2019年を占う12星座の物語8【蠍座】

蠍座の神話

『蠍座』の物語は、ギリシア神話屈指の英雄・オリオンに由来します。
よってこの星座についてご紹介するには、まずオリオンの話からさせていただく必要があります。

英雄オリオンは、海神ポセイドンの子として生まれました。
広大な海のすべてを支配するポセイドンは、最高神ゼウスに次ぐ強大な神でした。

よってその血を引くオリオンもまた、非常に優れた英雄に育ちました。

並外れた腕力に加え、大変な美貌の持ち主であり、さらには父ポセイドンから海を歩いて渡る力まで授かったのですから、まさに無敵の英雄といえるでしょう。

そんなオリオンにも、ひとつだけ大きな欠陥がありました。
それは性格がきわめて傲慢だったことです。

このことが、後に彼の運命をも決めることになります。

オリオンは大変な女好きの英雄としても知られています。
最初の妻を亡くしたオリオンは、ある島を訪れたとき、島の王女に恋をしました。

オリオンは王女に熱烈な求愛をはじめ、その父である王に結婚を許してくれるよう頼み込みました。

しかし王も王女もオリオンを好まず、王は執拗に結婚を求めるオリオンを、亡き者にしようと企てました。

王はオリオンに対し、王女と結婚する上での条件を出しました。
島で暴れている獅子(ライオン)を退治してくれば、結婚を認めると伝えたのです。

王としては、いくらオリオンでも凶暴な獅子にはかなわず、殺されるだろうと考えていました。
ところがオリオンは、この野獣をいとも簡単に倒してしまったのです。

オリオンに娘をやりたくない王は、約束を守りませんでした。
これに怒ったオリオンは、王女のところに乗り込み、無理やりに関係を持ってしまいます。

今度は王の側が激怒しました。

彼は一計を案じ、オリオンを酒に酔わせたところでその両目をえぐりぬいて、盲目にしてしまったのです。

いかに優れた英雄でも、目が見えなくてはなにもできません。
それでも、神はまだオリオンを見捨てていませんでした。

オリオンは神から下ったお告げに従い、朝日を目に浴びました。
そして太陽神の力によって、ふたたび目が見えるようになったのです。

窮地を脱したオリオンは、その後も紆余曲折を経て、月の女神アルテミスとの恋に堕ちます。
しかしふたりの恋仲は長くは続きませんでした。

あるときオリオンは、酒を飲んだ勢いでこんな言葉を吐いてしまいます。
「この世に俺ほどの狩人はおらぬ。獅子だろうが、熊だろうが、いかなる猛獣も俺にはかなうまい」

オリオンのこの言葉は、大地の女神であるガイアの耳に届きました。
自然の恵みへの感謝もなく、ただ己の力を誇示するオリオンに対し、ガイアは激しく怒ります。

そうしてオリオンのもとに、一匹のサソリを送り込みました。
サソリは難なくオリオンのもとに近づき、毒針で一刺ししました。

いかに英雄オリオンといえど、サソリの猛毒にはかなわず、ついに命を落としてしまったのです。

恋人のアルテミスは、オリオンの死にいたく悲しみました。
彼女は最高神ゼウスに、せめてオリオンを星座にしてほしいと懇願しました。

ゼウスはこの頼みを聞き入れ、オリオンは天に導かれ、オリオン座となったと伝えられています。
このとき、オリオンを仕留めたサソリもまた、その功を賞した女神によって星座(蠍座)とされました。

星座となってもなお、オリオンはサソリにおびえており、蠍座が空にあるあいだは姿を見せないのだといいます。

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蠍座の性質

蠍座のあなたは、英雄オリオンに果敢に挑んだサソリのごとく、一途で情熱的な性質を持っています。そしてオリオンを仕留めた尾の毒針に象徴されるように、高い集中力にも恵まれています。

また、サソリは恐るべき存在である反面、左右の大きなハサミといい、尾の曲線といい、他の生き物にはない造形美を有しています。

よって蠍座の人には、独特の官能的魅力というべきものが備わってもいます。
つまりは、神秘的でセクシーな面を秘めているのです。

蠍座の総合運

2019年の蠍座には、自分自身を向上させるチャンスが訪れます。

知識や技術を高めたり、ライフスタイルをリニューアルするなど、ステップアップのきっかけをもたらす時期となります。

また、周囲の人間関係に入れ替わりが生じ、これまでとは違うタイプの人との出会いが生まれます。

蠍座ならではの集中力を自分の成長につなげ、その魅力で新しい人脈を広げていくことは可能です。

もっとも、時には固定観念が邪魔になることもあるので、注意が必要です。蠍座は一途である一方で、これまでの考え方を捨てられない面があります。

特に2019年は、自分の未来につながるのであれば、新しい考え方や人脈を取り入れていくことが重要でしょう。

蠍座の恋愛運

人間関係が入れ替わる時期であるため、パートナーがいる人は、相手との関係性に揺らぎが生じることもあります。

すれ違いが起きたり、お互いのスケジュールが合わなくなったりして、これまで親密だったパートナーと距離ができてしまうかもしれません。

すれ違いを乗り越えれば親密な関係に戻りますが、ここから別れに発展することもあり得ます。
もっとも別れに至ったとしても、それは悲観すべきことではありません。

今年はあなたの人間関係が入れ替わる時期であり、その一環と見ることができるからです。
ほどなくして、新たな魅力的な相手が目の前に現れることでしょう。

現在フリーの人は、この先長くお付き合いできる相手と出会う可能性があります。
学校や文化的な集まりなどで、いい出会いに恵まれやすいでしょう。

自分のカラに閉じこもることなく、いいと思った相手には積極的にアプローチすることが大切です。
蠍座の官能的魅力は、あなたが思う以上に人をひきつけます。

新しい相手とも自信を持って接しましょう。

蠍座の仕事運

出典:pixabay

仕事量が増えて大変になるかもしれませんが、仕事に対するやりがいや手ごたえも得られる一年です。

仕事のスキルを実戦で伸ばすのにもってこいの時期であり、蠍座の集中力が大きく発揮されることでしょう。

とにかく仕事に対する目的意識を高く持って、「この仕事で何を重視し、何を成し遂げるか」を常に考えて取り組みましょう。

あなたの集中力と一途な情熱が生きてくるはずです。

蠍座の開運術

蠍座はもともと、情熱や集中力には高いものがあります。

自分のカラに閉じこもることなく、未知の世界、未知の相手とも積極的に触れ合うことで、その可能性はさらに広がります。

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