原因は?
心がギリギリな状態でも「大丈夫」と反射的に答えてしまう人。
そこにはどんな心理が隠されているのか?また、どうやって対応するのがいいのかを順を追って説明しますね。
迷惑をかけたくない心理
本当に困っていても助けを呼べないタイプです。
頼ることに抵抗があり「相手に迷惑をかけてしまう」「心配をかけさせたくない」意識が先行します。
弱みを見せたくない心理
心の限界を抱えていても隠すことで自己防衛をするタイプです。
弱みを見せたら、嫌われるのではないか?空気を悪くするのではないか?と平気な振りで自分を守っています。
人に頼れない心理
人に頼る経験が少なく「助けて」が言えないタイプです。
どうやって声をあげればいいのか分からず「黙って耐える」状況になっています。
自分でも分かっていない心理
我慢することが当たり前になり、自分でもしんどさが分からないタイプです。
本人が自分の状況を騙しているので、「まだ限界ではない、頑張れる」としんどさを言語化できません。
「大丈夫」と答える人に寄り添う方法
分かりやすく心配すると彼らはすぐに「大丈夫」と答えてしまいます。
こうならないためには、さりげない気遣いがポイントになります。
具体的にどんな方法があるのかを、言葉編と行動編に分けて解説しますね。
言葉編① 優しい声かけ
「大丈夫じゃないでしょ?」「具合でも悪いの?」と聞くと、きっと相手は否定せざるを得ないでしょう。
相手が受け取りやすい言葉をかけてあげるのがポイントです。
「ちょっと寒そうだね。これ使う?」「疲れてそうだから、こっち任せていいよ」と、気遣いがバレない形で伝えるのがベスト。
言葉編② 責めない肯定文から入る
「今日めっちゃ頑張ってるよね」「無理せずできる範囲でいいからね」否定せずに肯定文から会話をスタートしましょう。
人は褒められると本音を話しやすくなります。
言葉編③ 選択肢を委ねる
「疲れたら休めばよくない?」と言われたらきっと「大丈夫」と答えてしまいます。
「ちょっと休憩する?気分が晴れるかもしれないよ」「代ろうか?あなたに判断を任せるね」と意見を委ねることも大事です。
言葉編④ 迷惑がかかっていないことを伝える
「大丈夫」と答える人の中には「自分のせいで迷惑がかかっているかも?」と考えすぎている人もいます。
そんな方に有効なのが、「私はあなたの味方だよ」と伝えること。
「お話、聞こうか?」「頼ってくれると嬉しいな」と、あなたが弱さを出しても大丈夫な相手であることを伝えましょう。
言葉編⑤ 観察した事実を伝える
声をかけるだけでなく、これだけ見ていてあなたの体調に不安を感じるという事実を伝えましょう。
「声が少し掠れてるのが気になって」「いつもより口数が少ないね」否定しづらい事実を伝える、でも責められはいないニュアンスを含むのがポイント。
行動編① タスクを肩代わり
「作業代ろうか?」ではなく小さなタスクを自然に肩代わりするのがポイント。
「こっち、やっとくね~」と軽く済ませることで負担になりにくいです。
行動編② さりげなく出す
温かい飲み物などを差し入れる時のテクニック。
それは「余ってしまったから飲んでくれないかな?」というニュアンスを出すこと。本当はきちんと買ってきたものであっても、です。
相手に気を遣わせない、さりげなくが強調できますよ。
行動編③ 休むタイミングを合わせる
大丈夫でない人はなかなか自分から助けを声にできません。
そのため、私は休憩するけどあなたもする?といった行動をとるのがベスト。
行動編④ ハードルを下げる
終わらせなければならない仕事や作業のハードルを下げる行動が◎。
効率のいい作業方法を教える、急ぎではないことを伝える。こうすることで心理的な負担を減らすことができます。
行動編⑤ 止め時を作る
どこまでも頑張ってしまう人に対しては、止め時を作るのが有効です。
責めず、否定せず、「相手の頑張りを認めている」ことを示しましょう。
まとめ
「大丈夫」と言う人ほど、他人に負担をかけることを恐れています。
だからこそ、強く言わずに適度に心配していることを伝えるのが重要です。意識するのは「やりすぎない優しさ」
あなたの声かけや行動で、きっと心が軽くなる方がいるはずです。
周りにいるすぐに「大丈夫」と答えてしまう方を救えるように、この記事が役に立てれば幸いです。