初対面で大事なのが第一印象ですよね?
まだ親しくないうちは、「真面目」「ユニーク」「大人しい」などパッと受けたイメージがそのまま定着します。
例えば新入生や新社会人など、自己紹介をするシーンがあると思います。
「大学では心理学を専攻していました」「趣味は読書です」など改まった場面で誰だって印象を明るくするためにキャラを作ることはありますよね?
そんな中、自分とは違うキャラを無理矢理演じる人が増えてきています。
日頃から本当の自分ではなく作った『キャラ』を演じているのでツライ。やめたい。と感じる場面が出てくるはず。
どういったシーンで感じるのか、対策などをお伝えします。
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キャラ作りって?
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本来の自分ではない自分を演じることです。
本当は友達付き合いが苦手なのに得意なようにみせる、モテる自分をアピールするなどがあります。
たいていの場合、自分のコンプレックスを隠すために演じてしまうことがあります。
ひどくなるとキャラ作りのために嘘を重ねる結果になる可能性が否定できません。
相手に好感を持ってもらうためにキャラ作りは役に立ちます。
笑顔でいると話しかけてもらいやすいので、いつもニコニコキャラを演じるなどです。
いつも笑顔だと人が集まってきますし。信頼を得ることが可能になる可能性が高くなりますよね。
キャラを演じることで人間関係がプラスに働くことがメリットと言えます。
「初めて会う人がいるから、礼儀正しく振舞おう」「久しぶりに友達と会うから楽しくしよう」もキャラ作りの一種と言えるでしょう。
キャラ作りのダメなところ
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キャラ作りは自分を変えるという意味では素晴らしいアイディアです。
でも問題は、それがいきすぎてしまうこと。
エスカレートしてくると、本当はこう言いたいのにキャラっぽくない、本当はこうしたいのにキャラっぽくないなど制限がかかるようになります。
マニアックな話ができない
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普段からリア充ぶっていると、アニメやマンガの話ができない場面があります。
普段から「アニメなんて見ないし」という態度をとっていたら、なおさらです。
同じ作品が好きな人や趣味が合いそうな人がいても、共通の話題を話せない事態に…。
せっかく友達になれそうでも、自分のキャラ設定を守るために話せない場合にツライと感じます。
SNS
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例えばSNSでキャラ作りに疲れてしまう人がいます。
キラキラした生活を演出するために「今日はバーベキューをしました」「友達とライブに来たよ」など投稿を重ねる例です。
ツライと感じるポイントは、純粋にイベントを楽しんでいるわけではない点です。
あくまでもSNSに投稿することが目的で無理をしているので楽しいはずがありません。
それだけでなく、用事が終わったらさっさと帰ってしまうケースも。
ライブならアーティストの表情やMC、いつもと違うところを話し合う、カラオケにいって聞いてきたばかりの歌を熱唱するなど楽しみがありますよね?
それがない。できない例です。
もちろんすべて当てはまるわけではありません。
でもSNSを充実させるために「義務感」でイベントをこなしている方も多いのではないでしょうか?
続けていくうちに、ツライけどやめられない状態に陥ってしまいます。
周りの反応
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キャラ作りをしている時、最も怖いことが「キャラ作りがバレた時」ではないでしょうか?
キャラ作りが自分とはあまりにかけ離れていると周りが違和感を覚えることがあります。
おしゃべり好きではないのに、やたらと人に話しかける。やたらとしゃべっているけど、話自体がつまらなく中身がないと「アレ?」と思われも仕方がありませんよね?
「あなたらしくないわね」とズバリ言われでもしたら、ヒヤっとするどころではありません。
無理なキャラ設定だと、こうした違和感が生まれてしまいます。
キャラいじめ
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いわゆる「いじられキャラ」というものがあります。
わざととぼけてみたり天然ボケ気味なキャラクターがみんなに愛されます。
仲間に打ち解けられますが、エスカレートするといじめになってしまうこともあります。
何をしても怒らない、テレビのお笑い芸人のように笑いを取るためにいじめられるなどが考えられます。
本人は嫌がっているのに、いじられキャラの延長とされることも。
また無理な演じたおバカキャラにも注意をしましょう。
テレビなどで一時期おバカキャラが流行りました。
物事を知らない様がウケ、実際に面白いキャラクターも存在します。
でも、やりすぎると「常識がない」「本気で心配になる」と思わぬ反応を得ることも。
やりすぎないことが賢明でしょう。
対処法
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一度グループ内でキャラが定着してしまうとなかなか本音を出しにくくなるのは当然です。
さらに長い時間が経過していると、さらに言いに出しにくいですよね?
対処法としては、いきなり本音をさらけ出すのではなく小出しにする方法があります。
「最近マンガ読むんだよねー。」「アニメにハマっちゃってさー」など会話の中、それとなく出してみるのがいいかもしれません。
意外と話が盛り上がる可能性がありますよ。
キャラを無理やり続けていくと、いつか限界がくるでしょう。
バレなくても偽り続けることに疲れてしまうことに…。
キャラ作りに疲れる原因は、理想の自分と現実の自分のギャップです。
この差を埋められるように努力することが一番の近道ですよ。
まとめ
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『キャラ』を作って自分をよく見せようとすることは誰にでもあります。
問題は度が行き過ぎたキャラクター作りです。
四六時中、自分が生み出したキャラクターに振り回される結果になってしまいます。
ありのままの自分を受け入れることが、キャラクターなしに人と付き合えるポイントですよ。
難しい道のりかもしれませんが、キャラを気にせず人間関係がうまくいきますように。
お役に立てたなら幸いです。
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